ごちそう麻婆豆腐

ごちそう麻婆豆腐

ご近所さま ありがとうございます

そりゃこれだけ猛暑が続いていますからね、バッチ~ンと往復ビンタを張られたみたいに激辛の『麻婆豆腐』が食べたくなるってもんです。地元豆腐店の美味しい木綿豆腐も買ったし豚挽肉や調味料もバッチリさ、いざ調理開始!ってところに玄関チャイムがピンポ~ンなのであります。

ご近所さまからサヤインゲン

訪ねてこられたのはお隣さん、例の自家菜園での栽培が非常にお上手な方です。手にしているのはその畑で収穫した「サヤインゲン」ですね…これは有難い、ご近所さま本当にいつもありがとうございます。
何と言っても茹でたてのそいつが未だ熱いうちにマヨネーズべっちゃりつけて喰うのがサイコーなんだぜ。『麻婆豆腐』の仕込みにかかる前に先ずは「サヤインゲン」を塩茹でしよう、うっふっふ~こいつを肴に一杯飲って、メインは『麻婆豆腐』って算段は夏らしい献立じゃないか。

ごちそう麻婆豆腐   Mamiya AUTO mamiya/sekor 50mm F2  SONY α7

ところがここでヨケーなことを思いついてしまうのですな、もちろんノーマルな『麻婆豆腐』もいいんだけど、この「サヤインゲン」を加えてちょっとばかし彩りをよくしてやるのはどうだい?みたいなことです。バカだよなあ、そのままだって充分に美味しいのに。ついでに甘辛ダレで焼いて喰おうと思い購入してあった「生きくらげ」も入れちまえ…なんて本当にイカレてますよね。
でもオカゲさまでとっても美味しい " ごちそう『麻婆豆腐』" をいただくことが出来ましたよ。お豆腐に豚挽肉の旨味がビリっと絡む麻婆、シャキッと夏の薫りが心地よい「サヤインゲン」そしてぶりぶり食感がいつまでも食べ続けたくなる「生きくらげ」。もう黄金ドリンクが進んでしまってヤバヤバでやんす、自制心が失われる夏の日でもあります。



 
 
 
 

文月の庭風景  蝉時雨


年々セミたちの抜け殻が増えているような気もするのですが
庭の樹木はもちろん
壁や置いてあるものなど
あらゆる立体物に空蝉の姿が…

文月の庭風景 紗雅の葉に空蝉   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 55mm F2.8  SONY α7

 
 


シュウシュウと控えめにスタートしますけれど
間もなく大音量になってゆき
そのうち体全体を震わせて鳴くのですね
いったい何dBあるんだいって音量測定したくなるくらい

文月の庭風景 梅の幹にクマゼミ   Nikon AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED VR  NIkon D300

 
 

 
 
 
 

ホワイト系お刺身三種盛

ホワイト系お刺身三種盛

愛媛に北海道そしてインドネシア

前日までの夕食にニク料理が続いてしまい、何でもいいから魚料理が食べたいと思った時の晩酌です。食事はなるべく似たような種類が続かないように気を遣っておりますけれど、何かの都合があったり頂き物で急を要するものが登場してしまったりと止むを得ぬ事情が生ずることもあり、まあ極端なことにならないようにはしております。
そんなワケで近隣の山梨県系スーパー某OGに出向くのですが、折しも夏が旬の海鮮が鮮魚コーナーに並んでおりまして、ここはさっぱりとお刺身で攻めるのが妥当かと思えてくるのですね。
フォトでは左から愛媛県産真鯛、北海道産タコ、インドネシア産ヤリイカ…なかなかのスター揃いです。県内産ですと沼津港の真アジや由比漁港水揚げ生シラス、そして御前崎漁港水揚げのカツヲなどもありましたが、イメージ的に白色のお刺身で統一して涼し気な盛り合せにしてみたいなどとシャラっ臭い考えに取り憑かれてしまいましてね、見た目優先の盛り合せにしてしまったエロおやぢであります。

ホワイト系お刺身三種盛   RICOH XR RIKENON 50mm F1.4  SONY α7

オカゲさまでとても美味しくいただきました。ドレもハズレなしの美味でコストパフォーマンスもサイコーです。甘く脂ののった真鯛は未だあまり熟成が進んでいない状態でぷりぷりした食感が嬉しいものでしたし、北海道産のタコはグニグニとした身肉からじゅわ~と滲み出る旨味の波状攻撃、そしてインドネシア産ヤリイカはねっとりうっふぅ~ん♪な胴とゲソのコリコリなコントラストが美しいのひと言...といったカンジで、暑さによる疲労の回復を目論む食卓としては成功したものと云ってよいでしょう。

