■ タルタルかつをタタキとホタルイカの酢味噌和え
和洋折衷
少し前から春に旬を迎えるホタルイカが出回っておりましたけれど、なかなかこれぞと思えるものに巡り合えず見送ってばかりおりました。
先日ようやくぷっくり肥えたボイルホタルイカの良品が入荷しており、よっしゃ~!とすかさずカゴに入れるのです。

まあ今時期ですと菜の花とカラシ和えなどにするのが定番ですが、偏屈者と致しましてはそれでは面白くないのでやはり今が旬を迎えるアスパラガスを取り合わせてみるわけです。農民市場さんにも農家さんが試験的に栽培したような地元のアスパラガスが時々並んでいることもありますが、余程運が良くないとそこに遭遇することはなくスーパーでの購入が確実な線ですね。今回は長野県産のグリーンアスパラで、メキシコ辺りからの輸入モノとは鮮度が全く違い香りも甘みも優れております。

もうひと品はカツヲのタタキですが、いつものように和ハーブミックスでいただくスタイルは初夏から盛夏にかけてのお楽しみにとっておき、タルタルソースを使ってちょいと洋風な仕立てにしてみました。ええ、タルタルは例によって甘酢らっきょを刻んだものを使い、青ジソ大葉を忍ばせて和洋折衷なカルパッチョ風を目指します。
ボイルホタルイカの濃密なワタの風味に柔らかでクチ当たりも佳い身肉のお味と香りが堪りませんね、そしてアスパラガスのポリっとした歯ごたえと爽やかなグリーンの香りが酢味噌和えのスタンスを少しヒネってくれて楽しいひと品となりました。

もちろんカツヲのタタキも新玉葱のシャキッとした食感にほぼ辛みの無い優しい香りが加わって、イッキにクチの中で混ざり合っては旨味の華を紡いでゆく様にヨロコビも爆発してしまうのですよ、あぁジツに旨いじゃないか。やっぱりカツヲってのはこうしてブ厚く切ったものの方が美味いねえ…タルタルソースのクリーミイさに負けないチカラ強さも生まれるんだぜ。
こうした肴たちならば白ワインでもよかったのかも知れませんが、ちょっとした気紛れで京都の銘酒を選んでしまいました。ひとクチだけでははんなり優しい風味のように感じますが、クイっクイっと呑み進めるうちに奥深い芯の強さが垣間見えてきて、古くから酒造りに長じてきた街の実力を知ることとなります。
■ 弥生の庭風景 ジョウビタキとクリスマスローズ
雨がしとしと降る小寒い朝
ジョウビタキのメスが柿の木に停まっていました
羽も濡れてなんだか寒そうですね
早くねぐらに還ってゆっくりしなさいよ

先日お伝えした赤紫のクリスマスローズの隣りに置いてある鉢植えです
この白い方のクリスマスローズは今年の成績が優秀で
これまでになく多くの花を咲かせてくれました
同じように育てているのに何でなのでしょうねえ
