桜海老のかき揚げ

厚み増す富嶽冠雪


一昨日夜の雨は激しいものでしたが
予想通り富嶽の冠雪は厚みを増していました
この季節は北西からの強い風でかなり舞い飛んでしまいますが
それでも根雪になるのは間違いなさそうです

2:23pm, November 28. 2024. @Fujinomiya-City

厚み増す富嶽冠雪   SUN TELE-AUTO 300mm F4.5 MC  SONY α7

 
 

 
 
 
 

桜海老のかき揚げ

秋漁解禁後お初の登場

駿河湾名産の桜海老秋漁は例年10月下旬ころから始まりますが、ここ十数年は漁獲高が減少しているため2018年から「保護区」の設定や「水揚げ制限」そして「漁期の厳密化」など資源量の確保と保護のため自主規制に努めている県桜えび漁業組合であります。
その甲斐あってか昨年から若干量ではありますが水揚げは回復傾向にあり、今年もその秋漁開始を少しだけ遅らせて11月4日に解禁となりました。

生桜海老

この初水揚げを心待ちにしていらっしゃる方も多く初競りも賑やかに行われましたが、その初期は首都圏などの市場に運ばれるものが多くなり、地元の人々のクチに入るのは少しだけ後になってのこととなります。
そして先日ようやく近所のスーパーにその姿を見ることが出来ました。 秋漁解禁後お初の登場です、いや~嬉しいですねえ。生でそのプリっとした甘みをいただくのもよし、釜揚げで優しい香りをさっぱりいただくのもよし…けれども白眉はやはり「かき揚」でしょう。香り・旨味・食感、どれをとってもパーフェクトなのが『桜海老のかき揚げ』なのですよね。

桜海老のかき揚げ   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

ヨケーな小細工はしません、葉ネギを少々彩りに混ぜるだけです。由比や蒲原の漁師さんをはじめ古くから桜海老に馴染んでいらっしゃる方々は、そのネギでさえ入れないと聞きますが、まあムカシは安かったのもありますし、またピュアな風味を思いっきり楽しみたいならソレしかありませんから。
あぁジツに香ばしく豊かな旨味、そして海の滋味に包まれた甘みが至福の時をもたらしてくれるわけです。調味はもちろん地元の粗塩だけ、シンプルな旨味がサクサクとした歯触りにいっそうの幸福感を加えてくれます。
その桜海老の秋漁は12月下旬で終了、あと何度かはこいつを楽しめるかな。
 
 



霜月の庭風景  秋薔薇三態


よく咲いてくれた黄色の秋薔薇
たくさん咲いていれば目に留めることもないのでしょうけれど
お終いの三つは開き始め・満開・末期と三態での披露
あ~コレが朽ちて来年の春まで待つのね…としみじみ

霜月の庭風景 秋薔薇三態   Nikon  NIKKOR-P・C Auto 105mm F2.5   SONY α7