■ カレーライス
国民食の原点を見つめ直す
もちろんカレーを作っては食すこともあります。各種スパイスを調合してインド風にすることもあれば、A社とB社のルウをミックスしてみるなどこれまで様々な工夫をしてきましたが、このところはS&Bさんの赤缶カレーパウダールウが気に入っていて、ほぼそれ一本で済ませております。そして辛さやスパイシーさを補うために同社の元祖 " カレーパウダー赤缶 " を併用することも忘れません。

ところが先日ふと思ったことは、テレビCMでよく流れているカレールウに「ハウス バーモントカレー」と云う商品がありまして、それは随分と長い間ニッポンの家庭で愛されているものであるし、こんなグルメな世の中になっても消えることなく販売が続けられているのはどうしてなのだろう…と云うことなのですよ。
当家に於きましては別種のカレールウを用いることが多かったので、恐らくこのバーモントカレーは一度か二度しかないと記憶しておりますし、しかもそれは幼稚園か小学生の頃の話ですから、お味なんぞ記憶にあるはずもないですよね。

そこで今や国民食となったカレーライスの原点を見つめ直すといった意味も含めて、その「ハウス バーモントカレー」を思い切って購入しては検証してみることにしました。
スーパーのレジでなんだかちょっと恥ずかしいキモチになったことはヒミツです。
1963年に初売となった甘口、作り方はハコに記載されている通りに基本のままを踏襲します。これまでの経験則やスキルは全て捨て、とにかく昔から食べ続けられている普遍的なお味を求めてみるのですよ。
おっとっと、なんだか意外にフツーのカレーですね…ってソレを求めていたんじゃないのかい。給食の黄色いカレーのように妙なスパイシーさもないし、もっと甘く感ずるものかと想像しておりましたがそれほど甘いって程でもないし、そこそこに香辛料の香りや原料食材の旨味がバランスされていて…う~ん、とにかくフツーに美味しいのですよ。へえ~なんだか見直しちゃったなあ、それに廉売されているレトルトカレーなどと較べても確実に美味しいものですよ。

テメーの好きカッテなカレーを作る時はジャガイモは入れないし玉葱や人参はスリおろしてしまうので、こうしたビジュアルのカレーをお家で食すことは何十年も無かったけれど、けっして悪いものではありませんね。みんなダイスキって理由を少し理解できた気がします。
食後に蒸しパンみたいなしょんないケーキを食べながら、スーパーの売り場などに次々に登場してくるカレールウ新製品があっても、これが飽きられることもなく売り続けられている事実に感慨深いものを感じておりました。
■ 卯月の庭風景 アカイハナ 其ノ四
これが庭の一角に群生しているイモカタバミです
ハナニラが終ったあとにシレっと出てきては
しばらくの間ずっと赤い花を咲かせます
増えもせずさりとて減りもせず粛々とその営みを遂行しています

正午と前後して真上から陽が射し込むベニサラサドウダン
しっかり色濃くなった花弁に眩しい光が透過します
あと一週間くらいはこの姿が見られるのかな
これが散るころに柏の葉がざわざわと大きく広がるようになります
