でらうみゃ~でかなわんわ(33)

いちどは喰いたい”名古屋めし”

其の六 奥深い『きしめん』ワールドのはずだったけれど

一宮の國府宮から祖父江の善光寺に向かう途中、道路の脇に『帯きしめん』の幟旗を見かけた。 ん? 帯きしめん? 初めて聞くコトバだ。フツーの『きしめん』ならちょっと前に徳川町の「三芳屋」さんという老舗で美味しいものをいただいたけれど、帯ってねえ…どんな麺なんでしょ、善光寺参拝を終えたら行ってみようかなあと考えたわけだ。
きしめん』そのものが元々帯状なのであって、わざわざそこに帯を冠しているということは、上州の『ひもかわうどん』のようなものなのかなぁ、楽しみじゃないか。そして参拝を果たしてそのお店に行ってみればソレがあるにはあったのだけれど、メニューブックにこれまた聞きなれないコトバが並んでいたのよ。
『ころ』あるいは『ころうどん』…コロってねぇ、クジラ肉の中でも皮つきのものを加工した食べ物だと思っていたんだけど、どうやらこれは違うようだ。そーゆーときは素直に店員さんに訊いたほうがよろしいのである。そして店員さんの説明では”冷たいツユをかけたうどんやきしめんがドンブリに入ったもの”らしいのよ。へえ~、なんだかヨサゲなんだけどさ…ところがその日はもう寒くて寒くて冷たい麺類なんて誰も食べないような天候であって、温かいうどんに変更できるかと問えばオッケーだと云う。それじゃ『ころ』じゃないんですけど…なんだけどまあいいか。だってその『特上ころ定食』ってのがなんだか矢鱈に旨そうだったのであって、本来の目的だった奥深い『きしめん』ワールドの『帯きしめん』はどこかに飛んで行ってしまったのである。

Ernst Leits Elmar 3.5/50 @ SONY α7

さてさて件の定食が運ばれてきた。おぉ~、美味そうじゃありませんか!熱い鉄板の上でトンカツや海老天がクツクツ踊っているぜ。『ころ』そのものはシンプルなうどんなので特上でもなんでもなくて、正確に云うと『ころ付き特上定食』になるのだろうか。
甘辛いだしツユがそれぞれの具にシミた上にタマゴが絡んでサイコーに美味い。トンカツはロース肉で柔らかく食味も結構なものだし、そこに特大の海老天が一本添えられているところがナゴヤ文化圏らしいではないか。
そしてフォトではそのトンカツや海老天に隠れてしまっているけれど、なんと平貝の大きな貝柱がいくつか乗っていて、これがまたいいお味なのである。美味いねえ、貝って春の食材ですからね、見事な取り合わせなのだな。
肝心な『ころ』は濃い目のおツユが張られていて、甘辛く濃い味付けの鉄板料理に負けていない。がっつ~んとカツヲだしも利いていて美味いものである。熱々のたまとじトンカツや海老天を白ゴハンにのせてわしわし喰らいそして『ころ』をズズッと食せば、さっきまでの寒さをすっかり忘れるようなシアワセが訪れるのである。あぁ美味いなあ…『帯きしめん』は逃しちゃったけれど伝統テキ名古屋めしである『ころ』の片鱗に触れることができて本当によかった。夏の暑い時期にまた名古屋でシゴトってウワサもあるし、その時はぜひ本来の冷たい『ころ』を…と思う次第である。


そば うどん 田む呂
愛知県稲沢市小池2丁目19−34
TEL=0584-32-9955
ACT=11:00-14:30 / 17:00-21:00 火曜定休




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祖父江 善光寺東海別院

善光寺は全国各地にいくつもあって主に浄土宗の仏教寺院なのだけれども、別の宗派が運営する善光寺もあったりするのでよく解からないのである。この善光寺東海別院も正式には双蓮山善光寺(そうれんざんぜんこうじ)、無宗派であって各地の善光寺と区別するために祖父江善光寺(そぶえぜんこうじ)とか尾張善光寺(おわりぜんこうじ)と呼ばれているようである。

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その名からもっと敷地面積の大きな寺院を想像していたのだけれど、意外というか拍子抜けするくらいスッキリとしていて、山門やその他の構造物は皆無であるところにド~ンと本堂だけが聳え立つお寺なのである。
それにしても寒い…雨も降ってきたし本堂のみ参拝すればよいのは不幸中の幸いかな。

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善光寺といえば「戒壇めぐり」が有名なのだけれどコチラのものは真っ暗闇ではなく「極楽世界」の様子を表現した『極楽かいだんめぐり』らしい。まあソレはまた機会があれば…ってことにしておいて、ちょっと興味を惹いたのは納める香が角棒型だったことなのね。そして火をつけると燃え進むに従って「南無阿弥陀仏」の文字が浮かび上がってくる…という香なのである。へぇ~初めてですな、こーゆーお香は。
そして色とりどりのローソクが撞木造りの大伽藍に燈っていて、ちょっと独特なフンイキに満ちているのであった。

