梅冷やし田舎蕎麦

早く行かないとたいていは売り切れてしまっているこの蕎麦は農民市場の人気商品なのである。

 以前は本当の手打ちで製造していたらしいが、生産者の高齢化によって継続が困難になってしまったらしい。
農民市場では販売打ち切りによる常連客からの再開要求をなんとか実現しようと、機械打ちの導入を決意したらしい。売り場のスペースには原料と配合は従来通りであり打つ工程だけを機械にしていると説明書きが貼られている。
 なんとなく手打ちによる“ムラ”みたいな部分が美味しさのキモだったような気もするが、概ねお味の方は変わりはしない。
生ではなく茹で上げ状態で販売されているので、持ち帰っての調理には少し神経を使う。温かい蕎麦にするためにさっと茹で直したりザルソバ用に冷水でほぐしてやるにしろ、丁寧に扱わないとブツブツに切れてしまうのだ。
それだけツナギの食材比率が少ない…というコトなのだろうか。
 冷たいブッカケ蕎麦はもうコレが最後だろう…と青ジソと梅干しを乗せてサッパリいただいてみた。このトッピングは本来夏場の温かいうどん用なのだが、冷たい蕎麦にも悪くはない。
ワサビよりも七味唐辛子がマッチする晩夏の味わいでもある。


カミングダイエット(4)『トマトクリーム』


 トマトクリームってのは、よくイタリアンなどのお店で渡りガニなんぞと併せてパスタにして提供したりするヤツなのだ。
このスープもまんまその味で、カミングシートが入っていなければパスタソースとしてストレートに通用する美味しさである。
湯を注いで5分待ち、そっとフタを開けてみると加熱したトマトだけが発するいい香りが漂いググッと食欲がわき出てくる。

 驚きはクリーム成分がスジ状に渦巻き、まるで生クリームを仕上げに垂らしたような見栄えになっていたコトなのである。
トマトの優しい酸味とクリームの濃厚さがマーブル模様となって舌の上に拡がり、ちょっと心躍る味わいに満足するのだ。
ホントにコレで210kcalなの?シリーズ中一番低い値なのよね…
 スターチと食物繊維で作られたというカミングシートは麺状に加工できないのかな…こんなに美味しいソースならカミングヌードルってテのほうがみんなヨロコビ倍増だと思うんですけどね、日清食品さん。


日清食品「カミングダイエット」公式サイト
http://kaming-diet.jp/campaign/

 黒船ラスキュ


おやつだよ〜
日本橋に行くって云うから
何を買ってきたのかと思えばコレだったのね
黒船ラスキュ
カステラの焼菓子か…
サクサクほろりと美味しいね
ラスクを食べるたびに思い出すのは
何故か死んだオヤジのことなんだよ
一緒に釣りに行った帰り道でね
酒屋に寄ったんだけど
ソコで売っていたラスクを買ってもらってね
家に帰って食べたんだよな


QUROFUNE
http://www.quolofune.com/index.html