トンチミ冷麺  

トンチミとは“水キムチ”のコトなのだが、唐辛子を使わないというだけでジツは一ヶ月も熟成発酵させるという韓国の伝統漬物であり、現代のキムチの礎となっているものなのね。

 人気テレビドラマ“チャングムの誓い”にも登場し、その名は知っていたが水キムチと同義語だとは知らなかった。もう十年以上前に韓国人の経営する大森の焼肉店でいただいて以来口にするコトのなかった水キムチではあるが、冷麺のスープを物色していた時に見つけたものがコレだったのである。
いや正確に言うと“水キムチの汁を入れた冷麺スープ”となるワケであり、そのスープに大根などの具は入ってはいないのよ。
 病弱な皇帝に女官チャングムがトンチミを供するシーンが印象的だが、その通りでお年寄りや体力の低下しているヒトなどの消化を補助する役割を担うトンチミは大根の持つチカラを上手に利用する賢い食品なのだ。
ボリ冷麺というコシの強い細麺に、トンチミのやさしくそしてやわらかな酸味が絡みとても美味しい。昨晩は敢えて動物性脂肪とたんぱく質の少ないトッピングにして、その味わいを確かめてみた。
同じメーカーからもう少し濃い目に調製されたスープも発売されているようなので、次回はソチラも試してみようと思っている。


トンチミ(동치미)とは?
http://www.koreanculture.jp/mame_view.html?page=1&number=24&keyfield=&key=


韓国文化院
http://www.koreanculture.jp/japanese/


コリアングルメ(有)フードコアジャパン
http://www.foodcore.jp/


(31)タイの台所『タイグリーンカレー』  


ゲーンキョワーン!…ってキックボクシングの掛け声ではない。タイの緑唐辛子をベースにしたカレーのコトなのだ。
ライムやレモングラスで香り付けされたペーストにココナツミルクを加えたタイ独特のカレー、なかなかにサワヤカな辛味がヤミツキの予感をもたらしてくれる。
 鶏肉、タケノコ、袋茸といったいかにもな具がスープにたっぷりと入っており、ボリューム的には充分だ。辛さはそう強くはないが香りや味わいに個性があるので誰もが好んで食べるというカレーではない。
それより一般テキな日本人ならばコレを“カレー”と思えない向きも多いのではなかろうか。もちろんボクの好物のひとつであるコトは不動なのであるが、出来ればヤシの木陰でビールやサティなどと共に楽しみたい…と思ってしまうのはゼイタクだろうか。


タイの台所・(株)アライドコーポレーション
http://www.allied-thai.co.jp/


 喰ったぜ!あのカレー(番外編・2)オーザック『スパイシーカレー味』


おやつですよ、オヤツ
少しだけで止めようと思ってたんだけど
結局一袋食べちゃったよ
なんとなくポテトの食感はイマイチだけど
サスガにスパイスのカイシャだけあって
カレーの風味は一目置くべきでしょう

(12)日清『ソース焼そば』


ムカシからある袋麺の焼そばの味が引き継がれているよね。
同様な商品が各社から出ているけどサスガに製粉メーカー直系の製品で、麺のデキに魅力を隠しているカンジ。
スパイシーなソースもなんとなくムカシの粉ソースを思い出させてくれる味かな…



日清食品株式会社
http://www.nissinfoods.co.jp/product/
http://www.nissinfoods.co.jp/