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Ernst Leits  M-ROKKOR 4/90  @ SONY α7

案内には岐阜県関市の関善光寺岐阜市の岐阜善光寺との「東海三善光寺御朱印巡り」なんてものもあって、それもなかなか休日の過ごし方として宜しいではないかと思うのよ。岐阜市や関市なら行けない距離じゃないしねえ。


祖父江 善光寺東海別院(双蓮山善光寺)
http://www.zenkoji.com/
愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2
TEL=0587-97-0043

でらうみゃ~でかなわんわ(32)

噂のにゃごやモーニング その16 「 尾張珈琲館 」

焼きたてパンの香りでコーヒーを

今にも雨粒が落ちてきそうな暗い曇天、気温はそう低くないので気を取り直して出発することにした。宿舎の駐車場でキャプチャー君に乗ろうとしたとき、なんだか左後ろのタイヤがヘンなのよね…って、パンクしてるみたいじゃん!
あちゃ~、最悪ですな。幸いなことに未だ空気圧は半分くらい残っているようなので近くのスタンドまでは走ってゆけそうだ。そろりと走って数分、パンク修理をお願いして事なきを得たけれど、この時間ロスは大きい。まあシゴトに出かけるときじゃなくてよかったってのはあるけどさ。

そうですよ、人気喫茶店のモーニングサービスを利用しようとすると開店直後ってタイミングで行かなければダメなんです。5~6時開店のお店なら大丈夫なんですけどね、8~9時開店でしかも休日なんて条件だともう開店前から待ってるヒトがたくさんいるのでして。
案の定、目的のお店に到着したときは駐車場は満杯、ちっくしょ~っですな。
ココで諦めてベツのお店に変更するのもシャクなので駐車場通路のド真ん中にクルマを停めて出庫するヒトを待つわけです。運よく数分後には店を出たヒトが現れ、また運のいいことにボクのメの前のクルマだったのでしてねぇタタッと駐車できたわけ。未だ午前8時ちょい過ぎだというのにウェイティングが発生しているほどの混みようにボクは少したじろいだ。うわ~参ったなあ。すんごい人気なんですね、このお店って。
レンガ造りのステキな外装、店内もそうしたフンイキたっぷりな洋館風で(今回は混雑している上にカウンター席への案内だったので店内撮影フォトは無しです)来店しているお客さんたちは皆シアワセそうなお顔ですね。
そしてこの人気の理由を少し考えてみるわけです。先ずコーヒーが美味しいこと…薫りよく苦み酸味のバランスが大変結構な上に万人向けのチューニングで飲みやすいってのもあるかな。それとモーニングのパンが焼きたてってこと。どういった仕込みをしているのかは判らないけれど、大きなオーブンがカウンター奥に装備されていて、そこで次々にパンが焼かれては調理担当のところへ運ばれてゆくのである。う~ん、いい香り!

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

そしてもうひとつ人気の理由は…店員さんが全て女性スタッフで、しかもちょ~美人&可愛いおねーちゃんばかり!加えてみなさん明るい笑顔でイキイキとお仕事されてるわけ、接客も優しく丁寧で…そりゃ人気が出るわけです。
ボクのトナリに座った若いにーちゃんは手にはマンガ本を持っているんだけど、ずっと同じページで…つまり読んでるフリしてるだけでジツはねーちゃんを目で追ってるわけよ、まあそのキモチは解らなくもありませんが。

モーニングのセットは5種類ほどあったけれど、ボクは「日替わりパン」のものをお願いしたのです。茹で玉子、サラダと共に『あんぱん』と『バターロール』がバスケットに入れられてきました。カウンター越しに件の美人おねーさんがとびきりの笑顔で差し出してくれました。美味いです~、いろんな意味で美味いです。
このところ早朝モーニングが続き、お客さんはジジババご高齢の方々とソレナリなご年齢の店員さんのお店ばかりだったのでみょ~に嬉しく思ったりもするエロおやぢでありました。そして満足なモーニングサービスでしたけれど、多分リピートはないと思います。また行きたくないわけじゃありません、いいお店なんですけどねぇ…残り少なくなってきたナゴヤ滞在期間中に行ってみたいお店がホカにもあるので。あぁ残念。


尾張珈琲館
愛知県稲沢市治郎丸大角町22
TEL=0587-23-6833
ACT=8:00-17:00 無休




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尾張大國霊神社 尾張総社 國府宮

尾張地方の総鎮守神・農商業守護神・厄除神として…

漢字の読みにルビをふっていただかないと読めない方も多いかと思います。かく言うボクも最初っから読めたわけではなく、Wikipediaのサイトでその正確な読み方を知ったわけでして。それは「尾張大國霊神社(おわりおおくにたまじんじゃ) 尾張総社 國府宮(おわりそうじゃ こうのみや)」となるわけです。

