■ もやぴー肉絲
モヤシピーマン+牛ロースでアップグレード
先日は旬のタケノコ入りの「回鍋肉」を作っては食したので、今度は「青椒肉絲」じゃい!と勇んで買い物に出かけました。まあ当初の目的通りソレにしてもよかったのですが、この日の特売は何と鹿児島黒牛の上級グレード品を半額にしちゃうもんね…てな廉売に遭遇し、思わずグラっと煩悩の発露を意識するわけです。

平素はクチにすることの叶わない高級牛肉、しかも旨味香り共に豊かで柔らかなA4ランクの黒毛和牛リブロースだぜい、こんな逸品にココロ穏やかでなくなるのはエロおやぢだけではないと思いますよ。そりゃ通常の「青椒肉絲」に比べてコストは倍以上になってしまいますが、こんなチャンスを素通りするなんて族はゲルかスンズローくらいなものでしょう、つまり稀代の〇カってことですな。おいっ脱線っぽくなってきましたよ、元へ。

「青椒肉絲」ならば豚肉の細切りをピーマンとタケノコの細切りと共に炒めたものになりますが、せっかくの牛肉ですからピーマンにモヤシを合わせその美味しさをアップグレードしましょうか。名付けて『もやぴー肉絲(モヤピーロゥスゥ)』…どうだい、ちょっと地方アイドルみたいなネーミングで可愛いだろ?
もちろん調味はいつも使っているE社製 " 黄金の味 焼肉のタレ 甘口 " です、これがいちばん町中華のあの味に近いんだ、改造も必要なし…ストレート一本勝負で三振奪取間違いなしですよ。

うっひひ~やっぱりめっちゃ美味いですねえ、鹿児島黒牛のブランドフォースはタダモノじゃない。甘く夢心地のような食感といつまでも忘れ難い香りに旨味…あぁもっと喰いてえ!と思いますけれど、近年はこの程度の分量で丁度良く感じて満足至極であります。
相棒はドコでも売っている " 菊水 ふなぐち 一番しぼり " でありますが、この甘くて濃いお酒がこうした甘辛中華系料理にズバリと来るものです。しばらくぶりでいただきましたが、改めてよくデキたお味だなあ…と感心しました、たまにはいいものです…常時ですと確実に飽きますけれどね。
■ 皐月の庭風景 走り梅雨の合間に
このヘリオスパープルの蔓薔薇は
枝先でお団子のように花をつけます
色がまた可愛らしくてブーケにしたくなるものですが
鋭いトゲが凄くてちょっと厳しいかな

陽当たりの良い平地を好む赤紫のホタルブクロです
よくもまあこんな弥次郎兵衛みたいにバランスして自立するものですね
次から次に花蕾を繰り出し
梅雨入り前に咲いてしまおうって魂胆でしょうか

キョーレツな蛍光ムラサキ
あまりに凄い発色なので彩度を抑えて編集してあります
薄暗い場所に生育しているので
ネオンのように光って見えるムラサキツユクサ

赤紫のものとは違い日陰を好む白のホタルブクロです
ここは柿の枝の木蔭になり
しかも周囲はセージに取り囲まれた穏やかな場所
後方の赤はクリムゾンレーキの蔓薔薇です
