■ 立夏夕刻の富嶽
二十四節気では立夏となり暦の上でも夏の入口となりました
すっかり陽も長くなって時間の感覚を修正しなくてはなりませんね
七十二候では「蛙始鳴(かえるはじめてなく)」とされ田圃に水が満たされてゆくのでしょう
当家のケロ助も声だけは元気に響いているのですけれど
18:01, May 05. 2026. @Fujinomiya-City

■ 春の土用 弐の丑
浜名湖産鰻を白焼で
本年の土用丑は5日あり初回の1月27日と二度目の4月21日は既に過ぎまして、その三回目が先日の5月3日だったわけです。あれ?ずいぶん短いスパンでやってきた土用丑じゃないか…って、そーゆー年もあるのですよ。今年は春の土用が二回、つまり先日のものは " 弐の丑 " と呼ばれるものですな。

予てより宣言してありました通り、その弐の丑には鰻のお料理を楽しんでみることにしました。一度目の春の土用丑では蒲焼の鰻重に致しましたので、今回はちょいと変化球で攻めます。
そう、浜名湖産の鰻白焼が入手出来ましたので、この季節らしくスッキリとそれを素直に味わうのも一興ではありませんか。一般のスーパーでは白焼などはあまり扱っておりませんけれど、ときどき利用するKOマートfineさんでは浜名湖産の鰻白焼を冷凍真空パックにして常時取り揃えてあるわけでして、せっかくですからこの機を逃さずにいただくことにします。

予め蒸しあげて白焼にしてありますので調理はパックのまま湯煎でも構わないでしょうけれど、より一層のふんわり感と旨味を引き出すために改めて蒸し器で加熱します。そしてもう一度さっと炙って香ばしさや凝縮感を与えてやることにするのです。
あぁ…もちろん蒲焼は最高のご馳走ですが、こうした白焼と云うものも鰻のストレートな味わいが堪能出来ていいものですよね。新鮮な浜名湖産の鰻に信頼のおける加工を施したものですから妙なクセなど一切なく、そして安心して食すことが出来るのが有難いことです。ふんわりとした極上の味わい、鰻の持つ精力が静かにそっとクチに拡がり、そしてカラダが喜びに満ちてゆくのが感じられます。
逆に玉子焼はぷりぷり食感に仕上げ、とろけるような鰻白焼との対比が明確になってメリハリのあるところが楽しいのですよ。わさび醤油の白焼、ちょっと甘い玉子焼…このコントラストが心を揺らします。

相棒は県中部に位置する藤枝市で日本酒を醸している蔵のものにしました。いいお酒です、しっかりとした芯のブレない風味ながら、ニュートラルな味わいが何でも来いみたいな懐の深さを魅せてくれる日本酒ですね。白身魚のお刺身や野菜中心のお料理などに最もよく合いそうですが、この鰻の白焼と対峙する様相は素晴らしいものがありますよ、いや~これにしてよかったと思います。
これにて春の土用・弐の丑の滋養摂取は完了です。次回は盛夏の7月26日、いよいよ夏本番の土用丑ですから、鰻は再び蒲焼に回帰して体力と精神力の維持に努めたいと願っている次第です。
■ 皐月の庭風景 終焉も近いベニサラサドウダン
ベニサラサドウダンもいよいよ終焉が近づいております
ダークだった赤も次第に明るく変化し
散り際ともなれば別の花かと思うほど鮮やかになってきます
夕陽が射し込むこの時間帯は特にそれを意識します

先日お散歩の途中で見つけたハクチョウゲで思い出し
帰宅して庭のものを確認すると既にしっかり咲いておりました
ちょいと見えづらい場所にあるものですから見落としていたのですな
よく観察すると繊細なガラス彫刻のように美しい姿
