エビのチーズ焼


 食べきれなかったんです、おととい…それで昨晩はちょっと目先を変えて、冷蔵庫のあり合わせ野菜と。
 調味はオリーブオイルとブラックペッパーだけで。二日続けて海老ってのもなんか贅沢な話ですが、家庭ではよくある話で、これもまたウデの見せ所でしょうか。
 海老はゆで加減が出来上がりを大きく左右します。皮つきのまま茹でる方もいらっしゃいますが、ボクはむいてからにしてます。その方がプリプリ感が出やすいですね。
 もうひとつポイントは、エビを投入してからはお湯を絶対に沸騰させないこと。背ワタ取りなど準備している間に湯を沸かしておきますが、塩は海水程度の濃度になるようにたっぷり入れてください。お酒も少々。
 鍋に入れたらさっとかきまわし、全体がキレイな色に染まったらすぐに火を中弱火に落とします。海老の大きさにもよりますが、だいたい2分から3分程度でゆであがりです。湯の温度は75℃程度でしょうか、そーっと優しく茹でてください。
 この段階では中心部がやや生かもしれませんが、余熱でgoodな状態になります。ザルにあける前にサラダ油あるいはオリーブ油を少々たらしておくと、仕上がりにツヤが出て美味しそうに見えます。
※くれぐれも水をかけて冷やすなどせぬこと、自然に放熱させてください。

クリックしてネ

グルメ・料理ブログランキング ブログベル


[f:id:artfoods:20070507110533j:image:w201]
シャトー・デュ・クロゼ
ACボルドー2004 赤FB
深く紫がかったガーネット色、非常に太いボディーの堂々としたワインです。色のイメージに引っ張られるのかブラックベリーのようなコクのある香りにスパイスのエッセンス、下草のような香りも感じます。濃縮されたエネルギー感の強いタンニンと酸味は煮込み料理などに好適な印象を受けました。昨晩のチーズ料理にも無難な対応をしてくれました。