■ 柿のチーズグリル
柿好きのプライドを込めて
予てよりいちど作ってみたかった柿のグリルに挑戦してみました。
今年はその柿の出来が頗る佳かったので二ヶ月近くの間ずっと柿を食べ続けておりましたけれど、あまりに美味しくてその他のイタズラをする気が起きなかったこともありまして、ただひたすらに皮を剥いてはその滑らかで甘い果実を貪っていたわけです。いや~本当に美味しかったし、飽きることもありませんでした。

ただ一つだけ今年やってみたかったのは柿をグリルしていただくと云うちょいとゼイタクかつテマヒマのかかるスイーツでして、そのうちそのうちと先延ばしにしているうちに、スペシャルなスイーツに造詣の深いハマのおねーさまに先を越されてしまいました。もう口惜しいったらありゃしないわけですけれど、なにせ「今年もやっぱり柿を焼きたい」と仰っては柿をくり抜いて薩摩芋・クリームチーズ・シナモンと合わせて柿カップに詰め直しチーズを乗せて焼き上げる...といった凝ったことをされておられたわけですよ、もうズボラ組の下部構成員と致しましては完全に白旗を掲げるしか術はありません。

いちおーこれでも柿好きのプライドがありますので最低限のお作法と食への崇敬の念を込めて " ケソフレスコ " と云うペルーのフレッシュチーズを奢ってみました。エロおやぢのホームタウンである清水でペルー人のガルシアブラザースが運営するチーズ工房、朝霧高原の新鮮なミルクだけを使って丁寧に熟成させているこのチーズはとても気に入っていて、もう何度もリピートしておりますが、件の柿にもズバリと来るんじゃないかという予測は見事に達成されまして、それはそれは美味しいスイーツとなりました。
柿をくり抜いてざっとカットし、ただ単にケソフレスコを乗せて焼いただけ…と云うシンプルなものですが、ジツにエクセレントでしたよ。う~ん、来年もこれで楽しくやりましょうか。
■ 師走の庭風景 アスター3号
アト出しジャンケンみたいに開花したアスター3号
現在の冷涼な気候が合っているのか非常に長持ちしています
ちょっとツヤも感ずるような濃い赤紫の花弁が綺麗ですね
ひと株しかないのが残念の極み…来年はもっと増えてくれないかなあ

