■ お弁当と小まんぢゅう
ハイソ系スーパーの矜持
手軽な昼食としてお弁当も時々利用します。近所のスーパーで買う激安弁当のこともあれば、同じ町内会のテイクアウト専門お弁当店にお願いしたり、県内で何十年も続く老舗弁当店に予約注文することもあります。
夫々に特徴や良さもあってその時々の状況に応じて楽しむようにしてはおりますけれど、ひとつ注目しているのは隣町のちょいハイソ系スーパーさんのオリジナル弁当なのですよ。これがまた質が佳くて食味も上々、そして左程高価でもないという三拍子揃ったものなのですな。
先日そのスーパーで見つけたのは『鰤照焼と和牛すき焼のお弁当』でありまして、ゴハンのオカズの王道がコンビネーションとなって盛合せてある魅惑のひと品なのですね。

副菜は半熟茹で玉子と法蓮草の和え物だけ…という潔さにも強く惹かれました。まあ税別¥680という低価格帯ですからコストは当然考慮に入れなくてはなりませんが、それにしてもこのズバリと割り切った姿勢はスタンディングオベーションで迎えたいものです。
ブ厚く切り出された今が旬の鰤は程よい調味と絶妙な火加減、しっとりとクチ当たりのよい身肉からは見事な脂がシミでてきて、このお弁当に入っている白飯だけではとても足りないと思うのです。そして和牛の甘い脂が食欲をバクハツ的に増進して、ゴハンがますます足りないわけです。あぁ何て罪な弁当なんだい!このすき焼きの割り下はいったいドコのものを使っているのでしょうか、もしかして自家製?と思えてくるのも決してフシギではないハイソ系スーパーの矜持が感じられます。

そしてそのスーパーでは過去に何度か取り上げたことのある名物菓子『富士川の小まんぢゅう』が不定期で入荷しているのですよ。この日は運よくソレでして、もう何も考えずに即カゴの好物です。
ジツはこのフォトは今年の三月に当駄文日記に掲載したものなのですがこの日に撮影したフォトよりもムカシの画像の方が解りやすいかな…と思いアーカイヴから引っ張り出してきました。
今は富士川を挟んで位置する富士市と合併してしまいましたが、かの地が庵原郡 " 富士川町 " と名乗っていたころから続く老舗菓子店です。商品はこの『富士川の小まんぢゅう』のみで、早朝から営業を開始し昼ごろまでには売り切ってしまうというちょ~人気商品です。
お店に行ってみたのはいいけれど「本日完売いたしました」と云う札に何度も泣かされた逸品です。
