どうやって食べる『オープンサンド』

色とりどりな具材を並べておいて、スキなものをチョイスしては乗せて食べる…という方程式は、さながら“手巻寿司の洋食版”とも言えるオープンサンドである。

 コーヒーショップやカフェテリアの中にはガラスのショウケースに様々な具が並べられていて、指定の食材の組み合わせでパンを楽しめるトコロもある。「オニオンは多め、刻みオリーブも増量、ダイストマトは水っぽくなるからイラナイ…あ〜、やっぱりチョットだけ入れてー、ケチャップはヌキにしてマスタードとシーザードレッシングでね♪ハムの追加は出来るの?ダメかぁ…ん〜ならチーズも。モッツァレラはあるよね?」などとウルサイことを言っても店員はイヤなカオひとつせず、ただ黙々と機械テキに客のオーダー通りにサンドを完成に近付けてゆく姿には(とてもボクなどにはマネできない)と思ってしまうほど忍耐強さが必要だろう。
 お家ではジブンの好きカッテにできるので忍耐力は不要だが、そんなに様々な食材の準備なんかできないもんね〜なので、いーかげんかつアリアワセなオープンサンドになるワケよ。
基本テキには生野菜2〜3種とハムやタマゴのほかにマヨネーズさえあればケッコーなものが出来上がりソコソコに楽しめるものなのであるが、ひとつ困ったコトはポロポロとコボレてはテーブルの周囲に小間物をまき散らしてしまうコトなのだ。
 そんなトキにはもう一枚のパンをこの上に貼り付けてしまうのねー、そして手でギュウと折り丸めてモグモグするのが正解なのだ。ん〜ソレはオープンサンドとは言えなくなっちゃうじゃん!なのだが、いーのである。


スプレーブロッコリだよ
今が旬…なんだってね
霜に当たって柔らかくなった葉もたくさんの栄養を蓄えているし