■ プリンアラモード
ふじのみやプリンまつりとクラシックプリン
富士山の南西麓に位置し朝霧高原を有する哀愁のイナカ町は昔から畜産業が盛んで、近年は畜肉だけでなく乳製品や玉子の生産量には目を見張るものがあります。殊に鶏卵の産出額は何と日本イチという栄誉に輝いておりまして、その食味の佳さと共に自慢のひと品です、" 富士宮焼そば " だけじゃないんですってことをお知り置き下さいませ。

乳製品製造が盛ん、鶏卵も豊富にある…とくればそりゃもうスイーツの高みを目指す方々が集まってくるってものです。こんな小さなイナカ町なのに、洋菓子店が非常に多く存在し、またどちらのお店も高い評価を得ているのは、地の利とヒトの意思が上手く重なり合った素晴らしい例ですよね。
そして今年も「ふじのみやプリンまつり」が開催され、多くの人で賑わった会場であります。エロおやぢは所用があってお伺いすることが出来ませんでしたが、あぁ惜しかったなあ…やっぱりいろいろ楽しんでみたかったじゃん...と地団太踏んで口惜しがったものです。

そしてそんな鬱屈した日々の中で、いつも拝読している読者さんのブログで " レトロ可愛い 「PRONTO」かなり固めのクラシックプリン " という記事に出会ってしまうわけです。うっわ~ヤラれたぜ、今どきのヤワなやつじゃなくて、こーゆートラディショナルなプリンが食べたかったんだよねえ…と目つきがとろ~んとなってしまうのですよ。
まあ今更ジタバタしても仕方がありませんので、ここはそうしたクラシカルプリンに出会える日を待つことにしましょう…ってか、どちらかと云えば待つというよりもヒマさえあれば探していたというのが正確なところです。
ところが案外にそうしたチャンスは早々に巡ってくるものです。新鮮な鶏肉や飲むヨーグルトを購入しに行った農民市場で、この " 手造りプリン " と " 朝採り紅ほっぺ " に巡り合うわけです。世間一般ではこーゆーコトをカモネギとか呼ぶのでしょうか、たとえ「ふじのみやプリンまつり」に出店していなくても、こうした少量生産のお店がたくさんあるところが、この町のレベルの高さを示しているようです。

『プリンアラモード』なんてものを食したのは何年ぶりのことでしょう、いや何年じゃなくて何十年だよな。しかもまさかテメーで作ってのことなんて笑えますけれど、まあ酔狂でいいじゃないかと思います。
本来は「プリン・ア・ラ・モード」というフランス語で " 流行のプリン " という意味ですが、ニッポンではすっかり定着して続けて発音する日本語化していますのでそうした表記にしています。喫茶業界では「プリアラ」などと短縮形もフツーになってますしね。
フォトは紅ほっぺにキウイフルーツとバナナだけの楚々としたものですが、隠れてはいますけれど後方にはホーキーポーキーもきっちり盛合せてあり、いちおー『プリンアラモード』の定義は踏襲しております。
いやいや、文句なしに美味いですよ。あぁまた喰いてえ…。

