■ 節分 其の壱
鬼の金棒
今年の節分ですね、当然当家に於きましても例年の如く " 豆まき " ってものを執り行うわけですが、ちょいと変わったものを見つけたので試しに食してみました。
まあ一般的には アホー巻 恵方巻が世間を席捲しておりますけれど、一部の商売人がごく限られた地方の風習であるソレを如何にもな調子で世間に広めてしまった手腕には反発しか感じないエロおやぢでありまして、ん~なもん知らね~よ!てなところです。

あ~イチゴは県内産の大粒が特売だったので購入したまでで節分とはカンケーありませんけれど、同日に見つけたものは『豆ごはん』なのですよ。ヒジキや人参と共に五種ほどの豆を混ぜ込んである商品で、これがなかなかに美味しかったわけです。見た目は楚々としたものですが、クチに含んでよ~く咀嚼するとお豆さんの香りや甘みが拡がって、何とも素朴な味わいなのですね。なんだかひさしぶりに佳いゴハンをいただいたなあ…ってカンジですよ。
もう一つは『鬼の金棒』なるドーナッツです、もうこのビジュアルだけで飛びつくエロバカおやぢではありますけれど、これもシンプルなチョコドーナッツの類でありまして美味しいものでしした。

ドーナッツとは云ってもデニッシュ系の生地を使用しているため、サクっとした食感と小麦のもっちり感のイイトコドリみたいな商品ですね。悪くありませんよ、てか美味いんです。
ところで商品名が『鬼の金棒』ですか、まあ確かにそう見えなくもないし、店頭ではインパクトのあるPOPが立てられるのでいいのでしょうな。そりゃ鬼退治をする節分に因んだ製品開発ですからこうした商品もアリなのでしょうけれど、そもそも鬼退治っていったい何なんだいと思いませんか?
昔から桃太郎の鬼退治なんて童話もあるくらい、鬼ばかりが悪者扱いされておりますけれど、よ~く考えてもみれば鬼がいったいどんな悪さをしたと云うのでしょうか。確かに怖~い形相はしておりますけれど、鬼が一般市民の金品を強奪したとか婦女暴行に走った、或いは権力欲や勢力拡大覇権主義から不法な領地侵攻を行なった...など、聞いたこともありませんよ。それに鬼にだって家族やコドモもいるわけですし無用な蹂躙や差別をすべきではないと思うのです。
まあそうした意味ではイケメンなくせに好戦的な桃太郎に騙されてパシリをやってしまった犬・猿・雉は哀れなものですし、戦闘の功を労って褒美を渡された記述もありませんね、桃太郎だけが英雄扱いされ栄誉を手に入れたわけです。
ですから現代の節分は " 鬼の面 " ではなく " キンペーの似顔絵面 " にしたほうが自然なのかな…と思います。
