■ 赤ウインナチャップと焼そば
さっそく " 春キャベツ " を使って
懐に全くヨユーのなかった若いころ、ちょくちょく顔を出していた喫茶店「J」…と云っても夕方五時開店でほぼ軽食スナックみたいな感じでしたが、ママが独りで営業していてけっこー近隣の若者たちで賑わっておりました。
ママの一人娘はなんとエロおやぢとひと回り違いで同じ誕生日ということで心証が良かったらしく、家庭教師のようにその娘(当時中学三年生)の受験勉強指導をしてあげたりして、いつもツケ払いにしていた飲み代にイロをつけていただいていたのも懐かしい思い出です。

そんなお店でよくママに作ってもらったのは「赤ウインナーとピーマンの炒めもの」で、もうただ単純にそれらをウスターソースでジャジャ~っと焼いただけのものでしたが、ボンビだった若造には有難い肴で安いワインやウイスキーのお供として大いに助かったものです。
ときどきそれを思い出してはムショーに食べたくなるものでして、先日もスーパーで赤ウインナーとピーマンを購入してきました。まああれから〇十年、クチも驕ってナマイキにいっぱしの講釈も垂れるようになってしまったものですから、いちおー「ポークチャップ」のようにケチャップとウスターソースをミックスしたソースで調味します。イナタいお味の庶民派オカズで『赤ウインナチャップ』などとカッテに名付けては楽しんでおります。

まあソレだけでハラを満たすには若干の不足かな…ってことで、ちょうどひとつだけ残っていた焼そば麺に収穫出荷されたばかりのバリバリした " 春キャベツ " をさっそく使ってみました。
あぁ非常に強い甘みと香りが堪りませんね、ニクその他の具は一切入っていないのにこの " 春キャベツ " だけでこんなに焼そばが美味しくなるなんて信じられませんよ。もちろん『赤ウインナチャップ』との相性は抜群で、呑み助はそれだけでウキウキと機嫌よく過ごせるわけです。

こうしたお料理にはオーセンティックなビールが一番似合うのでありまして、今どき流行りのIPAなどはちょっと場違いな感じもします。
お酒全般に言えることですが、テクノロジが発達し人々の嗜好にも変化が生じた昨今では新製法や奇抜な組み合わせの飲み物が世に現れてはおりますけれど、結局は昔から造り続けられているごくスタンダードなアルコールドリンクが残るのではないか…という気がします。しょんないB級料理をクチにしながらエラソなことを申し上げるのもナニですけれど、その答えは来世から見守ることにしますよ。
■ 弥生の庭風景 もうひとつの黄水仙
リビング前の花壇にある黄水仙とはちょっと品種が違うのか…それとも単に個体差なのか
この黄水仙の花弁先端には青いシャドウが射しておりまして
よく見るとなかなかにお洒落さんな黄水仙なのですよ
そして毎年明るく元気に現れる三姉妹ってところでしょう
