■ 鰯の梅干し煮
じんわりと味わう晩夏の一節
昨日は我が国の命運を左右する自民党の総裁選挙が実施されました。
ウワサに聞こえていた様々な妨害工作を乗り越えて新リーダーが誕生、久しぶりに鳥肌と震えを覚える結果となりました、おめでとうございます。高市新総裁には是非ともこの国をマトモな方向に立て直していただきたいのと同時に、思いっきりワガママな政策を展開実施していただきたいと希望いたします。そして利権確保と反日売国に熱心なバカオヤジたちに負けないで下さい、国民はちゃんと見ています。
さて真鰯は旬が梅雨時から盛夏のころにかけてと今が旬というわけではありませんが、それでも今年は秋刀魚と同様に漁模様が復活して豊漁となっているせいかこの時期もよくスーパーの店頭にピカピカ新鮮なものが並んでおります。

そんな鰯を梅干し煮にしてみました。本当は梅干しの酸味が効いたこのお料理を盛夏から残暑にかけての時期に、暑気払い或いは疲労回復のトリガーとしてジッコーすべきだったとは思いますけれど、残暑ともそろそろお別れと云う時期の今ごろになってとは少々配慮が足りなかったようにも感じます。
まあソレはソレとして、この『鰯の梅干し煮』を調製するにあたってひとつ重要なプロセスがありまして、いきなり煮汁で加熱するのではなく " 酢を加えた湯で下茹でする " ということなのです。これによって単なる臭み消しにとどまらず、骨まで柔らかくいただけるというメリットが生まれ、このお料理をワンランクアップさせることに寄与するわけですね。但し、下茹でとは云ってもグラグラと沸騰させるのは禁物で、80~85℃くらいの中温でそっと静かに火を通すことが肝要です。

いったん取り出した鰯を次に梅干しと古根生姜を加えた甘辛煮汁にそっと流し込み、その鰯がふっくらと炊き上がるころ、例のシシピーや揚げ茄子も加えサッと煮込んでやればこのお料理は完成です。やや濃い目に調味した煮汁としっかりとした酸味と旨味を湛えた梅干しが、脂ののった鰯の美味しさをグッと押し上げておりますし、古根生姜の爽やかな香りや辛みもさも当然といった具合にお料理全般を下支えしているのは間違いありません。
そしてこのひと品の骨格となっている梅干しが自家製ならではの古典的な塩分濃度や酸味と香りであることも忘れてはならないと思います。あぁハデなものではありませんけれど、じんわりとこの美味しさを味わう晩夏の一節、有難いですねえ…相棒はもう日本酒しかないでしょう。

この鰯は外房漁獲のものでしたので、出来れば千葉県か茨木県の日本酒を入手したかったのですが、残念なことに哀愁のイナカ町ではその販路が無く、シカタなしに広島西条のお酒を選んできました。まあ瀬戸内も美味しい鰯がたくさん漁獲される海ですから「賀茂鶴」さんに不足はないでしょう。
ふくよかな旨味と落ち着いた香り、クチに含んだ時の柔和な佇まいが美しい日本酒です…『鰯の梅干し煮』にしっかり対応してくれる佳いお酒でした。
■ 神無月の庭風景 彼岸花の午後
ピークをやや過ぎてしまった彼岸花ですが
木陰の後発組は午後の光の中でまだまだ元気です
周囲の樹木や草花が秋の準備を始めていても
我関せずとばかりにその勢いを発散しています
