■ ポークカツレツ・コルドンブルー
家庭料理フレンチ
ポークカツレツって何よ…豚肉を叩いて細かいパン粉で覆いバターで揚げ焼にしたものです。
ん~じゃあコルドンブルーって何よ…ブルーチーズを挟むお料理のことです。
へえ~…ってことはチーズ豚カツみたいなものね。
ええ、早く言えばそんなもんです。

なぁんだ『ポークカツレツ・コルドンブルー』なんて小ジャレたナマエだからもう少し高級なお料理かと思いましたよ。
はいはいそうです、フランスでは一般的な家庭料理でしてね、特に気取ったものではありませんけれど、ブルーチーズを使うところがフレンチなフンイキですよね。そうフランスだから本来はロックフォールを使うのでしょうけれど、あいにく哀愁のイナカ町ではイタリア産ゴルゴンゾーラしか扱いがなくてねえ、そこは見逃して下さいな。

あぁ美味いですよ、淡白な豚肩ロースにブルーチーズの深い旨味と香りがビシッと乗ってきて、しっかりとしたコクが味わえますな。せっかくですからその断面も見せていただけませんか、きっと大理石のように美しいチーズの様子も目で楽しみたいじゃありませんか。
すみません、それが撮るには撮ったのですけれどすっかり融けてダラダラで、もうマーブル模様もへったくれもないどころか、ブルーチーズを挟んだ豚肉がペタッとくっついているだけの豚カツになってましてね、なんだかつまらなくてガッカリだったんですよ。つまりフォトはボツってことで...許してね。
まあめっちゃ美味かったんだからヨシとしましょう。でもあの断面を上手く撮る方法を考えておいてください。
■ 水無月の庭風景 鶫と八重咲梔子
当家の庭によく遊びに来る鶫(ツグミ)の幼鳥
巣立ったばかりのようでコドモっぽい羽毛ですね
カメラのシャッター音を気に掛けているのか
怪訝そうな表情でコチラを見ています

もう少しで開花する八重咲の梔子です
膨らみかけてロリポップのようになった花蕾が可愛らしい
今年は例年になくたくさんの蕾をつけていて
全部咲いたら壮観だろうなあ
