■ ステーキソースのハンバーグ
タマネギとお醤油ならではのシゴト
ハンバーグと云えばデミグラスソースが相棒と相場は決まっているものです。たまにトマトソースで煮込んだものやクリーム系のソースでおめかししたものもありますが、まあフツーはデミグラスソースでしょうしソレが一番パティの美味しさを引き出してくれるものかと思います。
そこで偏屈者と致しましてはナニか別のいただき方がないものかとヨッパ頭でもっさり考えるわけですよ。もう人生の半分はとっくに過ぎているし、今さら過去の引出しのナカミを引っ掻き回しては新たな変化を追い求めなくたっていいじゃないか…とも思うのですが。

ただそんな脳内作業をしているうちに、以前に某レストランでそのハンバーグをステーキソースで食べさせる処があったような記憶が蘇ってきたのです。うんうん、そうそう...タマネギがベースのお醤油系ステーキソース…確かけっこー甘めの調味が施してあったはず…そんなに目新しい調味ではないけれど、ふくよかで濃密なお味が流行りの昨今のグルメ事情に反旗を翻すようなレシピって素敵じゃないか、お~っしソレでいこう。
それにしても最近のテレビ番組のレポーターやアホバカタレントは、二言目には「濃厚な…」と言いやがる。なんでもないフツーの調味であっても「濃厚ですねえ」などとバカの一つ覚えみたいなことしか言わないのね。ソレがシゴトなんだからもっと勉強して表現の幅を拡げなさいよ、本当にボキャブラリが貧困なんだから。もうお気づきの読者さんもいらっしゃるでしょうけれど、この「濃厚」ってコトバね、エロおやぢは敢えて使わないようにしてきました、だって一緒にされたくないもんね…って脱線ですよ~元へ。

デミグラスソースが生みだす深淵なお味の世界とは違い、もっと直接的で挽肉をコネたパティーそのものズバリみたいな世界があります。へえ~ステーキソースもなかなかヤルじゃん。そうねヤキニクのタレに近いサークルに居る感じ、ベタベタとクチに残らない旨味が肉質の優劣を如実に物語っていて、これはやはりタマネギとお醤油ならではのシゴトかと思いますよ。ただ上級の牛挽肉と普及クラスの牛挽肉ではハッキリその差が判りますけれど、例え庶民派クラスを選んだとしても美味しくいただけることに変わりはありません。デミグラスソースにちょっと飽きてきたらお試しする価値は充分にあると思います。
一緒にいただいた赤ワインはイタリア産のオーガニックものですが、ラベルのイラストが「赤ずきんちゃん」のワンシーンのようでして、何か謂れがあるのでしょうけれど、メンドくさくて未だ調べておりません、はい。
■ 睦月の庭風景 檀の実
すっかり葉を落とした檀の樹
餅花のように赤い実がついておりますが
ナカミはとっくに散ったり野鳥さんにさらわれたりして空っぽです
真冬の寒風に揺れる様子が如何にもな寂しさ
