■ ネギマ塩
これなくして呑み助の肴を語るなかれ
とにかくヤサイが新鮮で安いのでもっと農民市場さんには足を運びたいのですけれど、クルマで15分程度かかる上にずっと上り坂…まあその程度なら負担でも何でもないわけですが、何せ拙宅から徒歩5分圏内にある山梨県系スーパー某OGという強力なストッパーに阻まれて、なかなかその思いを実現できないのであります。

それでもたまに意を決してエイヤコラと出向き、昨日の駄文日記のように " いちごサンド " に心身を捧げたり、新筍の茹でたものを買い求めるとか、そしてこの日のように市内の養鶏場がプロデュースする生の焼鳥ネギ間串に晩酌の主役を任せる想像に耽ってはニマニマが止まらないこともあるわけです。
うふふ、寒い季節はタレで焼き上げた焼鳥を愉しんだけれど、これからは塩焼で攻めるのもいいよね。お味がボケないようにバシっと振り塩を決めるんだ。以前はゲランドの塩とかアンデスのピンクソルトなんてものも使ってはいたけれど、このところは静岡市の広野という安倍川の河口で製造している「あらしお」という県内ブランドの粗塩のみになっております。ねぇ、安いけど食味と品質は申し分ないのですよ。

あぁヤキトリってけっこー久方ぶりですな、やっぱり居酒屋メニューのド真ん中、これなくして呑み助の肴を語るなかれ…てなもんです。
市内の養鶏場さんで毎日串打ちしては出荷しているだけあって、とにかく鮮度が抜群…イコールめっちゃ美味いってことなのですね。ソコラの焼鳥では三本程度しかクチにしない母上がこの5本の塩焼鳥をペロリと平らげてしまうことからも、そのエクセレントな美味しさを感じていただけますでしょうか。

そしてこの『ネギマ塩』に呼応するように準備したのは近隣のお豆腐屋さんが製造しているザル豆腐ですね、こいつも一級品であります。多分デパ地下なら¥500前後はするクオリティーのものが三百円台…もうバチ当たりな価格設定に呑み助の頬はユルみっ放しとなるのです。あぁこれも旨いなあ、フォトは半分量にカットしたものを一人前としたけれど、暑くなったら全量を一人で喰おうじゃないか。
県内工場で製造されているビールをぐびりと飲りながら、そう云えばそろそろ " 初鰹 " ってものもいいよなあ…などと気付くわけです。今は遠洋からの冷凍モノなら周年店頭に並んでいるけれど、やはり近海産のものが食べたいじゃんねえ…今日は後でちょいと偵察に向いますか。
■ 皐月の庭風景 逝く花 来る花
黄昏時のベニサラサドウダン
すっかり色も濃くなって散り始めるサインかな
先日の雨でもっと散り落ちるのかと思っていたけれど
ひとつもそうしたものがなかったのには驚きました

ブルーに変化している紗雅は
疲れを感じさせることもなくちょっと羨ましいのよ
すっかり日没が遅くなった夕刻
仲良く二輪並んで最後の華やかさをアピールしています

さて初夏ともなれば薔薇が本番を迎えますね
当家の庭にも鉢植えながら大輪の黄薔薇があります
花芽もすっかり膨らんで今か今かと期待
地植えのミニバラたちもスタンバイしてますし
