2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

(60) 

使いこまれた金具 幾世代にも渡って刻まれた傷 重厚な扉を開けて中に入れば祈りの場所だった 捧げられた蝋燭の炎が 異教徒であるはずのボクにも 悲しみや喜び そして祈りの気持ち そんな感情を一時に呼び起こしてくれるのは何故だろう 1997.06.05. @ザルツ…

 東京目黒 小川軒『レイズン・ウィッチ』

ちょっと食べたカンジと外観は北海道・六花亭さんのマルセイ・バターサンドに似ているが、菓子として分析してみるとルーツは別のモノのようだ。 ソフトに焼き上げられたビスケット生地にたっぷりのレーズンとクリーム、濃厚なお味は紅茶ではすっかり負けてし…

 ハンセーの朝食『真イワシの目刺』

調子に乗ってはイケない。畜肉系動物性蛋白質&脂肪の執拗な誘惑は、まるで麻薬中毒のようにカラダを蝕みやがてアノ悪夢が現実となってゆくのは解り切っている。 が、喰いたいモンは喰いたいんだよねー。だからこうして“ハンセーの朝食”と称する伝統テキかつ…

 アイスモナカ

ごめんね 1コしかないからさ… 大きい方もーらいっ! bluenautさん おはよーございますっ! ムカシは上司や客の接待などでビールを注ぐときは“泡ビール”になってはイケナイと言われ、そ〜っと注いだものでしたが、今は美味しいビールの飲み方も広く認知されて…

 三撰きのこ

“隣保班”というコトバはすでに死語になりつつあるが、このイナカである富士宮ではなかなかにシブトく生き残っている。そのレクリエーションなるものが年に一度催され、母君はセッセと参加してくるワケだ。 ボクも何度かお付き合いをさせて頂いたコトもあるも…

 いけないソースで『豚肩ロースかつ』

禁を犯した…とまで言うのは大袈裟かもしれないが、一応主治医からは動物性脂肪の摂取は極力控えるよう言われているのでタメライの選択なのである。 ただスーパーの精肉コーナーで見つけてしまった“国産豚肩ロース テキかつ用”はどうしてもトンカツへの執着を…

-富士宮支部- 静岡県藤枝 寿々の『たい焼』

ずいぶん可愛らしいカタチのたい焼きだ。直径は約三寸、大判焼とほぼ同寸だが厚みはフツーのたい焼き程度なので総量は少ないのかも知れない。 其の日のたい焼き行脚二軒目は藤枝市の駅前通りからそう離れてはいない住宅地の中にポロリと建つたい焼き屋「寿々…

 既製品のツユだけど『冷しカレー南蛮蕎麦』

スーパーの棚にコレを見つけたのは未だテレビCMが始まる前で「なんかピンと来るものがあるぜ!」とお試し購入したのだ。 ストレートタイプの500mlのボトルなので2人前というところか、そう安いものでもないがヘタにトーシローが作るよりは遥かに美味しいし…

 ちっちゃな果物バー

小さいけどホンモノの味だよ 香料や添加物の味がほとんどしないんだな もう食べると果汁100%のシャーベットって感じでさ 実際には20%しか入ってないみたいだけどね 一口サイズだから「チョコッと食べたい」ってトキもいいし 冷凍庫の中でジャマにもなんな…

(60) 新宿かまど『焼きらーめん』

前々回の“焼そば大将”もサッポロ一番の製品で、同社は本格シーズン突入前からダッシュしてロケットスタートを成功させるつもりなのか。 カップ焼きそばにすっかり飽きてしまったヒト…って「オマエだけだよ」と言われそうだが“ラーメンを焼いて食う”という一…

 今が旬だよ『ニラ炒飯』

ニラの香りを嗅いでユリを想像する人はいないはずだが植物辞典では“ユリ科ネギ属の多年草”となっている。緑色の葉を食べるので花を見る機会は少ないものの、写真などで見るとナルホドその片鱗を垣間見るコトも出来る。 刈り取っても次々と新芽を伸ばし同じ株…

-富士宮支部- 静岡県島田・海道名物『よしむらの鯛焼』

たい焼き専門店のない富士宮で青息吐息の部員であったボクはお茶の買い出しに藤枝まで出かける機会を得て「チャンス〜っ♪」とココロの中でバンザイ三唱をしてしまった。そう、茶処の藤枝や島田ならきっとスバラシイたい焼きに巡り合えるに違いない。早速ネッ…

 火曜特売の刺身盛合せで『三色海鮮丼』

病院帰りにたい焼きでも買おうかと行ったスーパーは思いのほか混み合っていた。自力再建が不能となったこのスーパーは県中部の大手チェーンが救いのテを差し延べ、イナカ臭いゴミゴミした売り場からちょっとは明るく買いやすいフロアに改装されたコトに加え…

 白玉ぜんざい

冷凍品? ウソだろ〜 ほんとに? カンペキだよね 白玉も小豆も… アイスも入れていいかな 余談だけどさ 関東と関西でいわゆる汁粉の呼び方ってかなり違うんだよね 東京で汁粉と云えば“こしあん”で、粒々を残したものは“田舎汁粉”って言うんだってさ で“ぜんざ…

(129) 鎌倉山・和牛カレー

ローストビーフで有名なレストランだが、こうした各種畜肉加工製品もデパートやスーパーに並びご存じの方も多いだろう。首都圏を中心に7店舗を展開しブライダル事業までこなす企業グループではあるものの、本業の食品製造は高いクオリティーで評判もよろしい…