境内の駐車場にクルマを停め歩いてゆくと大きな楼門がお出迎えしてくれます。こちらは室町時代の初期に建造されたもので国の重要文化財に指定されています。大提灯が印象的ですが、上層の重厚な造りは他に類を見ないもので目を見張ります。
また手水舎の清水の出口が釜スタイルだったり、これまた重要文化財の拝殿は内側に柱がズラリと並んでいることと、切妻造りになっているのが特徴です。

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拝殿の内側天井近くには「奉納 大鏡餅」と記されたものが、かなり古い年代のものから並べられていてとても興味深く思いました。どういった意味のあるものなのか文献もありませんし、またお伺いできる方もいらっしゃらなかったので最後まで知ることは叶いませんでした。

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絵馬を結ぶ棚もフツーのものではなく、まるでマンションのように各個スペースが区切られ美しく整列されたものでした。こうした祈祷の品に対しても御座なりにしていないところがこの神社の凄さを物語っているようでもあります。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7


もうひとつ境内でメを惹いたのは『なおい』と書かれた紅白のリボン状の布があちこちに結び付けれれていたことでした。まあ一般テキなところでは御御籤なんでしょうけれど、なんかちょっと違うよね~と思い社務所のほうへ行ってみると、その正体が明らかになりました

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

案内書きが掲示されていて「『なおいぎれ』は難追神事(はだか祭)に由来する国府宮だけの特別なお守りです。古来より広く知られ万事の厄災難除けを祈願しております。皆様の身近なところ(鞄、財布、車、ランドセル、傘、自転車、スーツケース、杖など)に御守と共に結び付けて下さい」とありました。
あぁもちろんボクもひとつ購入してきましたよ。一番災難に見舞われやすそうな自家用車、そのシートヘッドレストの根元に結んでみました。ご利益ありますかねえ…ええ、きっといただけるに違いありません。


尾張大國霊神社 尾張総社 國府宮
http://www.konomiya.or.jp/
愛知県稲沢市国府宮1-1-1
TEL=0587-23-2121

でらうみゃ~でかなわんわ(31)

噂のにゃごやモーニング その15 「 喫茶 ますみ 」

ヒミツにしたい昭和純喫茶

真冬の未明をクルマで走っていると例の黄色いパトライトがチカチカと点灯しているお店があった。朝6時少し前、名二環インターに接続するその道路の周囲は真っ暗闇で、某チェーン居酒屋の看板が微かに判読できる小さなビルの右端1Fにそのお店はある。

初めは喫茶店だとは思わなかった。ソレらしい看板もないし、外観からすればこのテのエクステリアはスナックとかパブによくあるタイプで、明け方まで営業しているソレかと思ったのよね。
ところがジツは!そこは昭和の面影を色濃く残す”純喫茶”だったのよ。純喫茶って既に死語ですよね…って以前にも書いた気がするけどまあいいや…昨今流行りのバブリイ言語なら「おったまげーっ!」とでもなるかな。

扉を開けるのはかなりな勇気が必要だ。しかしパブやスナックならボッタくられて、翌日の朝に酔いが醒めてから「あぁやられちゃったなぁ…」なんてハンセーしてみたりもするのだろうけれど、喫茶店ならそーゆー心配は不要だろう…って甘いかなあ、喫茶のフリしてジツはいかがわしい取引がされているとか、美人ママの笑顔と甘言に騙されていいキブンになっているとそこにはマルボーの陰が忍び寄ってきて、気が付けばシャブ漬にされていたとか…いやいや、そゆーことってないでしょ、大丈夫。多分大丈夫…とテメーを鼓舞する。

ちょっとドキドキしながらドアを開けた。
うっわ~、なんだよ…ただのムカシの喫茶店じゃん。洒落たイスやテーブルなどない、茶色のビニールレザーのソファがボックス風の四人席になっていくつか、そして4~5人も腰掛ければいっぱいになってしまうようなカウンター。

店主らしき白髪混じりショートカットのおねーさんが挨拶をしてくれた。ホッとしましたね、大丈夫だよこのヒトなら。よくしたものでボクもこの齢にもなれば人相で善悪がある程度判断できるようになったってもんさ。

