ローカルブランド・大沼牛で『焼肉丼』

ニッポン全国に“ブランド牛”というものがどれくらいあるのだろう…と調べてみると、あまりに膨大な数なので数えるのがメンドーになってしまい途中でヤメてしまった。各都道府県に一つとしても最低でも51種類あるわけであって、実際は複数になるので到底憶え切れるものでもなく詳細などとなると論外だ。

ひとえにブランド牛と言っても本来は“銘柄牛”というカテゴリが中心になっていて、それは(社)中央畜産会が様々な基準を以って認定したものなのであって、現代の国産和牛肉の中核をなすものとなっている。もっと知りたい方は同法人のホームページをご覧になって下さいね。
さてその銘柄牛以外のブランド牛のほとんどは商用名称なので、例えばボクがこの哀愁のイナカ町で育牛を始め「あ〜と牛」とか「富士宮やきそば牛」とカッテに命名して商売を始めても一向にかまわないのである。ただその品質が対価に準じていなかったり安定していないなどの問題があれば消費者からソッポを向かれ廃業への道を進むハメになるだけのことで、大方のブランド牛は銘柄牛にも負けないくらいに一所懸命そして良質な牛肉を提供しようと努力しているのだな。
いくつかのブランド牛を食しているがドレも大層美味しいものであって、なかには「えっ!?こんなに美味しくて高品質なのにこのお値段でいいの?」ってなくらいに素晴らしいものに幾度も出会った。
食材の宅配カタログに載っていたこの“大沼牛”も初めて知ったブランド、北海道産と添えてあったので(あぁ、あの大沼国定公園の麓で畜産をやってるのね)と気付いたくらいだ。お値段は100gで350円ほどと国産牛の中では庶民派でいてくれるのは有難い。
どんな美味しさなのかしっかり味わってみたかったので、味付けは極めてシンプルに。そう、割り下でサッと調味するにとどめてのドンブリ勝負なのである。
あぁ美味いなあ… 特別上等な食感や旨味・香りではないけれど、やはり輸入牛肉にはないふくよかさがあって本当に美味しい。これなら充分使えるぞ、何と言ってもリッチなお味なのに気軽に購入できるお値段が嬉しいではないか。
えへ♪次は「すき焼き」かな…


はこだて大沼牛
http://www.onuma-nikugyu-farm.com/


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オレンジ色した霧の朝
自分の目がおかしくなったのかと思いました
いつも富士山を撮影している方向です



5:33AM, September 20. 2011. @Fujinomiya-City