■ 浜松餃子を〇〇する
痛恨の勇み足
しばらく食していなかった " 餃子 " を焼くことにしました。生からチルドそして冷凍製品までいろいろいただいてきましたけれど、このところ気に入っているのは浜松にあるマルマツさんという浜松餃子の専業メーカーさんのものです。
既に何度かいただいておりますが、その製品群の中でも特にこの冷凍品のデキは抜群で、まるでテメーで手造りしたような美味しさ…今回も迷わずコレで決まりです。

いつも通りバリっと焼き上げて「さあビールちゃんで乾杯ね~♪」と勝利目前の運びだったところですが、ちょいとヨケーなことを思いついてしまい、そこからもうひと工程加えてしまうわけです。
そう、この焼きあがった浜松餃子を薄味のラーメンスープで蒸し煮にして喰ったら如何ざんしょ…てな思いつきですな。支度はカンタンで焼き上げたフライパンに熱々のラーメンスープをジャジャっと注ぎ入れ、フタをして十数秒…おぉ~ふんわり柔らかそうになった浜松餃子が柔和な顔つきをして待っているではありませんか。

崩さないようにそっと取り出し、中華皿に並べて早速実食です。
ん~ん~…元々がデキのよい餃子だけに決して不味くはないのですけれど、さりとて美味いとも言い難い…まあハッキリ申し上げましてヨケーなことなんかしなければよかった、痛恨の勇み足ってやつですな。
やっぱり餃子ってのはバリっとサクっとカリッとした皮と、風味絶佳でアチチの餡があってこそのお料理です、あ~なんだかせっかくの浜松餃子にイタズラなんかしてもったいないことをしちゃったなあ…てなもんです。柔らかで旨味はあるけれど、グニャっとした餃子に魅力はありませんね。ごめんなさい、完全な失敗です。

「今夜は餃子だぜい」ってことで張り切って購入してきた菊水さんの新製品も、なんだかちょっとスカ喰ったみたいなフンイキで可哀想なことをしました。これまでいただいてきた「ふなぐち一番しぼり」とはまた違った傾向の日本酒で豊潤でストレートな旨味とキレがある佳いお酒でした。そして菊水さんらしいチカラ強さとふくよかさがあるので、また別のお料理でぜひ活躍していただこうと思います。
あぁ、それにしてもくだらないコトをしちまったぜ…ハンセーしてます、はい。
■ 水無月の庭風景 八重咲梔子
膨らみロリポップ状になった花蕾が
とうとう開花となりました
三輪ほぼ同時に咲きましたけれど
蕾はまだまだありますから

八重咲の梔子はフツーのものより少しだけ花期が長いかな
近づくと例の素晴らしい芳香が漂い
いつまでも咲いていて欲しくなるものです
そして幾つ開花してくれるかな…と楽しみでなりません