高砂 本醸造

相棒は哀愁のイナカ町が誇る四大酒蔵の一角を担う富士高砂酒造さんのものですが、エロおやぢと致しましては純米大吟醸とか山廃仕込みのものよりも、キリっと辛口な本醸造が好みでしてね、敢えてごくフツーのグレードをチョイスする習わしになっております、はい。
まあこんな気温ですから本当に常温ですと冬ならヌル燗くらいの温度になってしまい、サスガにそれはイマイチでしょ…ってことで、冷蔵庫にごく短時間だけお休みいただき、キュッとやや冷えをいただくようにしております。美味いですねえ、この町の酒蔵さんの日本酒は甲乙つけ難い美味しさがありまして、いつでもドレでも歓迎であります。
優れた肴と美味い酒、こんなゼイタクしちゃってなんだかバチが当たらないの?って真剣に思います。
 
 

 
 
 
 

文月の庭風景  ハコネウツギの葉にケロ助


大きくなったケロ助の姿を見かけなくなり
かなり寂しい思いをしておりましたが
先日ハコネウツギの葉に一年生の姿を確認しました
よかった...命はつながっていたのです

文月の庭風景 ハコネウツギの葉にケロ助   Ai AF MICRO NIKKOR 60mm F2.8  Nikon D300

 
 

 
 
 
 

令和六年土用丑の鰻重

令和六年土用丑の鰻重

浜名湖産うなぎ白焼を蒲焼に

言わずと知れた土用丑、世間様の倣いに従って「鰻重」を食すエロおやぢであります。
どの鰻屋さんもこの日は混雑しているでしょうしね、やはりお家で鰻の蒲焼を調理して炊きたてゴハンに乗せて食すのが手っ取り早くて正解ってもんです。ただちょっと気がかりなのは、一般に市販されている鰻蒲焼ってものは、あの濃くて甘辛いタレがべっとりコーティングされていて、もうちょっとお店屋さんでいただく時のように、もう少しサラッと…けれどもしっかりとした風味で...みたいな二律背反を実現できないか、といった命題なのですな。

浜名湖産うなぎ白焼

プロフェッショナルの方々が鰻の蒲焼を調理する工程を振り返ってみると、鰻を割く→素焼きにする→蒸す→タレを付けて焼く...概ねこんな手順になると思うのですよ。ならば素焼きにするまでのところはお任せして、蒸す以降の工程をテメーで担えばいいんじゃないの?てなカンジですな、つまり「白焼き」を購入して来れば、かな~りお店屋さんの味に近づけると踏んだわけです。
ズボラなエロおやぢにしては珍しく、近所の山梨県系スーパー某OGでその「白焼き」を予約注文しました。たまたまですが地元の浜名湖産であったことも嬉しいことですよね、いちおーこれでも地元産業は応援したいと願っているものですから。

令和六年土用丑の鰻重   Nippon Kogaku NIKKOR-S Auto 50mm F1.4  SONY α7

重箱サイズに合わせて半分にカット、丁寧に串打ちをしたら蒸し器でしっかりとスチームしてやります。せっかく整えたカタチを崩さないように慎重に取り出し、タレを纏わせ…お店みたいに壺に入った秘伝のタレにドボンってのは出来ませんのでハケ塗りですが…オーヴンで焼き色を重ねます。二度ほどそれを繰り返えせば、あら~けっこー上手く焼けたじゃん!みたいに美味しそうな鰻の蒲焼が出来上がりましたよ。
もちろん『鰻重』ですよね、これが一番美味しい鰻の食べ方かと信じて疑いません。もうふわっふわのトロットロ、ゴハンにシミた鰻蒲焼の旨味風味が堪りません。そういえば昨日ネットで「鰻は鰻重では余りにもマンネリ化」なんて書き込みを見つけましたが、オマエはマンネリと思うほど鰻重を喰ってるのかい…と思いましたよ。こーゆーバカカン違いをされていらっしゃる方に処方するクスリってないものでしょうか…って脱線ですよ、元へ。

