でらうみゃ~でかなわんわ(131)

噂のにゃごやモーニング その88 「 カフェ・ド・マキ 」

可愛い看板ネコちゃんがいる喫茶店

宿舎の在る津島市からシゴト現場の春日井市までのルートはいくつかあるけれど、所要時間は早朝だと高速を使っても一般道を走ってもたいして変わりはしないので、ケチなエロおやぢは当然後者を選択するのですよ。
そんな道すがら、一軒の喫茶店をいつもメにするわけです。通過するのはたいていAM6:00前後ですが、例の黄色の回転灯がいつもチカチカクルクルしているので「あぁもう営業しているんだなあ…」と横目でニラんでは通り過ぎていたのね。

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何でコーヒー&モーニングを利用しないの?と、誰しもそう思いますよね。そうなんです、これまで入ってみなかった理由は高速道路下の幹線国道、しかも中央分離帯つきのヤヤコしい反対側車線…と最悪の条件だったからです。そこに入ろうとすると通り過ぎてからUターンするか、または手前で右折して入り組んだ狭路をグリグリ走っては反対側車線に入って…と、ちょ~メンドくさいことをしなければならないのです。

ところがいつも利用する喫茶ボンフールさんの定休日は、どこかベツの喫茶店を探さなくてはならないわけですね。早朝から営業されているお店はそうあるものじゃありませんから、そこはもうメンドだなどと言ってられないわけです。

「カフェ・ド・マキ」のネコちゃん   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

そんなわけで思い切って入ってみた「カフェ・ド・マキ」さんです。看板は二種類あって、ひとつは「カフェ・ド・マキ」(エントランスのソンブレロには横文字で Cafe de Maki )、古そうなほうのもう一つには「喫茶 軽食 マキ」となっています。
まあドチラでもいいのでしょうけれど、グーグルやその他WEB上の情報では「マキ喫茶店」などとヘンなナマエになっていて、こんなシツレーな話はありませんよね。カッテにヒトの看板を変えるな!っつーの。多分同名のお店がいくつかあるからなのでしょうけれど、それは分類・差別化する側の論理でありまして、同姓同名のヒトが何人もいるからと云ってカッテに呼び名を変えられ看板を書き換えられたりしたらたまったもんじゃありません。即刻修正を求めたいものであります。

お店に入ると一匹のネコちゃんがお出迎えしてくれました。とっても大人しいネコちゃんでありまして、ちょっと撫でてあげたら嬉しかったのか気に入ったのか、ボクの座る席の傍にまで来てボディーをスリスリしてくるではありませんか。おしおし、いい子だねえ…としばらくお相手して差し上げておりましたが、コーヒーの注文をしたり店内360度撮影をしているといつの間にかいなくなっていました。

テーブルには爪楊枝・お砂糖のキャニスター・振り塩の容器の他にナゼか「アリ用コンバット」が置いてありまして笑えます。当家でもありましたけどね、どこからかアリが列を為して侵入してきてお砂糖容器がアリだらけになっちゃった…ってことが。

それより振り塩の容器が米国製タッパーウェアのヴィンテージ品(フォトではブルーのキャップのついたもの)だったことに驚きました。軟かなフタのプラスチック製密閉容器は一般的にタッパーと呼ばれていますが、それはアメリカの登録商標なのでありまして、本来は特定商品の名称なのであります。まあ電子オルガンをエレクトーン(これはYAMAHA登録商標)と一般呼称するのと一緒です。
それにしても懐かしいなあ、当家にもその米国製タッパーウェアの塩容器があったと思います。もう50年も前の製品ですがモノを大切にする母上ですから、もしかしたら今でも保管してあるかも知れないなあ…などと考えていたらコーヒーとモーニングのサービスセットが運ばれてきました。

「カフェ・ド・マキ」のモーニングサービス   MINOLTA M-ROKKOR 2/40  SONY α7

こちらのモーニングサービスもコンサバティブでトラディショナルなスタイルです。がつんとブ厚いトーストにたっぷりバター、そして茹で玉子! 潔くていいじゃありませんか。コーヒーのお味もしっかりしたコクと香りで申し分ありません。
昔ながらの喫茶店ですが静かで落ち着いていてスキだなあ。

喫茶軽食マキ店内_190925_R0010069_RTSC-NXA-CS3tdc #theta360 - Spherical Image - RICOH THETA

店内にはたくさんの植木鉢と共にママが筆書きしたたと思われる額がいくつも掲げられていて、ひとつひとつ読むとけっこー楽しいものであります。
それと気になるメニューがありまして、カルシュームたっぷりと謳う『かちりピザトースト』ね、これはじゃこがフィーチャーされたもののようです。そして名古屋人ならずともぜひお試しを!という『小倉チーズトースト』です。これはもういちどこちらを訪れて食してみたい軽食なのであります。


Cafe de Maki( 喫茶・軽食 マキ ) 
愛知県西春日井郡豊山町大字青山金剛4
TEL=0568-28-0076
ACT=6:00-17:00 金曜定休




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