カタ焼そば パワードタイプ

■ カタ焼そば パワードタイプ

中華料理らしさをブースト

今年の夏は酷暑のせいもあってか、このニッポンハムさんの中華名菜「かた焼きそば 白湯味」を幾度となくリピートしました。確かに上にかけてある餡は加熱して温かなものですが、ベースの油揚げ麺がバリバリと心地よく歯に響き、さほどアセアセにならずに食事を終えることが出来るのがジツに好いのです。

カタ焼そばと追加増量食材

いちおー添付のレトルトパックには一通りの具材が含まれておりますし、あとはキャッチコピー通り " キャベツがあれば! " ってことで、かな~りスピーディーに調理を済ませることが出来るのも複数回リピートの要因です。
ただ何度も食しているうちに物足りなさとでも言いましょうか、もうちょっとプラスアルファも欲しいよねえ…なんてゼイタクの虫が疼き始めてしまうのでありまして、今回はそこに「むき海老」と「キクラゲ」をプラスしたパワードタイプで夏の終わりを迎えるのです。

カタ焼そば パワードタイプ   Nippon Kogaku NIKKOR-H Auto 50mm F2   SONY α7RM5

たいした追加増量ではないので原価増も気にならない範囲であるにもかかわらず、お味の方は飛躍テキにエクセレントなものになります。ぷりっぷりの海老にコリっコリのキクラゲが中華料理らしさをブーストして、とても既製品をちょい改造したパワードタイプとは思えない美味しさに感激します。あぁ、こんなに旨いならもっと早くこの方程式に気付けばよかった。

エッセルスーパーカップ コク旨キャラメル

仕上げに垂らす香り油(胡麻油)が酷暑に失いかけた食欲を再びメインストリームに軌道修正してくれるし、途中からカラシを混ぜまくったり、黒酢をビャッとかけて味変に持ち込む奇襲攻撃もジツに上手くゆくのですよ、大キライな夏にもこれで三行半を突き付けることが出来るわけです。
食後は秋らしくキャラメルアイスでドドメを刺します。もしかしてこの秋の流行はキャラメル系?ってくらい各社から新製品が登場していて、ジツはあの有名ブランドのアイスも既にストック済です。まあソレはそのうちいただくことにしましょう、楽しみ~♪
 
 

 
 
 
 

■ 神無月の庭風景  梔子の葉にケロ助


特に雨の降りはじめなどによく聞こえてくるケロ助の鳴き声
どうやら3匹は庭の何処かに潜んでいるようですが
なかなか目にすることが出来ずにおりました
ようやく見つけた先日の朝…梔子の葉の上で休んでいます

神無月の庭風景 梔子の葉にケロ助   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

 
 

 
 
 
 

芋栗しあわせミルクレープ

■ 芋栗しあわせミルクレープ

ありふれた食材と既製品ミルクレープの利用

この秋に収穫された新栗はJA系の直売所で購入してきてスグに茹で、ほいほいと平らげてしまいました。せっかくですからその栗を使って何かデザートでも作ろうかと思っていたのですけれど、あまりの風味の佳さについついそのままいただくばかりで…計画性がないと云いますか、目先の欲望に走ってしまうテメーに情けなさも覚えるのですよ。

天津甘栗を炒る

まあ新栗ならまだまだ出荷されるでしょうしそのうちに…と考えていた矢先、ちょっとした用足しで向かった KOマートfine さんで天津甘栗がどっさり入った袋を見つけてしまい、おぉ~こいつで栗デザートの目的達成もアリだよな…てなわけで即カートインです。
もちろんろのままいただいても良いのですけれど、天津甘栗をフライパンで殻ごと炒ってやると表面が乾燥してパチンと割りやすくなりますし、中身の栗も温められ甘みが増すのですよ。また身と殻にスキマが出来るので身割れせずにコロンと取り出せるといったメリットもありまして、炒りたてから時間経過してしまった天津甘栗の場合はぜひお試しください、風味も甘みも増して美味しくなりますよ。

芋栗しあわせミルクレープ   Carl Zeiss Batis 2/40 CF  SONY α7RM5

さてそんな甘栗を蒸かしたサツマ芋と共にいつものドンレミーさん " しあわせミルクレープ " にトッピング・デコレーションしてみました。
まあありふれた食材ですし既製品のミルクレープの利用というズルですから特別なものではありませんけれど、いちおーナチュラルなものだけで構成してありますのでヨケーなお味はしませんしストレスもありません、なかなかに美味しいスイーツです。

