『遠州きむち』の鶏照焼

『遠州きむち』の鶏照焼

フシギな世界の虜に

たまには珍しい食材にもお目にかかりたいものだし、アテにしているあの商品も欲しい上に日々嗜むウイスキーも在庫が心細くなってきたので、近所にある KOマートfine さんに向かいました。例によって新たな発見の連続でコーフンを抑制することが難しい訳ですけれども、幸いなことにボンビであるが故に商品購入には限度があり、予算内での取捨選択を短時間で迫られるスリリングな展開は認知症やアルツハイマーなどに罹患しているヒマもヨユーもないことを明白に晒し出してくれるのですな。

遠州きむち

そんな中で見つけたのは、袋井市在住の在日朝鮮人の方が丹精込めて漬けたキムチ、しかも『遠州きむち』と名付けられたそれはチラ見がカクトゥギ(カクテキ)のようにも見えましたが、ジツはクリームチーズをヤンニョムに漬け込んだひと品だったわけです。
こうしたヘンタイ系変わった漬物は首都圏などですと想定外の高額に設定されていて、ボンビなエロおやぢなどではとても手出しできないケースが多いものですが、直径が12cmほどのプラケースに入ったこれは三百円台のごくフツーな設定が為されておりまして、お~っしコレなら今日の晩酌の肴にバッチシじゃん♪ とヨロコビ勇んでカゴに入れるのです。

『遠州きむち』の鶏照焼   Nikon NIKKOR-S・C Auto 50mm F1.4  SONY α7

もちろんそのままつまんでも非常に美味しいもので、よく熟成されたヤンニョムとクリームチーズが織りなすフシギな世界の虜になりそうです。あ~美味い…もうちょっとつまんでもいいかな…ってねえ、ダメですよ絶対に。今日はこいつを鶏の照焼にオンしていただくのですから。
鶏腿肉が焼き上がったら急ぎ切り分け、その上にこの『遠州きむち』を乗せましょう。熱で次第にチーズが柔らかくなり、とろ~んとまではゆきませんけれどかな~りソフトな状態に変化してゆきます。キムチのヤンニョムがクリームチーズとのマーブル状態になり、鶏肉はその旨味と香りを纏うわけですよ。
いや~ん、美味すぎるじゃないか…なんだかチーズダッカルビを高級にした感じです。様々なお料理に転用・応用できそうな予感もあって、ちょっとねえ~アレじゃないですか~の晩酌タイムなのです。
 
 

 
 
 
 

水無月の庭風景  八重咲梔子と蜻蛉


未だ全てではありませんが
花蕾だったものはかなり咲き揃った八重咲梔子です
バニラ…ムスク…ココナッツ…マルチなノートが周辺に漂い
ここだけ別世界になっています

水無月の庭風景 咲き揃った八重咲梔子   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 


薄暮のころになってから一尾の蜻蛉が梅の樹上に飛来しました
急ぎカメラを持ち出して狙いを定めると
都合よく休憩タイムに
曇天の夕闇迫る中のシルエットとなりました

水無月の庭風景 トンボの飛来   Nikon AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED VR  NIkon D300