鶏の照焼と夏野菜

 このところの運動不足と若干の喰いすぎ飲みすぎ…アノ症候群の予備テキ状態に陥りつつあるボクとしては、出来るコトなら畜肉は避けたかったのだ。

 前日は母君の誕生祝いの宴を寿司屋で行い、少量で満足のゆく食事に酒も控え目と
「よ〜し、この調子♪」
と勢いをつけたかったのだが、海鮮系がオールダメなお嬢ちゃまから“チキンのテリヤキがたべた〜い”といったリクエストもあり、昨日はスーパーで鶏肉を購入してきたのだ。
例によって鮮魚コーナーには近海モノの鯛や旬の地魚の刺身などがあり、冷蔵庫で待機させてある冷酒のラベルが視界にチラつく幻影に悩まされるが、仕方なくあきらめて鶏モモ肉とつけあわせの茄子・獅子唐をカゴに入れて帰宅したのよ。
 ところが夕方帰ってきたお嬢ちゃまからは
「今日はトモダチとお祭りに行くから夕飯はいらない」
     ■□■□■
そう!ブチキレなんですね〜あっはっは〜!
って、笑いゴトじゃねーんだよ。
テメーが喰いてーっつーからジブンを殺して準備したんじゃねーか!
あ〜あ、そんなコトなら魚買ってくれば良かった…
いいよいいよお嬢ちゃま、キミのスキにして。
これからはボクもスキにするから…



純米吟風『丹頂鶴』


吟醸酒風に仕上げたから吟風なのではない。北海道産米“吟風”を100%使用した日本酒に冠された名なのである。
クリアさの中に本州の米や麹とは違った香りとうまみを閉じ込めた清酒
常温が最適なのだろうが、やはり真夏はちょっとキツい。
冷蔵庫で軽く冷やして…いいですね〜♪


千歳鶴・日本清酒株式会社
http://www.nipponseishu.co.jp/