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先客は数名、皆スポーツ新聞や雑誌を読んだりコーヒー&タバコという不健康な好みのスタイルで静かに時を過ごしている。よかったねぇそのテのスジのヒトはいないみたいだよ、ココロの片隅にまだ若干残存していた某疑念は全てクリアされた。
さて、キンチョーが解かれると急激に空腹を感じた。だよね~ボクはハラが空いているんだよ、注文をしなくては。
メニューブックはテーブルに立てかけられていたけれど、ドコにもモーニングサービスの案内はなかった。店内を見回してもソレらしいものはない。
けれども先客のテーブルに乗っているものを見れば件のものが並んでいるのであって、きっと暗黙の提供商品となっているに違いない。だからボクはさも解かっているフリで「ホットコーヒーで…」とおねーさんにお願いしたものだし、そしてそれはかな~りクイックに運ばれてきた。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

おぉ~っとっとぉ~、マジっすか!
コチラってコーヒーは¥350でしたよね?で、この内容ですか?すっ、スバラシいじゃありませんかっ!
山形食パンのハーフカットにお約束の茹で玉子、バナナ1/4カット、乳酸菌飲料、そして小皿にベタッと貼り付けられたような小倉あんがコーヒーのカップと共に小さな木製トレイの中にひしめくように並べ乗せられている。

おねーさんはモーニングセットのトレイをテーブルに置きながら、パンの断面に切り目を入れてあるので好みでアンコを挟んで食すように…と親切に教えてくれた。初めて訪れた客への心遣いに感謝したい。知ったフリこいてエラソにするもんじゃありませんな。
そうですよ、コッチは初見参のトーシローです。常連さんたちからすれば「なんだよ~あのオトコ、ヒゲなんか生やしちゃってさぁアヤシげだし、スマホでバシバシ店内撮影してるし、珍しくもないモーニングセットをなんだかエラソなデジカメで連写してるしさ、ウザいなあ」なんでしょうけどね、ごめんなさい「噂のにゃごやモーニング」取材クルーなんですよぉってのはウソでして、ただの野次馬テキ食い倒れおやぢでございます。
ですからおねーさんの仰る通りに食してみるわけですよ。いや~美味いですねえ、小倉あんが高級品であるかないかは全くカンケーない話なのでありまして、とにかくこのサックリ焼けたトーストと、そのふんわりしっとりな内部に挟まれたアンコがたまらなくいい感じなのですね。『あんトースト』っでナゴヤに来て初めて食しましたけれど、初期の違和感は霧散し、今ではすっかりその美味しさのトリコになってしまっているエロおやぢであります。
まあソレはソレとして、この昭和まんまの純喫茶ですね、なんかヒト様に教えたくないような…でもこの素晴らしさをぜひ体験していただきたい…そんな気持ちの狭間に揺れ動くボクなのであります。


喫茶 ますみ
愛知県あま市富塚十の坪70(フジミビル1F)
TEL=052-441-3363
ACT=6:00-17:00 第2第4日曜日定休





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でらうみゃ~でかなわんわ(30)

噂のにゃごやモーニング その14 「 喫茶 グランチェスター

例えるなら早朝五時の横綱相撲

半田市の運河を見に行く途中で立ち寄った喫茶店「チェスター」について調べようとネット検索をすると、けっこー上位にこの「グランチェスター」が登場してくるのだった。なんだかリッパな喫茶店だし評判も宜しいようで…でも小牧じゃカンケーないよねえ…と思っていたのだけれど、よく考えたらソコはシゴト現場のすぐ近くじゃないか。

INFOBAR A03

そして現場が小牧から春日井となり通勤ルートが若干変更されると、その前をモロに通過することとなってしまったのね。木立に囲まれシックな外観の洋風建築…あら~ステキなお店ねえ、小ジャレたレストランか何か?と看板をよく見れば「CoffeeBreak & Classical Music GRANT-CHESTER」、うっわ~ココですか!

しかも年中無休で朝5時から営業してる…つまりちょっと早めに宿舎を出ればシゴトに向かう途中でモーニングをいただくことが出来るのだな、そりゃ利用しないテはないでしょ。
お店に入ると正面中央にディシャップスペースとレジがあり、その右側が喫煙席、左側が禁煙席に分かれていた。きっとムカシはそんな分煙なんぞしてなかったんでしょうけどね、今はそーゆーご時世ではありませんから。それにしてもそうした対応をズバリと実施出来るのもフロア面積が大きくて、しかもその構造上二分しやすいグランチェスターさんならではのことかな。
天井がとても高いので開放感があるというよりも店内で発生する様々な音が静かに拡散してゆくような感じがする。客の話し声、食器を片付ける音…すべてが遠くささやくような印象で落ち着くのですよ。だから店内BGMとして流れるクラシック、それも室内楽が中心で意外に音量は大きいのだけれども、耳障りではないどころかとても心地よく響いてくるのですな。
ボクが着いた席のすぐ脇の壁面にはベルナール・ビュフェリトグラフが掛けられていた。センスいいですねえ、そしてこちらのお店によく似合います。