牧野酒造 本醸造 富士山

もちろん鰻の蒲焼の食べ方にルールなんてものはなく、様々な食材と組み合わせてはその美味しさを堪能するのも食文化ですしね、いただく方の健康や食嗜好に合わせて素敵なひと品を楽しむことも大切なことかと思います。そう、出来ればそういった斬新なレシピで作られたお料理を愉しんだあとに、フィニッシュはやはり『鰻重』かな…まあ脳ミソが硬化しかけているエロおやぢの戯言ではありますけれど。
まあそんなアレコレを考えながら地酒を一献、猛暑の令和六年土用丑でありました。
 
 

 
 
 
 

文月の庭風景  百日紅の開花始まる


例年当家の百日紅は遅刻常習犯でしてね
ヨソの百日紅がしっかり開いてからようやく重いコシを上げるようです
蝉時雨を聴きながらそっと開くその花に
盛夏の苛立ちがどんどん募ってゆくのです

文月の庭風景 百日紅の開花始まる   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RV

 
 

 
 
 
 

桜海老天玉入りの富士宮焼そば

酷暑富嶽


早朝からウンザリするほどの酷暑
大気中の水分も多過ぎて酷い霞が上空を覆っています
オカゲで山頂もやっと視認出来るほど薄く淡いコントラストでしてね
余計に暑苦しく感ずるわけです
 
 
6:11am, July 23. 2024. @Fujinomiya-City

酷暑富嶽   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7



 
 
 
 

桜海老天玉入りの富士宮焼そば

ニク抜きでも王者の貫禄

梅雨も明けてRTS発症の潜伏期間が過ぎているせいか、心の奥底では熱いラーメンを食したくてたまらないのですが、こうも酷い暑さが続くとなかなかその決断をしずらくなっているのでして、澄んだ醤油スープに泳ぐ中細縮れ麺ずるずるの快感と引き換えに アセダラ はあはあ もーダメ ぐったり な「ラーメン」なのか、それとも同じ麺料理でもスパイシーなウスターソースに彩られシャキッとキャベツや天玉にだし粉の旨味と香りでサクっと食べられる「焼そば」にするのかと問われれば、今なら間違いなく後者を選択するエロおやぢなのであります。ええ、RTS治療は後回しにしても未だ致命的な症状に陥ることはないでしょうから、そう慌てずとも大丈夫なのですよ。

桜海老天玉入りの富士宮焼そば   Asahi Opt. Super-Takumar 55mm F1.8 (Early-type Font)  SONY α7

先日山梨県系スーパー某OGで見つけた「天玉」は " 桜海老入り " と表示されておりまして、透明外装フィルムの上からもソレが確認出来ます。まあ100%モノホンかどうかは判りませんが、とりあへず小海老ライクなものが入っていればソレナリの風味もするでしょ…ってことで、今回の焼そば具材として採用決定なのであります。
天玉は開封後の直接検品ではソレっぽい風味もありましたけれど、いざ焼そば調理にて投入してみればウスターソースやだし粉の威力に怯えてすっかり影が薄くなってしまいました。それでもときどきソレらしき香りや旨味もチラリと覗かせることもありまして、悪いものではないようです。それより天玉らしいコクや香りがプラスされて、焼そばのお味に深みを与えてくれるところが良かったと思います。ニク抜きの富士宮焼そばでもこれだけ美味しいのはやはりB1グランプリ王者の貫禄ですね。
まあ桜海老はすっかり漁獲量も減少してお値段が高騰している昨今ですから、今どきそのお値段じゃ " 純桜海老 " ってのはムリなことは承知の上ですしね、ヤボな追求はしない方が自分のためにも良いことかと思います。



 
 
 
 

ご近所ぷらぷら July 19. 2024.


カレカレになり赤く変色している紫陽花たちの中に
一輪だけシャッキリ青い一輪が存在しています
出遅れて孤立しているかのようにも感じますが
見方によっては最強メンタルなのかと

ご近所ぷらぷら July 19. 2024. 孤立する紫陽花   Olympus PEN-F F.Zuiko Auto-S 38mm F1.8  SONY NEX-7

 
 

 
 
 
 

ハイカラ焼鳥丼

ハイカラ焼鳥丼

ナマエに反して中身はオーソドックス

ネギマ串だけでなく唐揚も一緒に玉子綴じして丼のアタマにしてしまいましたので『ハイカラ焼鳥丼』なんてナマエにしましたけれど、多分そう珍しいものでもなく、きっと何処かのお弁当屋さんとか飲食店さんで既に提供されているんじゃないのかな…なんて気はします。
ただ実際に食してみますと非常に美味しいゴハンなのでありまして、食べ切れなくて残してあった焼鳥や唐揚のリメイク術としては上等なものかと思います。いやエロおやぢは最初っからこうするつもりで、農民市場のお惣菜コーナーにいつもあるこれらをカゴに入れては「ノーマルな丼を用いるのか、ちょいと気取って重箱を使ってみるのか、はてまたカフェ風に深皿で気取るのか…」などと思案するのであります。