秋珈琲

外を歩けばすっかり秋らしさを感ずるようになりましたけれど、こうした食べ物からも季節の移ろいを如実に知覚することになりますね、有難いことです。先日も来月早々にリリースされる国産ワイン新酒の予約を済ませ、いよいよその深まりを享受することになります。
『芋栗しあわせミルクレープ』の相棒に秋限定のコーヒーをいただきながら、これから次々に登場してくる秋の恵みをどうやって捌いてゆくか…悩ましくも楽しい計画をひとつひとつ整理する時間がまた心地よいのです。
 
 

 
 
 
 

■ 神無月の庭風景  コムラサキのパラボラ


熟して深い紫色となったコムラサキの実は
ぽろぽろと落下してその支持基部を枝に残しています
まるでパラボラアンテナのようなものが幾つも並んでいる様子は
なんだかちょっと滑稽な名残りでもあります

神無月の庭風景 コムラサキのパラボラ   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 105mm F4  SONY α7RM5

 
 

 
 
 
 

豚バラ肉の角煮

■ 豚バラ肉の角煮

恍惚の喫食タイム

蒸したり焼いたりしたニクもいいけれど、こっくりと甘辛く煮たニクも食してみたい季節になってきました。そう『豚バラ肉の角煮』なんてものが妙に欲しくなるってもんです。
ただいつもの山梨県系スーパー某OGの豚肉はスライスされた商品の品質に於きましてはまずまずなのですけれど、叉焼にしたりこうした角煮にしようとするときに使うブロック肉に関しては赤身と脂身のバランスがイマイチでして、ヘタをすると7割くらいが脂身なんじゃないか…みたいなものも多く見受けるわけですよ。

「甘み豚」バラ肉ブロック

若いころならそれでも許せたのかも知れませんが今はちょっとねえ…ってことで躊躇してしまうことが多いのです。そんな中で先日ようやく見つけたマトモな豚バラ肉ブロックでして、お~っしコレなら " 角煮 " にしても気持ちよくいただけるに違いない…てなことで早速お目当てのお料理の準備を開始します。
適宜カットしたら表面を軽く炙ってから下茹でします。いったん茹でこぼしてヨケーな脂やアクを洗い流し、それから被るくらいの調味液でコトコト優しく加熱します。やや甘めの " かけ蕎麦出汁つゆ " くらいの濃度ですが落し蓋をしていても煮詰まってくるので時々水を加えて元の水位を保つようにしましょう。
一時間程度煮たら火を止め、上蓋はちょっとズラして水面が呼吸できるようにしておきます。煮汁に濁りが出来ずクリアで美味しいお料理になりますよ、一日目はここまで。そのまま翌日まで常温保管し、食すタイミングに合わせてしっかりまた一時間程度の再加熱をします。

豚バラ肉の角煮   Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose)  SONY α7RM5

上記のタイムランで食卓に提供して一向に差支えありませんが、エロおやぢの場合はもう一日加熱冷却を繰り返し、計48時間程度の調理インターバルを実施しています。これによって硬く締まっていた豚肉は蛋白質分解を始め、その結合強度がユルくなるに従い所謂 " ふわとろ " な食感が生まれます。
いや~参っちまいますねえ、鍋から器に盛りつける時には特に細心の注意を払っていないと、もうせっかくの力作がボロリと崩れ去り、哀れな姿の豚角煮を前に落胆の食卓に成り下がってしまいます。

黄桜 night swim

オカゲでもうふわっふわ♪とろっとろ♪の『豚バラ肉の角煮』が完成の運びとなります。チカラを入れずとも箸でハラリと持ち上げられる塊がクチに運ばれ、そして舌の上でまったりと拡がる赤身の旨味、脂質であることを感じさせない白身部分がゼリーのように甘く溶け出してゆくのを知覚しながら、恍惚の喫食タイムが過ぎ去ってゆくのであります。
因みにこの日の付け合せは小芋(サトイモ)を蒸したものと、素焼きした獅子唐です。どちらも調味せず、角煮の煮汁をシミシミさせながらいただくのが正解でしょう。そして久しぶりに入手した黄桜 night swim をそっとクチに含みながら初秋の夜は静かに更けてゆくのです。
 
 

 
 
 
 

■ 曙の月


すっかり遅くなった夜明け
東の空には下弦の月が浮かび
微妙なグラデーションを生みだしている曙を背景に
蒼白くそして寂し気にその照度を届けてくれています
 
05:32, October 08. 2026.