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モーニングサービスは三種類あって、バタートースト・あんトースト・シナモン風味のブラウンシュガートーストから選択するようになっていた。添えられるものに若干の違いはあるけれど概ねトーストの好みでって感じですかね。
ボクはちょっと甘いブラウンシュガーが欲しくなってそいつをお願いした。注文の品が運ばれるまでの間、クラシックを聴きながら過ごすわけなんだけどね、こちらは待つことさえも心地いいのですよ。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

あぁ、いい感じじゃありませんか。トーストは12cm角くらいの小ぶりなものだけど厚くカットされているのでボリュームはまずまず、それより外側のカリッとした食感とナカのふんわりもっちりのコントラストが愉しいよね。
小さなスフレ型に入れられた「タマゴサラダ」がまた美味い。ちょっとひとヒネリしてありますな、オニオンとかスパイスなど隠し味テキに。そしてフルーツがひと切れと香りのよいコーヒーゼリー…いいモーニングです、美味しい。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

そんなワケでボクはこのお店を度々利用するようになった。
ホールの担当はキムラ緑子風のおばさんおねーさんなんだけど表情は硬めでそんなに愛想がいいとは言えない。けれどもときどき笑顔もチラつかせたりして、そうして適度な距離感をキープしていることがボクみたいなヨソモノには都合がいいのである。

そしてある日気が付いたことがあった。モーニングのAセットはバタートーストなんだけど、添えられるサラダがポテトとタマゴのコンビネーションになっているのよね。
そいつをトーストにオンして食すわけだ、これがまた美味いのよ!なんだかヤミツキになってしまうような感じもするけれど、サスガにいつもだと飽きるので注文はちょっと間を空けてするのよね。
あんトーストについては最近発見したヒミツの昭和喫茶店のモーニングでデフォルトになっているのでソッチ専門にしておいて、こちらではシナモンシュガートーストを主にお願いしているのです。
ゴヤ生活もずいぶん続いているけれど、いつまでになるんですかねえ…もうそう長くはないと思いますけど。そしてあちこちモーニングを食べ歩いてメや舌も肥えてきちゃいましてね、そんな中でグランチェスターさんのそれはなかなかのものかと思いますよ。現場にほど近い通勤経路上ってのが利用の最大要因ですが、内容が伴わなければそれもナシですから。
それにしても朝の五時から開店営業って有難いことですよ、大きくリッパなお店でスタンダードなモーニング…例えるならば横綱相撲ってもんですな。早朝からやっているジェネラルチェーン喫茶はいくらでもありますが、やはり”へんぽらい”のエロおやぢとしてはこうした個人店あるいは地方のスモールチェーン店を激しく応援したいのです。




喫茶 ランチェスター(本店)
https://www.dream-01.com/
愛知県小牧市郷中2-1
TEL=0568-75-2786
ACT=5:00-22:30 無休






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でらうみゃ~でかなわんわ(29)

噂のにゃごやモーニング その13 「 Cafe ほうかえん」

ここはドコの国ですか?

このお店も通勤途中の道路わきにある。それにしても「ここはいったいドコの国ですか?」と眼を疑いたくなるような建物が、これまたよく引っかかる信号の横に在って目立つのである。クルマからは1Fの様子がよく見えて(ただし往路は早朝なので判らないけれど、復路は夕方で未だ開店中なので)そこが花屋さんであることを知った。
何度か通るうちにその看板の文字列が2つあることに気が付いた。よく見るとひとつは「ふろーりすと ほうかえん」と書かれているけれど、その上段は「Cafe ほうかえん」となっているではないか。えぇ~っ?うっそ~!喫茶もやってるの?…と云うことでネットで下調べをしてみた。
ランチはもとよりモーニングもかなり評判は宜しいようで、行ってみる価値はありそうだ…ってねぇ、開店が9:00だと平日はダメじゃん。

日曜日だってソコまで待てないってのが現実なのであって、ハシゴモーニングのセカンド候補にも漏れちゃうよね。エロおやぢテキにはファーストチョイスは5~6時開店のお店、そこでサラッとモーニングをいただき、7~8時開店のお店に頃合いを見計らって移動…てのがルーティンなのよ。途中でどうしても立ち寄りたい寺社仏閣などがあればベツだけど9時や10時オープンってのはキビシいですな。
しかし、こんな風に花屋さんが経営しているカフェってのも珍しいハナシなのであって、やはりちょっとムリしてでも行ってみたい…と云うのが食いしん坊の実情だろう。何某かのチャンスを待つしかない…そう思ってココロの片隅にブックマークしておいた。
そして先日、清須・須ケ口「あつたや」さんで食事をしたあとナゼか突然に甘いものが食べたくなってしまい、しばしその解決方法を考えた。一つは美味しいケーキを買って帰り宿舎でいただく…まあ当然ですがこいつは却下です。フンイキもヘッタクレもありませんから。
次の候補はドリンクを注文するとケーキがついてくるあのお店だ、これは悪くない。だけどBigなパフェがツウを唸らせるベツのお店もあるんだよなぁ…などと手持ちの引き出しを次々開いていると「そうだ!未だ行ったことのない”ほうかえん”ってテがあるじゃん!」なのよね。しかもいくら不慣れなナゴヤであっても通勤で使っている路なので近くまでゆけば迷うことはない、決行!なのである。

