■ よだれ鶏
甘酒に漬け込んでの下準備で
久しぶりに『よだれ鶏』を作ってみました。
似たようなお料理はときどき作りますが、鶏の胸肉を使い中華の香り高いソースで仕上げるトラディショナルな『よだれ鶏』はちょいとメンドっちいなあ…などと逃げていたフシもあります…しかしそこを後押ししてくれたのが読者さんの「紀ノ国屋 よだれ鶏のタレで簡単プロの味」と云うブログ記事でありました。
なんだ、そうかい…考えてもみれば今は優秀な既製品もあることだし、ソレらを使わないテはないのであります。何でも手造りする本流派さん方から見れば怠けているように感ずるかも知れませんけれど、まあエロおやぢもヤルときはヤルので今回は見逃して下さいまし…っていつもそうじゃん。

鶏の胸肉はその読者さんのおねーさまが推奨しておられるように甘酒に漬け込んでの下準備です。一日漬け込みがいいのか、それとも直前の短時間でもオッケーなのかよく判らないので、午前中に仕込んで夕刻に調理開始、まあいつもの如くテキトーであります。
お陰様でしっかりスチームしてもふんわりしっとりうっふ~ん♪ な仕上がりになって満足です。因みに哀愁のイナカ町では紀伊国屋さんの高級調味料などは影もカタチもありませんから、ソコラのスーパーで売っている " 〇ツカンよだれ鶏ソース " みたいな庶民派レギュラー商品を使用します。
よくしたものでサスガに専用開発商品、八角を始めとした中華調味料が効果的に配合されていて、何も手を加えずとも " どノーマル " な状態で美味しくいただくことが出来ました、いいじゃん...美味いねえ。

スタータはもちろんビールですが、この『よだれ鶏』に舌鼓を打ちながらいただくお酒は、このところ中華料理の相棒として株価急上昇中の " 菊水 ふなぐち一番しぼり " であります。レギュラー製品を熟成させたタイプなのでしっかりコクのある風味と中華料理の押出に負けないチカラ強さも兼ね備えておりまして、なかなかのものかと思います。
菊水さんのアルミ缶日本酒は三種類ありますけれど、お料理に合わせてチョイスしてくるのも楽しそうです。キンと冷やしてこの夏ハマハマの予感です。
■ 文月の庭風景 桔梗さんの後姿とハクセキレイ
桔梗さんは今がヲンナ盛りですね
チラと見かけた後姿は薄暮の街角…
みたいな妄想に溺れておりますけれど
それを見られるのもあと一週間ほどでしょうか

よく目にするのはセグロセキレイやキセキレイでして
ハクセキレイは滅多に飛来してきません
いつもは川床の虫などを漁っていますが
この日は珍しく石積み護岸の上から物見のようです
