邪道と言われようが『豚キムチ焼そば』


やはり野菜を買うなら農民市場だ。採りたて新鮮、そして安い。この日も薬味のネギを購入に行ったのだが、まだ朝露がコロコロしているようなキャベツが1ケ¥50で並んでいて「ウム!コレで焼そばしかないじゃん♪」となるワケだ。
前回は豚バラチーズ焼などというヘンタイ系焼そばにしてしまい、とても富士宮焼そばとは呼べないモノを作って食した。
けっこー美味しくソレナリに満足なひと皿であったコトに気を良くして…というワケでもないが、ちょっと酸味の出始めてしまったキムチもあったのでまたしても豚バラ君に登場願っては一緒に炒めて焼そばに仕立てたのである。
チーズ焼の時はフツーのソース味で、コレがまたチーズとの相性が抜群でハマる味なのだな。ところがサスガにキムチにソースと云うのもナニだし…と、ヨケーなことはせずにキムチの旨味と塩分だけで勝負していただくコトにした。


せっかくの新鮮なキャベツがテに入ったので家人にはノーマルな富士宮焼そばを食してもらい、ボクはこのキムチ入りを実験テキに食してみるのだ。
豚肉、モヤシ、ピーマン、人参など中華料理のヤキソバのような具材を揃えゴマ油でサッと炒めたところにキムチを投入、麺をほぐし入れて水を少々射しさらに加熱する。
お味見をしてみるちょっと薄味すぎるかな〜だったので、塩だけをほんの少し振り入れ味を調えた。仕上げのトッピングには韓国海苔といきたいところだったが生憎在庫ナシで、ごくフツーの味付け海苔をチギって乗せたのね。
いや〜メッチャ美味いんですコレが♪
発酵食品であるキムチの旨味が焼そばの麺にシミ込んでいい感じだ。豚肉の甘味が全体をまろやかにまとめ、ヤサイのシャキシャキした食感にココロ踊るものがある。
「ソレならなにも富士宮焼そばの麺を使わなくたって…」と言われてしまうかもしれないが、やはりこの麺ならではの旨味と食感にはもう浮気などする気にもなれないのね。
邪道と言われようがヘンタイ系焼そばにもそのシナジーがしっかりと存在しているのだ。



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今日の富士山
朝は曇りで観測出来ませんでしたが、午前中には晴れ間も出てきました
気温11℃



10:37AM, December 10. 2009. @Fujinomiya-City