■ 既製品のおでんパック
ローリングストック
前回『おでん』を作って食したのは厳しい夏もようやくその出口が見え始めた長月末のこと、しかし相棒とする日本酒はまだまだ燗酒などにテを出すフンイキではなく、冷やのコップ酒をきゅ~っと煽りながらいただく " 静岡おでん " なのでありました。
それからふた月ほど経ちすっかり夜は冷え込むようなことになっていて、当然のことながらヌル燗にした日本酒をクチに含みながら楽しむフツーの『おでん』にわくわくしてくるわけです。
ねえ『おでん』くらいテメーで作って喰えよ~てなもんですが、災害用非常食として備蓄してあった既製品の『おでん』パックは、その賞味期限があまり迫ってこないうちに消費してしまったほうがいんでないかい…てなわけで、サッサとローリングストックの入れ替え対象とするわけです。

ナカミはいちおーひと通りのものが入っておりますけれど、若干ボリュームが足りないかな…ってことでお惣菜の " ごぼう天 " を加えパックの煮汁で温めてやるだけです。な~んにもテマのかからないものですが、よくデキたものでふつーに美味しくいただけます。
ただこれをインフラが全て停止した環境で温めずに非常食としていただく、つまり冷たいまま喫食することはかなり勇気が必要なのではと平常時に於いては考えますが、そもそも災害時の何もない状態ではそうしたことも生物としての必要性・生存本能からは何の躊躇も感じないでしょうね。緊急時の災害現場ではとにかく命を繋ぐことが優先されますし、そこに不平や不満など存在すべきではありません。そして今と同じように「あ~よかったねえ」と感謝の気持ちの方が大きいものになるでしょう。
日常からそうした災害リスクに備え、ローリングストックを心がけておくことは大切なのだと思います。小さなことですが、ちょっとだけそんな想いに耽ってみました。
■ 霜月の庭風景 アスター1号
アスター1号がしっかり開花しております
明るい赤紫色の花弁はややくすみ始めた秋の草を上手くカバーしてくれて
平凡な庭の風景をちょっとだけ彩ります
楓の色づきも始まりバトンタッチの準備も出来たようです


























