赤魚の干物

梅雨入り富嶽


とうとう梅雨入りしました
昨日静岡地方気象台がその宣言を…
どうりで富嶽は夜明けからいつもとは違う気配
不思議な朝焼け雲が上空を染める時
 
4:28am, June 09. 2025. @Fujinomiya-City

梅雨入り富嶽   Nikon NIKKOR-N・C Auto 24mm F2.8   SONY α7

 
 

 
 
 
 

赤魚の干物

伝統の技術が存在する

もうご存知の方も多いとは思いますけれど「赤魚」という魚種があるわけではなく、アメリカやカナダなどの北洋海域で漁獲される赤い魚体のお魚の総称として用いられています。具体的にはアコウダイやアラスカメヌケそしてタイセイヨウアカウオといった種類があり、赤いお魚にお目出度いものを感ずる日本人には貴重な水産資源となっていますね。

アメリカ産 赤魚の干物

スーパーなどで売られているそれは酒粕漬としてお目にかかるケースが多いと思います。ほっくり身肉も柔らかで軽い脂のりやクセのない風味が好まれ、エロおやぢも好物のひとつです…そうそう安いってのも重要なファクタですよ。
そんな「赤魚」は干物でも売られています。北海道に居住していたころからこのテの干物は大好きで、メンメやキンキといった今や高級魚となっている魚種も、当時は庶民の食卓を賑わす美味しい干物魚でした。
先日もちょいと懐かしい想いを抱きつつ、その干物を購入して参りました。多分アラスカ辺りで漁獲され、丸ごと姿冷凍のまま輸入されては沼津で加工と開き干しが行われているのかと思います。

赤魚の干物   Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose) + Kenko Teleplus 1.4X  SONY α7

パッケージのラベルには原産国がアメリカとなっているだけで、件の「赤魚」の詳細な魚種は表示されておりません。まあこんな二枚おろしになって頭も落とされていますから見た目からその魚種を判断することは困難ですし、また食味で特定するほどの能力もエロおやぢには備わっておりませんので、ただただ美味い美味いと食すのみではありますが、同じ「赤魚」でも加工業者さんの力量でこれ程まで食味に差があるのかと少々驚くくらい...やはり沼津のお魚開き加工には伝統の技術が存在するわけで、もうひと味もふた味も違います。確かにハデなものはありませんけれど、しみじみと美味しいと思える食卓になります。

WHYTE & MACKAY

こうした和食ならやはり食中酒はキリっと冷えた日本酒が嬉しいものです。この日も安価ではあるけれど品質は結構なものである京都伏見のものをいただきました。紙パックとバカにしてはいけませんね、平素の食卓ならば十二分な実力がありますよ。
やはり干物をつつきながらキュッと飲る冷酒はこの季節には堪りませんな、呑み過ぎないようセーブしながら静かに食事を終えます。そして食後はこのところスコッチウイスキーを少々…というのが恒例になっておりまして、でろでろぐてんぐてんになるまでヨッパ突入していた昔がウソのようでもあります。
 
 

 
 
 
 

水無月の庭風景  ケロ助 そして黄薔薇ふたたび


庭の草花チェックをしていたら
ケロ助が大人しくクリスマスローズの葉の上に…
このコは先日の夕刻に柚子の葉で黄昏ていた個体です
また会いに来てね

水無月の庭風景 雨待ちケロ助    Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7

 
 


大輪の花を終えた黄薔薇ですが
その枝先から再び花芽をつけました
あら~こーゆーこともあるんですね
何か思い残したものでもありましたか

水無月の庭風景 黄薔薇ふたたび   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7