夏の塩かるび丼

 イヤな夢を見てしまった。サイテーの居酒屋で「やってはイケナイ事・やるべきでないコト」を全てご披露頂いた。
 しまいにはボクがキレて店員と大ゲンカする始末。でもナゼあんな夢を見たのだろう…。


 もうそのハナシはやめにしよう。せっかくの料理がマズくなってしまう。
 さて昨日は例の“農民市場”に出向いてのお買いものだ。相変わらず新鮮な産物が安価な設定で並んでいる。
 野菜類はもちろんなのだが、近所の農家の手による「手打ち蕎麦」や漬物・惣菜をはじめ畜肉も質の良いものがあり、さながら観光地の道の駅状態を呈する。(建物はその目的が違うのでシブいが…)
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 朝霧高原も近いこの地では畜産業も多く営まれ、ナニを隠そうボクの奥サマもそんな企業に勤務しているのだ。
 昨日も販売されていた豚肉は一目見て良質と判る品で
「ウ〜ム、コレは塩カルビにて食すべきだ」
と閃いてしまったのだ。
 正確に表現すると「国産豚バラ肉ヤキニク用スライスを塩胡椒で焼調理」し、もやしニラ炒めの上にのせて食べよう…という算段を指す。
「カルビは肉の部位の呼称であり、調理方法や料理名ではない」
とumamuさんからキビシイ突っ込みを入れられそうなので、あらかじめ防衛線を張っておくのだ。ガハハ!
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 地元産の“なめこ”も買ってきた。キノコは秋のイメージが強いが、ジツは今からが盛期であり、台風シーズンまでのロングランとなる。味噌汁に入れたり、さっと湯がいて大根おろしで頂くのも良いだろう。
 青唐辛子もあった。写真はお嬢ちゃま用だがワレワレはこの青唐辛子も一緒に炒めて食した。
 ビリッと効いたその辛味は、豚肉にサイコーの薬味として締りのある味を与えてくれた。
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シャトー・デュ・ムーラン・デ・ゴラン
ACボルドー2004 赤FB


森の香りとベリー系の果実風味が切れ込みよく転がる。
非常に明快な赤がグラスのエッジに輝き、華やかな食卓を演出してくれるだろう。


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酸味やタンニンは非常にマルく収まり、赤ワインの経験が少ない方でも納得して楽しめる。


スマートな魅力が料理の種類を限定せず、常に傍らに置いておきたくなるワインだ。


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「朝日をみつめナニを考えるのか…」

CONTAX i4R Tessar T*6.5mm F2.8


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