■ 豚ロースの生姜焼
何も考えなくったって美味い
" ひもの " と云えば全国テキにその名を馳せる沼津でありますが、やはり少しでも若年層の魚離れを喰い止めたい意図があるのでしょうか、こんなネーミングのパッケージを母上が購入してきました。
その名も「天才ひもの」…う~ん、ナカミは一見フツーの鯵の干物のように見えますが、京都大学の学生さんと沼津の水産会社が共同開発したという商品ですね。

いったいドコが違うんだい…と思いましたけれど、パッケージにはそのような説明書きは貼付されておらず、きっと店舗売場のPOPなどにその旨が告知されていたのかと思います。ちょっと知りたかったなあ…きっと母上はそんなことはドッチでもよくて目もくれなかった...と想像します。
でも確かに美味しい鯵の開き干しでした、ふんわりソフトな身肉と脂のりがその優秀さを物語っております。ネームのロゴを黒枠つき白バックで黒文字にしたのはキャッチーでよかったけれど「ひもの。」と末尾に句読点のマルを入れたら完璧だったなあ…などとヨケーなことは言わなくて宜しい、素直に美味しかった…でいいじゃないか。
さて翌日の晩酌は定番の『豚ロースの生姜焼』であります。特に変わったことはしておりません、タレを例の「エバラ黄金の味 焼肉のたれ 甘口」に生ショウガを皮ごとガリガリザクザクたっぷりコレデモカうりゃぁ参ったか~みたいにスリおろして入れることくらいです。

あ~やっぱり美味いっす。これだよこれこれ、何も考えなくったって美味いんだから。
薄切りした豚バラ肉て作ったものもゴハンに乗せればショウガ風味のタレがしみしみで美味いし、このようにやや厚くスライスした豚ロース肉をがっつりあぐあぐ頬張りながら白めしをはふはふするのも堪えられない快感があるし、まあその辺りはその日その時のキブンで決めれば宜しいのです。
いづれにせよ生姜味のタレがシミたキャベツの千切りや、テキトーに作ったナポリタン風のスパゲティーがお醤油味に侵食されてゆくイナタいお味を楽しむのも、このひと皿をいただく楽しみの一つでもありますね。

ちょっとご無沙汰していた「静岡麦酒」を相棒にしました。やはりこのビールは一級品ですよ、まあ正直申し上げましてあまり大量生産しないでいただきたい、一般小売店での販売は自粛が望ましい…などとカッテなことを思ってしまいますが、ん~じゃあオマエはこれが飲みたくなったら特定の飲食店に足を運ぶのか?と問われれば、返答に困るのは必至なのでありまして、ここでもヨケーなことを発信するのは控えるべきでしょう。そのうち老害などと蔑まれるようになるのがオチってもんです。
■ 卯月の庭風景 スズランと柿の若葉
庭のスズランがぼつぼつ咲き始めました
以前は一か所に集まって群生していたのですが
昨年あたりからあちこちに散ってしまいましてね
花が終わったら移植して体裁を整えないとなあ…

パ~ン!元気いっぱいにライムグリーンを空に散らす柿の若葉
もう溢れんばかりのエネルギー感に満ちていますね
去年はカメムシに悪戯されて実のデキが悪かったけれど
今年は予め対策を練っておくことにします
