ただの『回鍋肉』と思うなよ

ただの『回鍋肉』と思うなよ

絶妙にスキマを埋め合わせ

エラソなタイトルをつけてしまいましたが、ごくフツーの『回鍋肉』にタケノコを加えただけのものです。
まあ一般的なものではタケノコなんか入ってませんから、ちょいと「オレのは違うんだもんね~」と自慢のひとつもしたくなるものですが、実際に食してみればそのお味に膨らみが出来てとても美味しいものであることを保証致します。

回鍋肉の食材

巷のオサレ系中華料理店さんでは赤黄パプリカなどもフィーチャーしてバエるひと皿を提供されておりますし、また過去にはエロおやぢもそうしたレシピで調理しては悦に入ったものですけれど…いや決してソレが見た目だけのハッタリ野郎だとか思うほど美味しいものではない申しあげているのではなく、また別の方向性と云いましょうか『回鍋肉』本来の美味しさをブラッシュアップするための工夫として研鑽を重ねた結果なのですよ。

回鍋肉   Mamiya AUTO mamiya/sekor 50mm F2  SONY α7

この『回鍋肉』の美味しさはバリバリと食感を楽しむキャベツやピーマンの青臭さと、ぐにぐにとした旨味を奥歯で味わう豚バラ肉の対比にあるわけなのですけれど、そこに介在してくる甜麺醤(テンメンジャン)の甘みや豆鼓(ドウチ)の奥深い塩辛さが他のお料理にはない多面体を生み出していて、不肖エロおやぢに於きましては最も好む支那料理のひとつとなっております。
ところがそこに乱入してくるタケノコと云う食材はお味や香りに強い個性があるわけでもなく、また食感も若干サクポリっとはしておりますが得体の知れない中庸さがあって、ベツになくたっていいじゃん…と思えたりもするのですけれど、これがまた絶妙にスキマを埋め合わせてくれるわけですよ、なんだか理由はよく判らないけれど、とにかく美味いんだな。

THE PEEL

なんなら春キャベツと春ピーマンに旬のタケノコだけを甘辛味噌だけで炒めたものだって旨いんじゃないか…と思えるくらいでして、いちおー来春にはそうした実験テキ支那料理にチャレンジしてみたいと思っているのですよ、まあそれまで生きていればのハナシですが。
あまり季節感の無い常備野菜ばかりなので、実施はいつでもオッケーですよね。蒸し暑さの増すこれからにも好適なお料理ですから、いちどタケノコ入りにも挑戦してみて下さい。
以上、新商品のレモンサワーをぐびっと飲りながらエロおやぢがお伝えいたしました。
 
 

 
 
 
 

皐月の庭風景  梅雨入り前のひととき

 


青々と新葉が茂る柚子の枝になにやらもぞもぞと動くものが…
あら~アゲハチョウの幼虫ではありませんか
あまり食い荒らしてしまうようであれば駆除も視野に入れなければなりません
え~っとぉ…いちにいの三匹…いますよ

皐月の庭風景 アゲハの幼虫   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 55mm F2.8  SONY α7

 
 


今年もその枝を先日から成長させているホタルブクロですね
なんとオランダカイウの領域にまで侵入して花を咲かせています
ちょっとココはまずいんじゃないですか?
花が終わったらお引き取りいただくことにしますよ

皐月の庭風景 赤紫のホタルブクロとオランダカイウ   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 


そして花芽を拡張していた額紫陽花も
いよいよ開花しました
これほど雨や曇天が似合う花もありませんよね
走り梅雨かあ…

皐月の庭風景 額紫陽花の咲き始め   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5