鶏手羽先の照焼

鶏手羽先の照焼

何と言っても手でしっかり掴んで食す快感

居酒屋さんでは唐揚、焼鳥屋さんでは塩焼が人気の鶏手羽先ですが、しっかり下味処理をした照焼も非常に美味しいものです。皮にコラーゲンを多く含み、また身肉も淡白なものであるため中途ハンパな味付けでは物足りなく感ずるものなのですよ。

越の若どり 手羽先

お醤油をベースに酒・味醂そしてお砂糖やホワイトペッパーなどが下味の基本になりますけれど、ちょっと個性を持たせてみたい時は青唐辛子やナンプラーといった外人部隊の導入も愉快な任務遂行が可能となります。
ほんとうは半日ほど冷暗所で漬け込むと宜しいのですが、お急ぎの場合は30分程度でも構いません。ただしその節はフォークなどでブスブス突き刺してお味がシミ込みやすくすることと、ビニール袋などに入れてよ~くモミモミうっふぅ~ん♪ してやると快楽に導きやすくなります…ってなんか方向性が違う気がするんだけど、まあいっか。

鶏手羽先の照焼   Carl Zeiss Jena Tessar 50mm F2.8 (M42 Zebra)  SONY α7

焼き加減も若干強めのほうが皮の香ばしさも手伝ってより美味しく感ずると思います。あぁジツに旨いなあ、ストレートに焼いただけなので身離れはイマイチなのだけれど、それもカジカジちゅうちゅうしながら味わい尽くす愉しみもあっていいものですよ。
仕上げに振った麻辣ペッパーは山椒や唐辛子そして黒胡椒などがミックスされたものですが、これがまたいい刺激になってヒィ~てなカンジですな。お持ちでなければフツーの黒胡椒でも構いませんが、出来ればミルつきタイプで新鮮な香りと辛みを楽しみたいところです。

キリン 晴れ風

鶏手羽先は他の部位にはない旨味があって、やはり皮下や関節に多く存在するコラーゲンの役割が大きいと思います。ニク部分の食味が淡白なだけにそこを補ってくれる重要な成分ですね。
そして何と言っても手でしっかり掴んで食す快感、これがこの食の根幹を成す作法かと思うのです。ただし片方の手は鶏手羽先に触れないようにしておき、ビールのグラスを保持するために乾いた状態をキープしておくことが肝要です。うふふ、さあぐい~っといってくれい。
 
 

 
 
 
 

皐月の庭風景  ヤツデやミニ薔薇


モチの木の木蔭にひっそりと開くヤツデの葉
このなめし革のような光沢が好きです
野鳥さんたちが来てフンなどで汚していったりしますけれど
雨が降れば元通りのつるつるピカピカ

皐月の庭風景 木陰のヤツデ   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 


庭のあちこちにドクダミが繁茂しておりますけれど
漢方などの薬草でもあるってことで
イタズラに天日干しなどしてみました
さてどうやっていただきましょうか

皐月の庭風景 ドクダミの天日干し   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 


先日からぽつぽつと開き始めていたミニ薔薇
鮮やかなクリムゾンレーキが次第に面積を占めてゆきます
未だ二分咲きくらいですが
一週間ほどで最盛期となるでしょう

皐月の庭風景 ミニ薔薇が咲き始める   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5