小雨がショボ降る寒い日だった。まるでスイスかオーストリア-ドイツの国境にあるロッジのような建物が余計に大きく見える。入口に立つと花屋さんらしくムセ返るような濃い花の香りが漂っている。申し訳ないけれど今日はお花に興味はありません、ただただスイーツをいただきたくて来ただけなんです。

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入口左手にあるカーブ階段を上った2Fが喫茶スペースだ。ぐるっと回ってタテ長のホールになっている。天窓からの採光、ウォールポケットのインスタレーション、ヨーロッパ調の家具、吹き抜けになっているホール構造…あぁこんな喫茶店って見たことないぜ。
スイーツを注文しようとメニューブックを拝見したけれど、一番食べてみたかった『フラワーパフェ』は本日ご用意できません…ってことで、ちょっとリッチな『フレンチトースト』をお願いした。まあいろいろと都合はあるんでしょうけどねえ…少し残念でしたよ。

MINOLTA  M-ROKKOR 2.8/28  @ SONY α7

しかし運ばれてきた『フレンチトースト』のプレートを見てボクは不幸中の幸いと言うべきか、それとも怪我の功名あるいは地獄でホトケとでも表現すればよろしいのでしょうか、なんとも素晴らしいスイーツに巡り合うことが出来たのであります。
いやいやいや、こんな『フレンチトースト』って世の中に存在してたんですかっ!ってくらいに美味い。甘くておいしい。香りがステキ。温ったか~い冷た~いが同時に攻撃してきてコーフンする。グニュ~みたいなフレンチトーストの食感とバターの香り、バニラアイスクリームやホイップクリームの舌触りそしてフルーツの香りと食感に酸味甘み苦み…あ~いったいこのカオスをどう表現したらいいのでしょう!
そうした逸品をこんな空間で…ってねぇ、家庭では絶対に不可能なこのスイーツ、どれだけの価値があるのか想像もつきませんね。今回はモーニングサービスのご紹介ではありませんでしたけれども、こちらのお店ではモーニングも概ねこんなフンイキで営業されているとのことで、このカテゴリでのエントリーにしました。
残り少ないナゴヤ生活、多分再訪は難しいこととは思いますけれど、その片鱗を存分に感じ取ることが出来てよかったなぁと思っています。
因みにこの『フレンチトースト』(¥750)はですね、ホットブレンドコーヒー(¥400)との同時注文で¥150のお値引…つまり¥1000なのですな、シアワセな午後でした。


cafe ほうかえん
愛知県あま市森7丁目7-1
TEL=052-445-4400
ACT=9:00-16:30(MorningTime 9:00-11:00 / LunchTime 11:30-14:00) 木曜定休





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でらうみゃ~でかなわんわ(28)

いちどは喰いたい”名古屋めし”

其の五 美濃街道に生きる尾張の味「あつたや」


先ずはこのお店の外観をご覧いただきたい。どうです、モロに昭和でしょう?そして淡い郷愁とでも言いますか、昭和に生まれ人生の半分ほどをその年号で過ごしてきた者にとっては、ニッポンの経済発展と豊かな生活に寄り添って生きてきた飲食店の歴史を感じるものなのであります。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

こちらのお店はネット情報などで下調べして行ったわけではないのです。先日ワッフルのモーニングを食したあとに偉大な歴史を誇る建中寺に行った駄文日記をエントリーしましたが、その道すがらに発見したお店なのね
うっわ~、スゴいっ!昼めしはココでキマリだぜいっ!とボクはクルマの中で激しくコーフンした。どんなお店なのかは知る由もないけれど、取り急ぎカーナビゲーションのポイント指定を行い、いつでもココに戻ってこられるようにメモリーをしたのよ。

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ゴヤの中心部はマラソン大会のための交通規制だらけで、フツーなら建中寺からこちらへの所要時間は長く見て25分と踏んでいたのだけれど、なんと一時間以上かかってしまったのよ、オーマイガァですな。ショボ降る雨の中、狭い駐車スペースにキャプチャー君をネジ込み、入り口の引き戸を開けるとそこにもまた昭和ワールドが拡がっていたのです。

