エリンギとパンチェッタのパスタ

 ¥100で4本も手に入れるコトができたエリンギの出番がやっと来た。大ナメコやブナピーに先を越されたものの、単独でパフォーマンスできるチカラはサスガなのである。

 特に工夫をしなくてもその食感は突出して個性テキだ。香りや味はさそどでもないが、若干加熱しすぎても独特の歯ごたえは損なわれるコトはなく使いやすい。
昨晩は例のパンチェッタと併せてペペロンチーノがベースのパスタに仕立ててみた。
エリンギとパンチェッタをフォークで突き刺しパスタを巻き取って口に運ぶ。肉の香りと塩分を吸収するようにエリンギの食感とパスタがプリプリと弾み、なんとも楽しい味なのである。
 冷えたスパークリングワインで仕切り直しをすれば食べ飽きるコトもなく、胃袋さえいっぱいにならなければ永遠に食べ続けたいとさえ思えるほど美味しい。
涼しくなったらクリームを使ったソース仕立てにして、フジッリなどのショートパスタで楽しんでみたい…そんな胸躍る想像をしながら終えた夕食なのである。




F1レースの勝者が上る表彰台で繰り広げられるシャンパン・シャワー
よく目にするのがこのマルティーニか
フルーティーでフレッシュ
辛口なのにパーンと拡散してゆくシルキーな悦楽
グランプリの時のように手荒に扱わず
そっと優しくグラスに注ごう
最もふくよかな瞬間を手に入れることができる