焼鳥を塩で

焼鳥を塩で

ヘンタイ系晩酌にも人生の機微

久々に鶏肉を根深葱と共に串打ちして『焼鳥』を楽しみました。しっかりエンミの効いた…って誰だい、そんな阿呆な日本語を使う奴は。近ごろ耳にすることの多いこのヘンな言葉、いったい何なんですかエンミって。
美味しいフルーツを食べて「おぉ~カンミが感じられていいですね」なんて言うヒトがいるのかい?違うだろ。世間一般では昔から " シオアジ " ってのが常識なんだよ、エンミなんて発言して高尚な食レポしてるつもりなのかね、全くヘンな世の中になったものです…って脱線ですよ、元へ。

焼鳥   MINOLTA MC ROKKOR-PF 50mm F1.7  SONY α7

このところタレで調味した焼鳥が続いていたので、たまには塩味もいいじゃん…てなところです。本来はタレ味が好きなのですけれども、塩で調味した焼鳥も捨て難いものがありますからね。盛夏のころに塩でバシッと決めた焼鳥で冷たいビールをキュ~ンと飲る快感は忘れられないものでありますし、何より鶏肉本来の風味をしっかり確かめられるところがいいのよ。寒さも増して甘みを蓄えた根深葱の、あのトロリとした食感や香りたつ旨味も溜りませんね。
それならいつでも塩味にすればいいじゃん…と思いますけれど、なかなかタレ味の麻薬テキ魅力からは離れ難いものがあります。ただ燗をしたコップ酒で塩ヤキトリと云うヘンタイ系晩酌にも人生の機微と面白みを見出すってのは確かなことでして。
 
 



師走の庭風景  梅の花芽


厳冬期に向って粛々と準備を進める梅
晩秋のころから小さな小さな花芽は出ておりましたが
ここにきてハッキリと目立つようになっております
新年睦月の末ごろには初梅が楽しめますか

師走の庭風景 冬至の梅   Tokyo Kogaku RE.Auto-Topcor 5.8cm F1.8  SONY α7