ハイカラ焼鳥丼   PETRI EE Auto CC Petri 55mm F1.7  SONY α7

結局は前述の何れでもなく " たち吉 " の縁の立った唐草紋様皿にしてしまったのは、玉子綴じする時に使う親子鍋の直径がちょうどフィットすることと、すっかり少食になってしまった母上のゴハン分量は、このお皿での盛り付けが調節しやすそうだったからに他ならないのです。
青葱を焼鳥串そして唐揚と共に出し汁でさっと温め、間髪を入れず玉子で綴じてやるというごくフツーなお料理ではありますけれど、前日から冷蔵庫で冷え切っていた焼鳥や唐揚もふっくら柔らかに火が通り、そしてタマゴの優しいお味に包まれた丼風…ナマエに反して中身はオーソドックスなお料理になるわけです。

BUSKER

フォトではあまり見えませんが、ご飯には千切った板海苔をたっぷり散らしてあり、その風味が甘辛醤油味の出汁と半熟タマゴによく合っていて、あ~ニッポンのお料理だよな…と静かな感銘を受けるものになっております。
食事中は最近とみに気に入っている日本酒の炭酸割りでクチをリセットしながらとなりますが、テーブルの片付けも終わって食事の美味しさの余韻に浸りながらの時間はアイルランドのウイスキーで心を鎮めます。
 
 

 
 
 
 

文月の庭風景  紫蘭の末裔


花を終えた紫蘭にはシードポッドが出来ております
なんだか面白い模様が出来てますね
そのうち乾燥して種を放出するのでしょうけれど
その前にコントロールできないものかと…

文月の庭風景 紫蘭の末裔   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 55mm F2.8  SONY α7

 
 

 
 
 
 

タコぶつと鮪ヅケの山かけ

タコぶつと鮪ヅケの山かけ

ズルっと夏らしいひと品に

色ツヤもよく鮮度のよさそうなトンボ鮪(ビンナガマグロ)のサクがあったので即カゴに入れました。へへっ、こいつは大和芋も一緒に買って「山かけ」にして喰うのがサイコーなんだぜ…とその足で野菜コーナーに向かいます。でもね、ちょっと鮪のサクは小振りかなあ…輸入モノだけど茹でタコの足も廉売してるから一緒に盛り合わせちゃえ、と再び鮮魚コーナーへ。テメーの好きなことなら足取りも軽いエロおやぢであります。

ジツはそのスーパーに向かう前にいつもの農民市場にも行きました。やはりヤサイ類は農家が直販するそのマーケットが一番鮮度もよくて安いわけで、そこで買えなかったものだけをスーパーで補うという、ちょっとメンドなことをしています。
この日はトウモロコシを購入しました。ヒゲの柔軟性やツヤもよくピンとしていて明白な朝採りであることが判ります。今年はこれで三度目となるトウモロコシですが、新しいメソッドで楽勝に処理できるのが嬉しいのですよ。

朝採りトウモロコシのスチーム準備

世の中は電子レンジを用いた調理が普及し始めているトウモロコシですが、脳ミソが硬化し始めているエロおやぢと致しましてはどうしても旧来の蒸し器による調理の方が美味しく感じられるのです。いえいえ、電子レンジ調理にケチをつけようってんじゃありませんから、ただコチラが気に入ってるだけなんですよ。
蒸し器に湯を沸かし始めたら、キッチン鋏でヒゲと軸をバチバチっと切り落とします。外側の硬い皮だけ剥いて実の上に数枚の皮が残るようにします。そして湯がブンブンに湧いたらスチーム胴をセットして25分程度蒸しますが、終了したら胴を鍋から外し蓋をしたまま冷まします。外皮ごと蒸しあげてあるので皮剥きもラクです、頭のほうをつまんでまとめて下に引けばドバっとまとめて皮が剥け、カンタンに美しい黄色の実を露出させることが可能です。
また常温近くまで冷ましても実にシワが出来たりヤセてしまうことはありません、ふっくらツブツブの状態が見事に保持されていますよ、そして甘くて香りのよいコーンを楽しむことが出来ます。

