■ 浅羽かれいの煮付け
その脂の豊かな滑らかさ
周年漁獲されるカレイですが冬季が脂乗りもよく旬と言われております。
先日いつもの山梨県系スーパー某OGの鮮魚コーナーにあったものは北海道産未冷凍の新鮮なもので、すぐさま「こりゃ煮付けだぜ~♪」とカゴに急ぎ入れるエロおやぢでありました。

北海道や東北沿岸で漁獲されるカレイ類は種類も多いものですが、この " 浅羽かれい " は柔らかな身肉と厚みのある魚体が煮付けや唐揚にぴったりで、またその淡白ながらも旨味がギュッと含まれる身肉の美味しさが堪えられないものなのですよ。
以前に食した某料亭さんのカレイ煮付けは、はんなりと上品な調味でそれはそれはとても美味しいものでしたけれど、お家で居酒屋さんごっこをする時は肉体労働者の舌に合致するように甘辛く濃い味付けが似合う気がします。まあエロおやぢは既にそうした束縛労働は卒業致しましたが、お味の嗜好は長年のクセからはもう抜け出せないでしょう。

あぁ美味いですねえ、ふんわりとろけるような身肉は香りも素晴らしく、本当はガサ~っと掬ってあんぐりクチに運びたいところですが、いつまでもそんな下品な食べ方をしているのもナニなので、チミチミと突いては品行方正なオトコのフリをしてみるのです。
そしてその美味しさの極致であるエンガワ部分ですね、こいつはそれこそチミチミと箸先を使ってより分け、舌にチョビチョビと乗せては食するのですな。これがまたサイコーに旨いのよ、誰かエンガワだけを大量にくれないか…と思えるほど、その脂の豊かな滑らかさを心の底から欲するわけです。

甘辛な煮付けですからこいくちの日本酒が合うのは当然ですが、ここにビールと云うビターが参戦することによって舌はリセットされ、ますますその美味しさが際立つようになるのです。あぁホントは500ml缶なんかじゃ足りないんだ、せめて大人の義務教育633でぐい~っといきたいところです。
昔はビールと云えば瓶だったものですが、今や主流のアルミ缶はその空き缶処理もラクなのでついつい選んでしまうのですけれど、やっぱり瓶ビールの方が美味いよねえ。気のせい?いやいやそうじゃなくって真面目にそう思ってます、はい。
