■ 和牛ステーキのダイスカット
準備段階から慎重かつ用意周到に
何のアテもなく向かったいつもの山梨県系スーパー某OGでありますが、月イチで開催される鹿児島県産黒毛和牛の半額セールに折しも遭遇いたしまして、こりゃたまにはステーキってものもいいんじゃないの?てなもんです。
久々のステーキですからヒレやサーロインも良いのですけれど、平素のお食事には経済テキ理由によってグラム単価の安いモモ肉にも魅力を感じてしまうのですね。

ただここで気を付けなくてはならないのは、加熱し過ぎると途端に硬くなってゆくモモ肉ですから、美味しくいただくための焼き加減はレアの一択となります。これまで何度もそれで失敗しておりますから、準備段階から慎重かつ用意周到にコトを進めなくてはなりません。
つまり冷蔵庫から出したてのニクは内部の温度も低いため表面をバリっと焼き上げても中は冷たいままになってしまいますし、程々の温度にすると今度は表面の蛋白質硬化が見過ごせないものになりがちなのですな。

そこで調理開始の2時間前くらいから常温に晒し、ドリップが出ない程度にニクのストレスと温度を緩和しておく必要があるのです。オカゲで高温のフライパンでイッキに表面加熱しても中の部分は柔らかなままに赤味を保っており、じんわりとその旨味を愉しむことが出来るようになります。
焼きあがってからほんの少しだけ寝かせてからカットしてやると、温められた肉汁も落ち着いていてせっかくの旨味が流れ出してしまうこともありません。

今回はすき焼割り下ですりおろし玉葱を煮込んだソースでいただくことにします。ちょいと甘めのお醤油味で玉葱の甘みや柔らかな刺激も加わって、まるで和食に近い風味を堪能できるステーキですね、あぁジツにいいじゃないか。
香辛料に山葵を用いたりするのも人気のようですが、このオニオン醤油だけでも十分に美味しくいただけるところが和牛の素晴らしいところです。そしておフランスのワインをいただきながらニッポンの畜産技術の優秀さを実感するのです。
■ 如月の庭風景 梅花の終末
前日の雨でかなり花弁は落ちてしまいましたけれど
まだまだ佳き香りも漂わせる梅の花です
役目を終えた花たちが最後のチカラを振り絞って枝に残っておりますけれど
既に白さを失い萎え始めている蕊が哀れを誘います