タコぶつと鮪ヅケの山かけ   MIRANDA AUTO MIRANDA 50mm F1.4 ( 8-Elements )  SONY α7

さて肝心の「山かけ」です。トンボ鮪はいつもの如く自家製ヅケダレに30分程度漬けておきますし、タコは文字通りブツブツ切っておくだけです。いつもと違うのは大和芋をスリおろすのではなく、大根ツマなどに使う千切りスライサーを用いて細切りにしてやることです。
こうすると大和芋は適度に細かくなり、ネバリとろとろになる部分と細切りシャッキリ部分が見事に混じり合った状態となり、とても食べやすいのにしっかりネバっているといったズルい状態になるのですよ…駄洒落なんぞ言ってんじゃねえ!ってホントなんですから。

賀茂鶴 本醸爽快辛口

器の端から順に少しづつ取り上げて食すのも佳し、全てをイッキにグワッとかき混ぜてワサビ醤油でズルズルっと掻き込むように食すのも一興、あとはお好きなように召し上がって下さいな、もうどう喰おうがめっちゃ美味いことは判ってますから。
相棒は広島の銘酒ですね、何処にでも売っているメジャーなブランドですが、哀愁のイナカ町のお酒と似たお味なので気に入っております。これからの季節なら同ブランドの生冷酒もあるのでそちらもいいかな~と思っております。
肴もお酒も夏らしいひと品、いいものですよね。



 
 
 
 

文月の庭風景  蝉たちの痕跡


またまた雨上がりのワンシーン
フェンネルの枝に蝉の抜け殻が重なってます
珍しい光景ではありませんが
見かけるとなんとな~く微笑んでしまいます

文月の庭風景 蝉たちの痕跡   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RV

 
 

 
 
 
 

ピッツァ・マルゲリータ

ピッツァ・マルゲリータ

久々にモノホンのモッツァレッラ・チーズを使って

月にいちどくらいはピッツァを食します。年老いた母上も大好物なので様々なトッピングで愉しんではおりますが、やはり基本中の基本とでも申しましょうか、トマトソースとチーズとバジルだけで構成する『ピッツァ・マルゲリータ』が何を言われようがその王者として君臨しているのですな。

ピッツァ・マルゲリータの食材

ところがこのところはズボラばかりこいておりましたから、そのマルゲリータもピッツァ生地にトマトソースとチーズ及びバジルソースだけなどとした半完成品を購入してくることが殆どで、まあピザストーン付きのコンベクション・オーヴンでの調理はその欠点をかなり補ってはくれますけれど、やはり久々にモノホンのモッツァレッラ・チーズを使って作るマルゲリータに憧憬を抱くのは無理からぬことなのでありました。
よくしたもので為せば成るの例え通り、要はヤル気の問題なのですな。ここはいっちょキアイを入れて…って、そんなにリキまなくても『ピッツァ・マルゲリータ』くらいはスグに出来るものでしょう。

ピッツァ・マルゲリータ   KONICA HEXANON AR 52mm F1.8  SONY α7

心ある御方ならばピザ生地からコネるのでしょうけれど、あいにくそこまでの甲斐性はないエロおやぢですから、市販のピザクラストで済ませてしまいます。まあソレでもそこそこのお味にはなりますよ、みなさんご存知の「真のナポリピッツァ」のようにはゆきませんが、家庭でチャラチャラと喰う分には上等なマルゲリータになるってもんです。
作り置き冷凍してあったトマトソース、ポッコンチーニと呼ばれる小さく丸められたモッツァレッラチーズ、そして生バジルの葉があればこの極上のピッツァは完成します。ただしオーヴン入れ前後に使うオリーブオイルはなるべく上等なものを使った方がより美味しくいただけますからね。因みにエロおやぢは長年「サルバーニョ」というブランドのEXVオリーブオイルを愛用しております。

Pilsner Urquell

あぁ違いますねえ…モッツァレラ入りのミックスチーズではなく、ピュアなポッコンチーニ(純モッツァレッラチーズ)のクリーミイな甘さと香りはステージの違いを如実に反映します。美味い、ジツに美味い。こーゆー食べ物が生活のベーシックになっているイタリアってどんな食文化が醸成されてるんでしょ、激しくアコガレますよね。
え?ビールがイタリア産じゃない? 気にしない気にしない、同じ欧州のベルギー産なんだから。




 
 
 
 

文月の庭風景  雨宿り


よく咲いてくれた桔梗さんたちですが
そろそろ末期となりました
先日の大雨の中で雨宿りでもしているかのような姿
軒先に佇む熟女のようでもありまして…

文月の庭風景 桔梗さんの雨宿り   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RV