曙の月 05:32, October 08. 2026.   AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED VR  Nikon D300

 
 

 
 
 
 

ラクレットのハンバーグ

■ ラクレットのハンバーグ

ゆったりと落ち着いて味わうヨロコビ

過日の敬老の日に姪っ子が母上に贈り物として持参してくれたものの中に IDEBOK さんの「ラクレットチーズ」もありました。そうか~ラクレットねえ…焚火やヒーターで炙って溶けた表面を削ぎ落し、野菜や畜肉加工品あるいはパンなどにたっぶり塗りつけていだだくアレですよ。家庭でそうした調理方法はあまり現実的ではないので、当家に於きましてはホットプレートに乗せて溶かし、そこに茹でたヤサイやハムなどをまぶしつけては食すという食卓でした。

IDEBOKのラクレットチーズ

しかしよく考えてもみれば溶かして何かに塗りまぶす…といったことならば、予め薄くスライスしておいて何某かの食材に乗せて加熱したっていいじゃないか、てなことなのですな。
そうだ、それならハンバーグに被せるように置き、それを予熱してあるコンベクションオーヴンに突っ込んでやれば同じ結果が得られるのではないか…と考えたわけです。ガロニのヤサイ類はスチームしておき、デミグラスソースで煮込んだハンバーグと共にキャセロールに仕込んで「ラクレットチーズ」を乗せれば準備完了です。あとはオーヴンの中でチーズがゆっくりと溶けてハンバーグに素敵な幕を形成するのを待つだけです。

ラクレットのハンバーグ   Asahi Opt. SMC TAKUMAR 50mm F1.4  SONY α7RM5

やはり一般市販の " とけるチーズ " とは香りからして全く別モノですね、ナチュラルチーズ独特の発酵臭と共に濃密で艶やかな乳製品の香りが鼻腔をくすぐります。ナイフをそっと入れると粗挽き牛肉とデミグラスソースの混じり合う塊がラクレットチーズにふわりと包まれて、極上のハーモニーを奏でます。あぁジツに美味いじゃないか、ガツガツと食べ進みたい欲望は抑制しゆったりと落ち着いて味わうヨロコビに浸ろうではありませんか。

2018 COTES DU ROHNE LES PRADES

そしてここは間違いなく赤ワインにお手伝いしてもらうことになります。ドメーヌ・マズールがコート・デュ・ローヌ地方で醸造するミディアムクラスのワイン、果実味と渋みのバランスには優れておりますがシナモンや土そして枯草などの香りが品よく隠れていて、こうした肉料理やチーズ料理には抜群のアシストをこなしてくれます。
2018年の製品ですから既に8年が経過していて程よい熟成具合です。失敗したなあ…もう一本、いや二本買っておけばよかった。まだお店に残っているかなあ、ミディアムボディーの赤ワイン好きには人気があるようなので、もしかしたら…急げ~。
 
 

 
 
 
 

■ 神無月の庭風景  季節外れのセージ


先日は季節外れのホタルブクロを紹介しましたが
このセージもいったん枯れてから再び盛り返したものです
しかも花までしっかり咲かせて驚き以外の何物でもありません
年に二度の花盛り…来年はどうなってしまうのでしょう

神無月の庭風景 季節外れのセージ   KamLan 8mm F3.0  SONY NEX-7

 
 

 
 
 
 

知床塩ラーメン

■ 知床塩ラーメン

北海道フェアから Part 11  世界遺産の地にあるラーメン店

2005年に世界自然遺産に登録された北海道知床半島、その入口でもあり観光拠点となっているウトロという町があります。
数年前に起きた観光船の転覆沈没事故でその名を知った方も多いとは思いますけれど、アイヌ語で「地の果て」という意味で、正式には " 北海道オホーツク総合振興局斜里郡斜里町ウトロ " という長ったらしいナマエが定められています。
ジツは母方の祖母の妹がこのウトロの漁師さんの家に嫁いでいたことから、釧路に住んでいたころは何度か遊びに行きましたし、また大学生の時には写真部の友人と連れ立って尋ね、図々しくも宿代わりに使わせていただいたこともあります。

波飛沫 塩らーめん

そんなウトロは今やすっかり観光拠点としてリッパな街となりました。国内のみならずインバウンドも多いことからホテルなど幾つも建設が進み、今そこに行ったなら浦島太郎状態のエロおやぢでしょうね。当時はのどかな漁村で、親戚も鮭の定置網を生業としている素朴な方々でした。
まあそうした場所ですからラーメン屋さんの一軒や二軒があってもフシギではなく、この『知床塩ラーメン』が有名な「波飛沫(なみしぶき)」さんは夜の居酒屋部門をも兼ねた名店としてその知名度を上昇させているようです。