店舗外壁や入口にはコレデモカって感じで”おすすめメニュー”みたいなものや案内が掲示されていたけれど、なにせこの雨ですからねぇそそくさと入店してしまうわけなのですな。
さて注文はナニしましょうか…入口脇に在るガラスのショウケース内には名古屋めしの横綱「みそカツ」とか「ひつまぶし」「串かつ」の他に「みそ田楽」や生ビール…ってこれはカンケーないか…などがあったけど、ディープな名古屋めしってもっとあるはずだよなあってことで店内の案内をつぶさに観察したのね。
おっと!なになに…日曜限定のサービス定食?「勝浦産のおいしい生まぐろ刺身」に「国産手作り手羽先」ってなんだかヨサゲじゃん。お値段もポッキリ千円って鯔背だねえ、ん~じゃあソイツでお願いします!ってことで出来上がりを待つ間店内をキョロキョロと見回すエロおやぢなのよ。
確かに店内はごちゃごちゃしてはいる。以前に行った桶狭間のトンカツ屋はこれほどニギヤカではないにも関わらずなんだか不潔な感じがしてイマイチだった記憶が蘇ってくるけれど、不思議なことにこちらはそうした感覚を受けないのよ…う~ん、こんなお店ってスキです。大学時代から社会に出たてのころまで入り浸りになっていた喫茶スナックみたいなお店もこんな感じだったかなあ…みたいにミョ~な過去がフラッシュバックして驚いたのね。あのころは客のおねーちゃんをお持ち帰りとかなんだかいろいろよかった…ってカンケーありませんな、元へ。

そんな不潔な過去を引きずっているエロおやぢもピュアな人生に戻る瞬間(あくまでも瞬間だけですが)があるのであって、それは店内に掲げられていて一枚のフォトを見つけたときだったのよ。
古い写真らしくブルーブラックに変色(世間でよくあるセピア色ではありません)してはいるけれど、トーンもしっかり残っていてキチンと処理された紙焼きであることが判るのね。
店主殿のキャプションは「昭和40年前半の当店前の美濃街道です 昭和のかおり漂う貴重な一枚 保管されていた新川防災センターより50年振りに当店にお譲りいただきました H23.3.2 )とある。う~むスゴいですねえ、思わず見入ってしまいました。ちょうどボクが北海道で小学校に入学したころの記録映像ですよ、たまらなくいい感じですね!「あつたや」さんの看板の横に愛知県の食品企業「オリエンタル食品」さんの看板がど~んとあるところも現代にない風景で、本当に貴重なものを拝見させていただきました。
そうこうしているうちに注文の品が運ばれてきました。おっとっと~、めっちゃ美味そうじゃありませんか!もう喰わなくたってこいつがイケてること判りますってば。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

千葉勝浦水揚げの生マグロはもちろん美味しかったけれど、やはり”名古屋めし”のニューカマー『鶏の手羽先』にカンドーするエロおやぢなのであります。美味い、いや~美味い。どーします?単品でもう少し注文しますか?
ちょっと待って下さい、マグロだってかなりな量があるし、小鉢の『インゲンとさつま揚げの煮浸し』も美味しくてけっこーなボリュームだしね、赤だしも具だくさんでダシめちゃ利いてるし…とコレくらいにしておいたほうがいんじゃないの?てなカンジでしたね。
日曜限定のサービス定食…本当に満足しました。こうしたランチのサービスメニューでお客さんを満足させられるお店は、きっと何を食しても美味しいに違いありません。あぁ~ん、もうちょっと近くに在ればなぁ通い詰めてメニューのオール制覇なんて考えちゃうんですけど。
一見さんみたいなおっさんはスグに見破られましたけど、ご主人も女将さんもすんごく優しく接してくれました。あぁ、こーゆーお店でデロデロになるまで飲み食いしてみたい。清須の「須ケ口駅」近くに引っ越しします?



美濃街道
本来は越前と美濃を結ぶ街道のことであって、江戸時代に東海道宮宿(現・名古屋市熱田区)と中山道垂井宿(現・岐阜県垂井町)とを結んだ脇往還(=脇街道)は美濃路と呼ばれていた。しかし近年はこの二つが混用されドチラを使用してもいいみたいなフンイキなのね。
因みに美濃路の宿場は宮宿(愛知県名古屋市熱田区)- 名古屋宿(愛知県名古屋市中区)- 清須宿(愛知県清須市)- 稲葉宿(愛知県稲沢市)- 萩原宿(愛知県一宮市)- 起宿(愛知県一宮市)- 墨俣宿(岐阜県大垣市)- 大垣宿(岐阜県大垣市)- 垂井宿(岐阜県垂井町)となっています。





呑処 喰処 あつたや
愛知県清須市須ケ口2335
TEL=052-400-6368
ACT=11:00-13:30 / 16:30-21:00 月曜定休





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でらうみゃ~でかなわんわ(27)

