イサキの塩焼

イサキの塩焼

初鰹より先にやってきた夏の魚

北上する鰹を漁獲したものが既に市場に出回り始めております。その若々しい美味しさは重々承知しておりますので、そろそろいただいてもいいかなあ…とは思っていた折に、先日いつもの哀愁のイナカ町スーパーで見つけたお魚はイサキでありました。
イサキと云えば夏が旬の近海魚、淡白な白身に優しい脂がのっていて塩焼などにするとジツに心地よい身肉の旨味がジュワっとシミ出てくるお魚なのですな。初鰹より先にやってきた夏の魚ですが、魚体の肥え方もまずまずでコレはテを打っても後悔はないでしょう。

イサキの塩焼   CANON FD 50mm F1.4 S.S.C.   SONY α7

ご近所さんからいただいた新玉葱のスライスにキヌサヤの茹でたものを合せ、先日漬け込んでおいた茗荷の甘酢漬も一緒に盛り合わせたひと皿、イサキにはバッチリと塩を振ってその旨味がボケないようにしなくてはなりません。
あぁ美味いです…予想通りの程よい脂乗りが、ほどなくしてやってくる初夏にぴったりな味わい、初鰹もいいけれど『イサキの塩焼』ってのも堪らない肴ですよね。
以前は頑なに冷やでいただく日本酒でしたが、体調や体力の変化に合わせて " 炭酸で割っていただく日本酒 " が大いに気に入っております。ツウの方からは「そんなんじゃダメだねえ」とお叱りを頂戴するのでしょうけれど、テメーのカラダはテメーがしっかり管理しないとアトが怖いですから。

CUTTY SARK 100y. CELEBRATING LIMITED EDITION

それでも長年嗜んできた習慣はそう簡単に捨てられるものではなく、やはり食後のまったりタイムにはスコッチウイスキーを少々いただくルーティンを未だに続けております。量はすっかり減少したものの、この豊潤な時間は大切にしたいのです。
一部のマニアックな方々のように高価なスコッチは望むべくもありませんが、それでもたまにこうした100周年記念ボトルなどがありますと、ついついミエを張って持ち帰ってしまうバカ者であります。
 
 

 
 
 
 

如月の庭風景 


真っ赤な新葉が吹き出したと思ったら
その葉の色もすぐにダークなものに変化するイロハモミジ
よく観察すると小さな小さな花が咲いております
つんつんと飛び出た蕊がユニークですね

如月の庭風景 イロハモミジの花   Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose)  SONY α7

 
 


次々に開花してゆく紫蘭です
西陽に向って花弁を拡げ
生き生きとそのエネルギーを発散させていますね
強剪定した柚子の木の下は丁度良い照度のようですよ

如月の庭風景 生き生きと紫蘭   Nikon Ai-S NIKKOR 50mm F1.4 (Stepped Nose)  SONY α7