知床塩ラーメン   Asahi Opt. SMC TAKUMAR 50mm F1.4  SONY α7RM5

恥ずかしながら今回の北海道フェアでその存在を知ったエロおやぢではありますけれど、どうやら旭川の某有名ラーメン店の流れを汲むものらしく、ズズっとそのスープを啜ってみればナルホド~と合点がゆくものであります。同じ塩ラーメンとは言っても函館の塩ラーメンのように澄んだスープではなく、豚骨をベースに仕立てた濁り系塩スープなのですよ。
ですからもっとクセのあるものかと想像しておりましたが、意外にクリアな風味とお味が拡がりスッキリといただける塩ラーメンなのであります。
函館のものとはまた違った方向性が、最果ての地に居を構えるラーメン屋さんらしいお味で納得の一杯です。
 
◆波飛沫(なみしぶき)
https://namishibuki.jp/
北海道斜里郡斜里町ウトロ西176-10
TEL=0152-24-3557
ACT=11:00-14:15 / 17:30-20:30 日曜定休
 

三星 よいとまけ

食後は苫小牧に本社のある三星さんが昔から製造販売している『よいとまけ』という北海道銘菓をいただきました。
そのホームページのキャッチにもありますが「日本一食べにくいお菓子」となっておりまして、かつてはカステラにハスカップジャムをペタ~っと塗ったものをロールしオブラートで包んだものでして、確かにベッタベッタとして食べにくいものでしたけれど、今はその一本を予めカットされた状態でパックしてありますので、昔ほど食べにくい印象はありません。
甘酸っぱくて美味しいハスカップのジャムはアントシアニンやビタミンE/Cの含有量にも優れスーパーフードとも呼ばれています。アサイーなどと同様にもっと広く普及して欲しい果実であります。
 
 

 
 
 
 

■ 神無月の庭風景  次郎柿


一部だけが熟した状態だった柿も今や木全体が食べ頃となりました
イッキに収穫しても食べ切れないので数日分づつパチンパチン
まあ野鳥さんとの争奪戦は欲張らないでゆこうと思います
そうそう この柿は次郎柿といって遠州にある周智郡森町が原産の甘柿なんですよ

神無月の庭風景 次郎柿   Nikon  NIKKOR-Q・C Auto 200mm F4   SONY α7RM5

 
 

 
 
 
 

エスカルゴ風 サザエの壺焼

■ エスカルゴ風 サザエの壺焼

イタズラ心

いつもの山梨県系スーパー某OGで活きサザエが赤札値引きになっておりました。ふぅ~ん、そう云えばサザエなんてしばらくいただいていなかったよねえ…ってことでカゴに収めます。
まあフツーに「壺焼」にするのが正解でしょ。相棒の日本酒はストックがあるし、まあサザエだけでは物足りないに違いないでしょうから、サクラマスのカマでも焼いてテーブルに並べれば上等ですよね。

SANTA TECLA

ところがいざ調理に取り掛かろうと思った時に、ふと「こいつはエスカルゴのマネゴトをしてみるのも面白そうじゃん」と急に気が変ってしまうのです。こーゆーイタズラ心ってのはどうにも抑制が効かないものでして、エスカルゴのための諸食材にガザゴソとチェンジを開始するわけです。
バターにガーリックそしてパセコン+アルファのいろいろ…ただしメンドっちいのは一旦軽くボイルしてサザエの身やワタを引きずり出した後、適宜刻んで前述のガーリックバターと和えてから、再び元の殻に詰め直す作業なのですな。

エスカルゴ風 サザエの壺焼    Carl Zeiss Jena Pancolar 50mm F1.8 (M42 Zebra)  SONY α7RM5

まあそこまでやってしまえば、あとはオーヴンに突っ込んでくつくつと軽く焼き煮するだけです。キッチンには素晴らしい香りが漂い、待ちきれずにワインをちびりちびり…違うだろ~っ!ぐびぐびぐいぐいだな…まあキッチンドランカーってのも楽しいものですよ、それも調理のお楽しみのひとつでありまして、そうこうしているうちにお料理が完成しているのは常の事なのであります。
おぉ~サザエならではのコリコリとした食感、そしてワタが持つ独特の苦みと旨味、ゆっくりと噛みしめれば海の滋味がじんわりと湧き出るようにクチに拡がり至福の時を過ごすことが出来るのです。

