■ 新ワカメと姫筍天のきしめん
じんわりとそして繊細に
様々な春の食材が次々に登場し食卓も賑やかになっております。旬の山菜や新ワカメなどこの時期でなければクチに入らないお楽しみもありまして、スーパーなどで目にすればすかさずカゴに入れてしまうのですよ。

その新ワカメを前回いただいた時に「う~ん...これはうどんに乗せて喰ったら、きっともっと旨いよね~♪」と考えまして早速ジッコーしてみるのです。うどんと云ってもエロおやぢの好物である " きしめん " はつるつると喉ごしもよく、また平打ち麺独特の食感や風味もあって、他の地域の名産うどんを差し置いても時々優先して食してみたくなる魅力があるのですな。そして気に入っている乾麺もアタマの隅にありつつも今回は生茹で麺…ズボラ組下部構成員らしいチョイスですけれど、目的はその美味しさなのでありまして、決してテ抜きを意図したものではないことを申し添えておきます。

件の " 新ワカメ " を始め " 姫筍の天ぷら " もお惣菜コーナーでゲットしましたのでダ~ンと乗せてしまいます。 " きしめん " と云えば花カツヲは必須項目ですけれどもそれも排除し、カマボコさえ入れないシンプルなスタイルですね、この潔さが春のワカメの柔和な美味しさや姫筍の香りと食感を引き立ててくれるわけですよ。
あぁ美味いです…どの食材も春らしい穏やかさの溢れる風味に満ちていて、じんわりとそして繊細にその美味しさを奏でてくれるわけです。新筍と新ワカメを使った若竹煮も佳きものでありますが、こうしてお手軽な春の競演もまた素敵な食事でしょう。
くろ玉
そんなきしめんに満足して、食後のデザートは甲州の名物である『くろ玉』をいただくことにしました。
明治時代に創業して以来、甲府市で菓子店を営んでおられる老舗の「澤田屋」さんが長きに亘って製造販売している甲州銘菓ですね、たまに思い出したように購入しては楽しんでおります。
" 青えんどう豆 " の餡を黒糖や赤糖で調製した " 小豆の漉し餡 " で包んだ真っ黒な玉…パッケージもインパクトがありますし、食せばその美味しさと質朴な風味に満足すると思います。

■ 卯月の庭風景 楓の芽吹き
前日までは何の気配も感じられなかったのに
突然に芽吹きモードに入っていた楓
小雨が冷たく感ずる朝でしたが
ここにもようやく春の証しが記されることになりました

陽当たりのよい南東の枝はしっかり芽吹きましたけれど
北西側の枝はちょっと遅れてこれからになるようです
雨の雫が枝先や翼果を濡らし
未だに残っている秋冬の想い出を湿らせているのです
