ニベのフライ

ニベのフライ

あのコトバの語原です

「ニベ」と云う魚をご存知でしょうか、それほど珍しい魚でもなく近海の砂地海底などでよく漁獲されるものなのですけれど、成魚ともなりますと体長80cmほどに達するものもあるそうです。
食味の評判も良好でどのような調理方法に於いても美味しい部類に属しているのです。それなのに市場にあまり出回らないのはナゼなのでしょうね、灰色で見た目がジミってのもありますけれど、この魚の浮袋を煮詰めてつくる膠(にかわ)の原材料として昔から利用されてきたので、食用として扱われなかっただけのことかも知れません。

ニベの切り身

そんな「ニベ」の切り身が売っていたので購入してきました。キス釣りの外道などで釣れることがあり過去に食した経験もあったし、何より他の魚種に較べて非常にお安いものだったことも背中を押してくれました。
このお魚は加熱すると身肉がほわほわになってタラに近い食感になります、となればお料理はフライに決定ですね。とても硬くて太い骨がありますので抜くのにちょっと苦労しましたけれど、なんとか上手く収めました。まあごくフツーのフライですよ、特に変わったことはしておりません。

ニベのフライ   Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 50mm F1.4  SONY α7RM5

白身でクセもなく、ふんわり食感がいい感じです。寒冷域で漁獲されるタラのように透明感のあるお味ではありません、もうちょっとコクと云いますかややアジを思い出させるような印象でしょうか。何れにせよ淡白ですから白身魚フライの原料としてもっと利用されてもいい気がします。
そしてこうしたフライ料理ならば自家製タルタルソースが必殺ワザですよね、刻みピクルスや香辛料を強めに利かせフライの美味しさを加速させます。因みにタルタルソースは茹で玉子を刻み入れることがベースになりますけれど、この細かく刻むって作業がなかなかにメンドっちいわけでして昔は悩みのタネだったのですが、今は5mm角くらいの粗いステンレス網に茹で玉子を乗せて上から掌でぎゅっと押さえてやりますと、あら~イッパツでみじん切りの出来上がりです。洗うのも荒い網ですからカンタンですよ。

Premium YEBISU Black

もちろん英国の伝統料理であるフッシュ&チップスと同様にドリンクは黒ビールでキマリです。ほわほわとしていて香ばしいフライを頬張りながら、ぎゅ~んと黒ビールで流し込む快感!あぁコレだよ、これこれっ。
こうした組み合わせの食事をしているといくらでも食べられそうな気もしてくるものですが、まあその辺りはテメーを上手くコントロールして明日の健康を目指さなくてはなりませんね。もっと食べたいのに途中でヤメてしまうのは " にべもない " 気がしますけれど、その " にべ " と云うのはこの魚から作られた膠のようにベタベタしたものを指し、" にべもない " つまり素っ気ない・愛想のない…の語源となっていることは皮肉なものですよ。
 
 

 
 
 
 

皐月の庭風景  黄菖蒲とハコネウツギ


開花が揃っているのはアマリリスと同様ですね
この黄菖蒲も今年はしっかりシンクロナイズしてくれました
花芽はまだいくつもありますので
しばらく楽しめそうです

皐月の庭風景 黄菖蒲の朝   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 


真上から見ると映画スターウォーズに登場する帝国軍の戦闘機みたい…
な~んて思った黄菖蒲を撮影しておりましたら
アリさんが一匹現れて動き回っているではありませんか
どこかに甘い蜜でもあるのでしょうか

皐月の庭風景 黄菖蒲にアリさん   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 


ハクネウツギは護岸石積みの上に育っておりまして
小河川に乗り出すように枝葉を拡げております
この株も一昨年に強剪定を行なったのでこじんまりとしてはおりますが
今年は樹勢も回復しつつあります

皐月の庭風景 護岸石積み上のハコネウツギ   DJ Optical TTArtisan 35mm F1.4 C  SONY NEX-7