■ カキフライ
初モノはお惣菜コーナーで
煎餅などが入っているプラスチック袋には、店頭での見栄えの向上や割れなどの型崩れ防止のためにプラトレイが用いられています。ただこれを入れたままだとナカミの商品が取り出しにくいので、いつもサッサと引っぱり出しては廃棄処分するのですけれど、ある時そのプラトレイを眺めているうちに背景がユラユラとぼやけて面白いことに気が付きました。
手元にあったスマートフォンで天井の照明を撮ってみますと、プラトレイのクロスリブにピントが合ってしまい照明器具がヨケーにゆるゆるになっているではありませんか。ジツにつまらないフォトですが、なんか面白いなあ…って。
そのうちこいつを使ってユニークな作品が作れないものか…なんて思いつきは、きっとそのうち忘れちまうんだよなあ。

その前の日に「もう "R" のつく月だから牡蠣もそろそろいいよねぇ…」とナニゲなく母上に話をしたところ、翌日に買い物に出かけた彼女は本当に『カキフライ』を買ってきてしまいました。
いや~そんなつもりじゃなかったんですけどね、未だハシリで高いしもう少し本格テキに出始めてからでもいいと思っていたのですけれど、何せ元来が『カキフライ』好きなものですから、そりゃ有難く頂戴することにしました。初モノをお総菜で済ませてしまうことに若干の後ろめたさはありましたけれど、嬉しさがそれを上回りましたね。

もう見た目にもバレバレのお惣菜コーナー商品ですね、テメーで作ったものはこんなに綺麗な形に揃いませんし、仕上げにドライパセコンを振るなんて芸当もまず有り得ません。でもいちおー広島県産カキとなっておりますし、未だほんのりと温かさの残っているお惣菜カキフライです、せっかくですからセッセとキャベツの千切りやカンタンなポテサラを準備し、みじん切りピクルスのビン詰めとマヨネーズだけを合わせた手抜きタルタルを添えていただくことにします。えぇっ!? タルタルに茹で玉子入れないの? う~ん今日はもうメンドっちいからヨシにしちゃいます。

まあスーパーのお惣菜という範疇での評価になりますが、なかなか美味しいものです。本当はこうしたお惣菜系カキフライの場合は " ウスターソースべちゃがけ " みたいな下品極まりない食べ方が好きなのですけれど、テキトーに作った " なんちゃってタルタル " もお味のダラケかたが愉しくて悪くありません。
こうした『カキフライ』をいただく度に思い出すお店があります。
ナゴヤ方面での長期出張のときに行った津島市の洋食工房「葉JUE(ハジュウ)」さんでいただいたもの、そして未だ covid-19 の影響が収まっていないころ、母上を連れて伺った沼津市高島本町「グリル藤本」さん…どちらも夫々に素晴らしい『カキフライ』を提供していただいて、とても心に残っております。
やはり心を込めて手造りしたものは美味しさの熱量が違いますね、次回はお惣菜ではなくきっちりテメーで手がけたいと思っております。さあ有言ジッコーだぞ~。
■ 長月の庭風景 ロックオン
何かを見つけたのか
ケロ助の目線がスルドく刺さる先は…
この直後に閃光一発の躍動 闊達な動きは大いに結構
ピント合わせとシャッターが間に合ってよかったです
