■ 年越し柚子と生牡蠣
柚子果汁でいただく旬の味
ちょうど昨年末の冬至のころに収穫した柚子ですが、昨年は実になった数も少なく果汁を搾ったり果皮をグラニテにしたりなどすることもせず、籠にいれたままボチボチと使っておりました。年を越してしまいましたが冷暗所に置いてあるので左程萎びることもなく、思ったより皮にハリのある状態なのでもう少し先まで使えそうな感じです。

そんな柚子を『生牡蠣』にじゅわっと絞ってちゅるっといただくのがサイコーなんです。もちろん海で獲りたてのものならば殻を剥いてそのままちゅるんが文句なしの優勝なのですが、今期はそのような機会もなく " 剥き牡蠣 " を塩水パックしたものを購入してきました。まあこの季節ですからどうしてもナマでいただきたくなるのは必然でありまして、パック封入ものでガマンしなければならないのは致し方ありませんね。
オイスターバーや和食の料理店などでいただく場合は、レモンを搾ったりカクテルソースで供されることが多いのですが、たまにケチャップソースやウスターソースといった変化球が投じられるケースもありそれぞれに美味しさがあるものです。英国ではスコッチウイスキーを垂らして食すのが紳士の嗜みと言われておりますが、未だ試したことはありません。

しかしエロおやぢの流儀と致しましては柚子の果汁でサッといただくことを最上と捉えており、同じ柑橘系果汁であってもレモンより香りに偏りがなく、和食の範疇であることを逸脱しない柚子が他に類を見ない柑橘酢であると思うのですよ。個性はあるけれど他の食材を邪魔しない香りやほのかな苦み、そしてオトナの清涼感とでも云うべき微弱な甘みを伴う酸味が他の何物にも代え難い柑橘だと思うのです、うふふ…柚子果汁でいただく旬の味。そして唐辛子と柚子で発酵させた新潟の「かんずり」がまたよく合うのよ。
あぁやっぱり生牡蠣には柚子だよなあ…脳ミソの硬直化だと言われようが構いはしないさ。
■ 睦月の庭風景 乾燥する柏葉
春先までにはすっかりその葉を落とすのでしょうけれど
枯れた柏葉がまだ何枚も枝先に残っています
すっかり乾燥してカラカラと軽い音をたてては揺れておりますが
風に飛ばされ地面で舞う姿など哀れを感じます
