小粒でも浜名湖産『あさり汁』

先日のたこめし日記でも少し触れたがいよいよ貝の季節到来なのである。少しばかり小粒ではあったが県内では名産地の浜名湖産とあれば買わないワケにはいかないだろう。

ところがその浜名湖に思わぬ暗雲が立ち込めているようだ。とにかくアサリが獲れないと云うのだ。
静岡県水産試験場浜名湖分場のデータでは環境悪化による漁場の消失の他に“ツメタガイ”の大量発生によるアサリへの食害がかなり関与しているとみられている。ココにも地球温暖化の影響が表れ始めているのではないかと思うのだが、水温上昇がアサリそのものの生育環境より食肉貝の大量発生を招いているという部分にちょっと恐ろしさも感じてしまうのだな。
稚貝の放流事業や貝の大きさ・1日の漁獲量・休漁日・操業時間・禁漁区などの規制も強化されているとは言うが、せっかくの保護もニクきツメタガイのエサを養殖しているようなものでムダな努力に終わってしまってはいないか。ココはひとつ官民一体となってその解決策を至急に講じないと「タイヘンなことになりますよ、奥さん…」なのである。
ボクは食したコトはないが幸いなコトに“ツメタガイ”は海ツボによく似た味で大変美味しいという話を聞いた。食用になりしかもそんなに美味ならばなぜスグに商品化してアサリ漁獲量の増大との一石二鳥を狙わないのか…と思うのだが、相変わらずお役所は風見鶏テキ当たらず障らずブナンにこなして定時出勤退出どーせオマエの生活なんかオレの老後にカンケーないもんね天下りで退職金ダブルインカムでヨユーの海外恥さらしツアーも平気のへーへーみたいな勤務体系&低能力非効率のカタマリなのだ。
まあヒトの悪口はいくらでも言えることで、ご本人たちはソレナリのご苦労も背負ってのコトとお察し申し上げる次第でございます。が、ミンカンの厳しさを少しは知れっ!なのである。
おっと落ち着いて下さい…美味しいアサリ汁でも召し上がって春の穏やかなヨロコビでも感じようではありませんか。







日没後の空
西に向かう航空機

2009.03.11. 17:36 @Fujinomiya-City