■ 梅雨入り前の富嶽
終日降り続いた一昨日の雨は
梅雨入り目前と云うのに富嶽に冠雪をもたらしました
ほんとうに薄っすらではありますがまさかこの時期に…
流石にこれが最後でしょう
6:46am, May 28. 2025. @Fujinomiya-City

■ 海力(かいりき)
冷奴と魚のお刺身と旬ヤサイのいいとこ取り
未だバブルの余韻が残るころ、大田区大森の某居酒屋さんで知ったお料理です。日本経済の破綻と凋落を微妙に感じつつも、やれやれ今日もシゴトは終わったぜ!とノーテンキに居酒屋で気勢をあげる若き日のエロおやぢでありました。

様々な規制が緩和され輸入される食材やお酒の類が安価に入手できるようになったのもあって、巷には優秀なフレンチやイタリアンのお店が目白押しとなりましたが、結局は昔ながらの居酒屋さんの居心地がよくてあちこち飲み歩いたものです。
まあ基本は焼鳥やお刺身といった伝統テキ酒肴に舌鼓を打つことが多かったのですけれど、お豆腐に小さく刻んだ刺身や薬味を添えていただくこのお料理には少なからぬ衝撃を受けました。

冷奴と魚のお刺身と旬ヤサイのいいとこ取り…先ずはそれぞれのプレーンな状態を味わい、それからミックスした美味しさにヨロコび、最後はウズラの玉子を崩して別世界を楽しむ…ひと皿で何度も美味しいそんな玉手箱なのですな。お買い得な " お刺身切り落しミックス " みたいなパックを購入してきてはその再現に努めてみました。お馴染みのマグロやサーモンだけでなく、ブリ・真鯛・帆立貝柱もたっぷり入っていて満足です。
間もなく梅雨入りという、ちょいと蒸し暑くなり始めのこの時期に食べたくなるものですね。考えてもみれば春夏秋冬それぞれに旬食材のスタンバイが可能なのでありまして、もっとヴァリエイションの追及をしてもいいかな…と思います。

今こうしてチラっと考えるだけでも幾つかのレシピはスグに思い浮かぶので、これはシリーズ化して皆様の食生活のお役に立てるようになればいいかな~とも思いますよ。
うっかり地酒の用意をしていなかったので西国のものになりましたが、それでもこの広島西条のお酒はかなり優秀です。というか哀愁のイナカ町にある四大酒造さんのお酒との共通項が多く見受けられ、地酒に慣れ親しんだ舌にも何の違和感なくいただけるのは有難いことなのです。
■ 皐月の庭風景 雨滴に潤う花たち
キラキラと輝く銀の雨粒
暗い石壁をバックにしているので引き立ちます
朝起きて庭に出てみれば
真っ先に目に飛び込んでくる輝き

四方に拡がる変顎も少し色が濃くなってきました
他にもたくさん花蕾があるのに
この茎だけが先行しているのは
紫陽花劇場のプレオープンってことですか

昨年は大きくなり過ぎたムラサキゴテンです
母上がバッサリ切り詰めてくれたので
今年は整ったカタチで展開しています
色は違えどムラサキツユクサの仲間ですね

様々な紋様で楽しませてくれる蔓薔薇
ひとつの株からこれほど多様なものを見せてくれて有難いことです
それにしても半分ピンクって…
気持ちに余裕がないとできないワザかな