尾張ゴヤの中華めし 第四回

中国料理 好陽 #03

またまたお気に入りの中華料理屋さんでお食事ですね。ホントは初回#01から二回目#02の間に何回かあるんだけど、例のHDDスッ飛び事件でしばらく発表できそうにもないので、その後にいただいたお料理を先に…って感じです。悪しからずご了承下さいませ。
今回は特別に辛くしてもらった『麻婆豆腐』です。辛くしてったって激とか猛などの接頭語がつくような辛さではなく、ある程度の節度を持った辛さにしていただいたものなのですけどね。

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MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

と云うのも前回いただいた『麻婆豆腐』がごく標準テキな辛さに仕上げてあって、それはそれで美味しいものだったのだけれども、もうちょっと辛くてもよかったかなぁなんて思ったものですからね、帰り際にその旨をお話ししたわけです。
何年か前に食した横浜中華街の「景徳鎮」というお店の『麻婆豆腐』がさあ…なんて話をキッカケに辛味についての談義となり、辛さならこいつでどうにでもなるよ…と見せてくれたのが中国山椒のパウダーだったのです。

いや~有難いことですな、ちいとばかり懇意になった程度でお店のレギュラーメニューを改変して提供しろ…なんてあまりにも図々しいことなのですけれども、遠慮なく言ってちょーだいよと言われれば、そーですか~では次回はソレで!となってしまうエロおやぢなのだな。そして本当にソレをお願いしてしまう大バカ者なのですよ。

ちょっと構えた。辛くして…とお願いしたまではよかったけれど、いただくほうはソレナリな準備も必要なのであって、一緒に流し込むドリンクも熟慮を要するわけなのね。そうね、いつもはキリンラガーなんだけど、相手がホット系となればキリッとドライなやつでクチの中をリセットしてやる必要もあるかも知れない。

前回はアサヒビール製品をボロクソクチに合わないと書いてしまったけれど、もしかしたら『麻婆豆腐』ならけっこー相性がよくてイケるかも…なんて浮気なココロが芽生えてしまって数年ぶりにアサヒスーパードライを注文してしまったのね。
ひとクチ飲んで「あ~変わってないじゃん」と思った。そしてもう少し深くグビリと飲ってみてソレが間違いでないことを確信しました、つまりダメよ~んってことなんですね、ファンの方ごめんなさい…ボクにはやっぱり合いません。

そこでクチ直しと云ってはナニですがやはりいつものキリンラガーをお願いし『麻婆豆腐』を食すわけです。適度な辛さが加わったマーボはジツにいい感じだし、挽肉含有率の高い好陽さんのこいつは酒の肴にサイコーなのです。
そして日常生活にヤサイ不足をきたさないよう大量摂取できるメニューを探すわけね。ありますよ、もちろん。なおかつナゼかその料理は今までお願いしたことのなかった『野菜炒め』なのであります。

MINOLTA  M-ROKKOR 2/40  @ SONY α7

いつも面白いと思うのは中華料理屋さんに行くと『野菜炒め』と『肉野菜炒め』の二種類があって、たいていは後者の方が少々お高い値段設定になっているのだな。だからおサイフなどの関係で前者を注文してみると「なんだよ~、ちゃんとニク入ってるじゃん」なのであって、だったら『肉野菜炒め』のほうにはどんだけニクが入ってるんだい…みたいな疑問も浮上してしまうのよね。
好陽さんの場合はそうした心配&ヨケーな詮索は不要、献立はズバリ『野菜炒め』の一本勝負だ、安心してご注文なさってください。そしてバリバリ美味い。しっとり美味い。ニクヤサイの持つ甘みが美味い。塩コショウベースにお醤油アクセントの味付けが美味い。
きっとゴハンに乗せて食してもめっちゃ美味いんだろうなあ…と思いつつ、キリンラガーで『野菜炒め』を楽しむのですな。
いやいやソレで満足です。




中国料理 好陽
愛知県あま市乙之子元苗場6-1
TEL=052-445-1555
ACT=11:00-14:00 / 17:00-21:00 木曜定休





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電子レンジ料理


出張先の宿舎では「鍋料理」ってものができないのでありまして
『豚しゃぶ』好きなボクとしましては少し寂しいのでありました
ところが先日津島市のスーパーで見つけたものは
なんとパックごと電子レンジで加熱できるように工夫された『豚しゃぶ』なのです

サスガにお湯の中でしゃぶしゃぶとはゆかないので
「蒸し豚しゃぶしゃぶ」って商品名になってましたけどね
さっそくジッコーしてみましょう

おぉ~!なかなかにいい感じじゃありませんか
パックの中で蒸されるので豚バラ肉も硬くならず程よい弾力のウマウマ~
ヤサイの旨味も逃さず一緒に食べられるのでナイスですねえ
添付の「だしぽん酢」はモランボン製でこれもなかなかイケます

で…やっぱりビールですよねえ
近頃の発泡酒は品質が良くなりました
平素のしょんない食事にはコレで充分かと




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