サザエ de エスカルゴ

そう考えると陸生巻貝のエスカルゴに較べれば、サザエの方がはるかに上等なお味のような気もしてきました。まあエスカルゴを本格フレンチのレストランで食した経験はなく、既に殻に詰められた冷凍エスカルゴでしかその美味しさを知らない身ですから、軽はずみな意見を申し上げるのは如何なものかとは思うのですけれど、あながちハズレてはいないような…但し根拠のない確信に近いものを感ずるわけです。
まあニッポン人ですからお醤油と酒で調味したサザエの壺焼が一番だと思うキモチは変わりませんけれど。
 
 

 
 
 
 

■ 神無月の庭風景  秋明菊の朝


花壇の秋明菊がたくさん咲くようになりました
陽が昇って間もない時刻ですが光の方向に首を揃え
秋の優しい陽光をめいっぱい受け止めています
花蕾も数多くスタンバイしていますので暫くは楽しめそうです

神無月の庭風景 秋明菊の朝   DJ Optical TTArtisan 35mm F1.4 C  SONY NEX-7

 
 

 
 
 
 

ちょっと贅沢な『富士宮焼そば』

■ 富嶽黄昏


やや霞の多い大気のせいか
日没直前なのにあっさりとした黄昏の富嶽
先週には初冠雪と言っていた気象予報士の予測は外れ
ますます焦がれる白い頂
 
17:11, October 11. 2026. @Fujinomiya-City

富嶽黄昏 October 11. 2026.   AF-S NIKKOR 70-300mm F4.5-5.6G ED VR  NIkon D300

 
 

 
 
 
 

■ ちょっと贅沢な『富士宮焼そば』

Bクラス脱出

静岡県水産海洋技術研究所の統計によれば2000年代初頭までは年間2000tをゆうに超える漁獲量があった駿河湾特産 " 桜海老 " ですが、その後ジリジリとその量が減少し2018年から2022年には500tを大きく下回るどん底状態に陥ってしまいました。これに危機感を募らせた湾奥の各漁協は自主的に禁漁期間を定め、その効果も多少は実を結んでいるのか、ここ数年は若干上向きの実績を積んでおります。

富士宮焼そば食材

それでも昔に較べればその異常な減少は桜海老の相場をつり上げ、バカスカ料理に使っていた時代も今は昔…すっかり高級食材となってしまいました。コドモのころから慣れ親しんでいた桜海老は『富士宮焼そば』などと云うB級グルメにもバサッと入れてナニゲに食していたわけで、今となってはその行為が懐かしくて時折ムショーに喰いたくなるものなのですよ。

ちょっと贅沢な富士宮焼そば   DJ Optical TTArtisan 35mm F1.4 C  SONY NEX-7

ええ、ですからこのところ妙にその欲望が膨らんでおりましてね、特に廉売していたわけではないのですけれど先日とうとうその " 桜海老素干し " の小袋をエイヤっとカゴに入れてしまいました。
桜海老入りだからと云って特別な調理を施すわけでもなく、焼そばを調理する途中でその干し桜海老を加えてやるだけです。ただ桜海老からは香りや旨味が出てくるので半量を調理途中で、そして残り半量を仕上げのトッピングに使うとお味と見た目の双方を満足させることが出来ます。
あ~やっぱりコレだよ…ソース味のシンプルな『富士宮焼そば』はストレートなお味で美味しいものなのですけれど、そこに桜海老が加わることによってイッキにBクラスを脱出してしまうのです。ウスターソースのジャンキイなお味が、和食の華である " 桜海老のかき揚げ " のようにエクセレントなものに激変してしまうのでして、この美味しさはいちど記憶に刻まれると始末の悪い習慣性を生成し、いつまでも悩み続けることになるのです。

MOW PRIME キャラメルアップル

因みに桜海老の不漁は駿河湾の沖に滞留していた冷水塊が黒潮の流れを変えてしまっていたからだとか、或いはただ単に無節操な漁獲を長年行っていたからだ、などとさまざまな原因がささやかれてはおりますが、何れにせよいちど減少してしまった資源を元の通りに回復させるのはなかなか大変なことですし、上手くいったとしても非常に年月を要するものとなるでしょう。
まあ庶民レベルの希望ではありますが、もう少し漁獲高が回復してくれたらなあと切に願うばかり…いつものMOWをナメナメしながらボンヤリとそんなことを考えるのであります。
 
 

 
 
 
 

■ 神無月の庭風景  彼岸花の末期


いつの間にか萎え枯れた彼岸花が弱々しく風に揺れております
印象強く咲き誇っていた彼岸花も末期(まつご)の時を迎え
やがて季節に埋もれては消えてゆく哀しさ
来年はどんな気持ちでその赤い花を眺めるのだろう

神無月の庭風景 彼岸花の末期   Nikon Ai-S Micro-NIKKOR 55mm F2.8  SONY α7RM5