 お弁当作りついでに『鶏の唐揚・葱ソース』

中二剣道部員が林間学校へ出かけた。二泊三日、富士五湖のひとつである西湖でガッコー教育の一環とやらの時間を過ごしてくるワケなのだが、そのカリキュラムを見るとボクにはどうしてもアソビとしか思えないスケジュールが書き込まれていた。 諸々のモンダイ…

 アメリカンチェリー

毎年GW前後には登場し始めるアメリカンチェリーだが広大な国土を有するアメリカの果実である、収穫時期は日本のように一時に集中してはおらず輸入商社も“追っかけ”で産地を渡り歩くようだ。 カリフォルニア州産が5月に始まり6月下旬まで、ワシントン州やオ…

(70) 茨城県土浦『実花納豆』

実花大豆(じづかだいず)は納豆に最も適していると言われる小粒品種で茨城県で生産されるものだ。 包んであるワラの風味が加わってなんとも言えない香りと味が楽しめる納豆であり、藁苞スタイルに弱いボクは見つければ即お買い上げとなる魅力をキラキラさせ…

 炭火の香り『牛肉の漬け焼丼』

“いただきモノ自慢”みたいで少々気が引けるのだが、この牛肉の漬け焼も友人からの贈り物だ。実家の母上殿から送られてくるという焼肉は既に焼き上げられた状態で、クール便開封後にスグ食べられるという都合よき食品はズボラなボクには有難いものなのである…

(59)

宿での食事はソコソコにして 夜の街並みも眺めてみたい気持ちでいっぱいだった 欧州二日目の夜、地図も持たずに外に飛び出したボクだが あまりの街燈の少なさに明るいウィンドウ伝いに歩くハメになった 1997.06.05. @ザルツブルグ CONTAX TVS Carl Zeiss Va…

-富士宮支部- 日本橋屋長兵衛『天下鯛へい』

日本橋の老舗菓子店の商品などイナカ住まいのボクが知る術もない。八王子の御大のご紹介に与らなければ一生知るコトもなかったかもしれない菓子なのである。 ソレにしても何やら美味そうではないか…栗あんをこしあんで包んだハイグレードな構造は庶民の味方…

 藤枝の蕎麦蔵で『鴨せいろ』

普段飲み用の緑茶を購入に藤枝に出かけた。 いつも行く“JAおおいがわ・まんさいかん”で販売されている“農家の緑茶”がお気に入りだからだ。良い香りと心地よい苦みを持った品質のワリには価格が安く、日常のお茶としては上等なのである。 ついでに今月初旬に…

 生キャラメル風味のコルネ

もしかしてこのパン屋さんでのお買い物は初めてかな? よく行くスーパーでにテナント営業しているお店だから、その商品はよくメにしているんだけど。 先日通りがかりに見つけたのよ、このコルネ。 流行りの生キャラメルを中のクリームに使ってるんだってさ。…

(128) 千葉県富里『房総ポークカレー』

“房総ポーク”とは千葉県の中心部で養豚を営む酪農家がより品質の高い豚肉を提供するために厳密な飼育基準を設けて出荷しているポークなのだ。豚にストレスを与えないよう健康管理に留意しながら、与える飼料には海草粉末を加え更にビタミンEが強化された飼…

 ホッケのみりん漬焼とグリーンピースごはん

脂の乗ったホッケは開きでの流通が多くとても人気があるが、この“みりん漬”もまた時折食べたくなる美味しさがある。 沿岸に生息する真ホッケよりも深い海域に生息する縞ホッケの方が脂のりもよく美味であると言われており、店頭で販売される価格にもその結果…

 長野県飯田『野沢菜と長いものしょうゆ漬』

清里にある漬物屋さんの野沢菜がお気に入りであまりホカではソレを購入することは少ないが、透明なパックから覗く山芋の白さに惹きつけられて食べてみる気になった。 山芋のシャリシャリした食感とネットリとネバる旨みが野沢菜の酸味に絡み合って大変美味し…

 ちょっと季節外れかな『かにクリームのフェットチーネ』

“きしめん”状のパスタは二つあってこの“フェットチーネ”の他に“タリアテッレ”というモノもあり、ドコがどう違うのかと云う知識もないまま購入時はテキトーに選んでいた…と云うお恥ずかしきエロおやぢなのである。 イタリア料理に関する本を調べてみてもどち…

 クラブハリエのバウムクーヘン

なんだか外でムクドリが大騒ぎしてるよ ヒィヒィとうるさいくらい おやつにしようか やっぱりコーヒーがいいな まわりのフォンダンがシャリっとしてて しっとりとした生地とのコントラストが美味しいバウムクーヘンだよね いつもハコが凝ってるんだな、ココ…

(59) まるか食品『カレー焼そば』

“まるか食品”という名にはあまり馴染みもなかったので「地方でガンバる食品メーカーだぞ、大手になんか負けないもんねー」テキなものかと早トチリをしていた。 メジャーなものへの抵抗感が強いボクとしては「おぉ〜っ、しっかり頼むぜ!」とつい応援したくな…

 そろそろ終わりなのね、朝霧高原の『わらび』

頂きモノなどで春の山菜を今年もずいぶん楽しんだが、静岡の辺りはそろそろ終わりのようである。 出始めのコロこそ意気込んだ天ぷらなどが食卓に賑わいを添えていたものの、ひと通り味わってしまうとアトは煮物やお浸しといった常備菜テキなものでそのエネル…