■ 梔子の実の天日干し
使うアテもないけれど
素敵な香りのする白い花を咲かせ、そして晩秋にはその実を朱く色濃いものにする梔子。今年もまあまあそこそこに実を結び、先日その収穫をしました。
主にご飯や栗などを美しい黄色に染める天然色素として使われますが、当家に於きましてはそうした用途での着色の予定もなく、昼食の「かき揚天ぷら蕎麦」をずるずるはふ~しながら、さてナニに使いますか…などとぼんやり考えるエロおやぢであります。
こうして例年この梔子の実の天日干しをしますが、単にコレをやりました…ってだけのハナシでお終い、その後はジップロックに封入されて来年までそのまま引出しの中に…というのが毎年繰り返されております。ジツに不謹慎と云いますかもったいない話なのでありまして、どちら様かが有効にお使いになられるということならば喜んで差し出します。ただし3コで税別¥100…と云うのはウソですよ、もちろん無償でですからね。
ちょっと調べてみますと食品ばかりでなく、草木染に利用される方もいらっしゃるようですね。まあそれは特殊なことのようですから、やはり中心は食品を品の佳い黄色に染めることが主体となるのでしょう。
和菓子や冷菓、そして栗きんとんやお漬物といったところが一般的のようですが、RTS治療に必需品となる中華麺の色づけにも使われるようです。
う~ん、しかしどれもエロおやぢには手出しできないものばかりですな。シツコいようですが、同時に天日干しした月桂樹の葉とセットで差し上げますよ、欲しい方がいらっしゃるのでしたら。
■ 晩秋の庭風景 水仙の開花と逆光楓紅葉
今年は水仙の開花がとても早いものでした
たいていは新年が明けてからなんですけれど
先日から花芽が膨らんでおりまして
まさかの冬至前開花であります
相変わらず楓の紅葉を面白がって撮影しております
昭和三十年代に製造された旧いレンズですが
モロ逆光でも意外なほどに画像の乱れや破綻もなく
もしかしたらエロおやぢの肉眼よりちゃんとしているかも知れません