■ 青椒肉絲と餃子
元気になれる夏のピーマン
中國料理の好物二大巨頭…ちょっと大袈裟かも知れないけれど、そのひとつである『青椒肉絲』を作りました。まあ幾らスキであってもそうそうしょっちゅうでは飽きてしまうのも怖いし、そこそこの間合いをとっては作りその美味しさを存分に味わうのですよ。テーブルには冷凍の浜松餃子「マルマツ餃子」も並べて " おうち中華 " の宴がスタートするのですな。

使用するヤサイの主たるものはピーマンですが、一年中いつでも売っている物とは云えやはり旬は夏となります。ハウス栽培ばかりでなく地元の露地モノも登場して来れば溌溂とした香りとバリバリ食感、そして仄かな甘みがなんとも嬉しい夏ヤサイなのです。食すとなんだか少し元気になれるような気もしますし、各種栄養素やミネラル成分が静かに効いてくる気配があります。

『青椒肉絲』と致しましてはそれに合わせる豚肉・タケノコ細切りが互いに不足する栄養分を補完しあって、ジツにバランスの佳い栄養食なのではないか…と考えます。
大皿からガサっと掬ってクチに運び、あぐあぐわしわしと咀嚼する時間は幸福感に満ちていて、オイスターソースの旨味が追い打ちをかけるように夫々の食材を繋ぎ合わせているのが判ります。あぁコレだよね、やっぱりコレさ。
自宅での夕食ではあまり白米を食すことのないエロおやぢでありまして、殆どの場合はこうしたお料理を酒の肴としていただいておりますが、たまに出先でのランチなどで定食の青椒肉絲をいただくことがありますと、白いゴハンにシミてゆくこの旨味と香りに完全な虜になってしまいますね、お皿に残ったタレでさえ残すことなく白ゴハンにかけて食してしまいます。そんな下品なマネを平気でやってのけるオトコであります。

この『青椒肉絲』をいただく度に思い出すことは、未だ大学生だった若いころに呑み仲間だったツヨシ君が案内してくれた居酒屋、そのマスターが中華料理を得意にしていて、生まれて初めてこの『青椒肉絲』ってのを食したわけです。もう美味しくて美味しくてカンドーしました。そしてツヨシ君はおもむろにキープしてあった一本のバーボンウイスキーを取り出すと「中華料理にはバーボンが合うんだぜ♪」と言ってオンザロックスにして差し出してよこしました。
いや~もうレボリューションですね、人生変わっちまいましたよ、美味いのなんのって…。それがこのケンタッキーストレートバーボンの OLD CROW だったわけです。
なんだか懐かしい思い出なので、ときどき購入してはこの美味しさを楽しんでいます。

