もつ煮込み

もつ煮込み

庶民の幸福な時間

ここ数年、地上波・衛星波共に居酒屋探訪みたいな番組が乱立しています。エロおやぢも興味があるのでよく視聴しますが、中にはロクでもないものも含まれているので時間のムダ使いにならないよう留意しなくてはなりません。
そんな中でやはり呑み助のオトモダチとも言える献立に『もつ煮込み』(あるいは単に"もつ煮")があります。お店側としては仕込んでおきさえすれば提供時にテマヒマがかかりませんし原価率も抑制されているので結構な儲けになります。また客側にしてみれば注文すればパッと出てくる " とりあへずのひと品 " として嬉しいものですし、冷えたカラダに温かいこの料理は日本酒にもビールにも焼酎にも…といった具合に酒を選ばないところが尚いいわけですよ。

もつ煮込み食材

夕刻ともなれば半分居酒屋化している Art-Foods亭 に於きましてもそんな『もつ煮込み』はココロを温めてくれるひと品でありまして、たまには食してみたくなるものです。本来は生モツの下処理に始まり茹でこぼしたり臭み抜きから調味と煮込みといったメンドな工程を経なければなりませんけれど、先日食した「ホルモンの味噌炒め」の時に使った " 味付けホルモン " のパッケージにはその製品に水を加えて煮込めば「もつ鍋」にも出来る云々が記載されておりまして、こいつはそれを上手く使わないテはないのですな。

もつ煮込み   Asahi Opt. SMC TAKUMAR 50mm F1.4  SONY α7RM5

元来がズボラなタチなものですから最低限のことしかしません、大根・人参・蒟蒻を加えタタッと煮込めば出来上がり、仕上げに根深葱の小口切りを乗せてさあどうぞ~てなもんです。
いや~旨いですねえ、調理調味済みのホルモンですからまるで長時間煮込んだもののように柔らかく風味もシミシミで、はふはふと頬張ればここはいったい何処の居酒屋さんですか?みたいに庶民の幸福な時間がここに在るのです。
相棒は燗酒やビールが合いますけれど、この日は「富嶽夢譚」という静岡抹茶ハイボールをいただきました。居酒屋さんでは所謂「緑ハイ」ってやつですけれど、ちょいと高級な風味がしていいものですな。

富嶽夢譚

前述の居酒屋探訪番組としてはやはり古参である吉田類さんの「酒場放浪記」や、比較的新しいものでは玉袋筋太郎さんの「町中華で飲ろうぜ」あたりが庶民的でスキです。アートディレクターの太田和彦さんがMCを務める「新・居酒屋百選」も含蓄が深くていいのですけれど、このところちょっと高級路線に踏み出している感もあって、少し残念に思うこともありますよ、いいプログラムなんですけどね。
まあそんな事よりも出演者の清潔感や品行が何と言っても重要ですね、いくらトークが面白くてもマナーや食べ物へのリスペクトが欠如している方は視聴意欲がそぎ落とされるだけであります。
 
 

 
 
 
 

睦月の庭風景  ヤツデの花アフタヌーン


どうしてこの季節に花を咲かせるの?とは思いますけれど
真冬の花火みたいにパ~ンと開くその姿は独特の世界観がありますよね
そろそろお終いが近づいているようですが
それでも温暖な日中には蜜蜂やアブがやってきて蜜を漁っております

睦月の庭風景 ヤツデの花アフタヌーン   Nikon LENS SERIES E 36-72mm F3.5  SONY NEX-7