一年中出回っているほうれん草は、本来の旬が霜月から如月の頃までと言われている。食味もよく栄養価も高くなってくるのはやはり気温が低くなってからの方が有利なようだ。
特に厳寒期の二月に入ると路地モノなどは霜が当りツルツルと平らだった葉の表面には深いシワが入り縮れ葉となる。
そうなるとまた葉は養分と糖分を蓄えようと厚みも増して甘みの強いものになってゆくのだ。
近年はアク(シュウ酸)の少ない“サラダほうれん草”といった新品種も登場して、生で食すにはスバラシいお味を楽しむコトが出来るようになったが、やはりほうれん草の元々持っている香りや旨みを堪能しようとするならば在来種に軍配が挙がる。
厄介なアクを取り除こうとすると茹でるなどの処理が必要となるが、根元が赤い東洋種は比較的ソレが少ないのでいきなり炒めてもオッケーだ。今回はペペロンチーノがベースのパスタにするつもりだったので、フライパンで香りが立ってきたガーリック&オリーブオイルにドッサリと突っ込んで炒め、タイミングよく茹で上げたパスタをササッと和えるようにソテーしては出来上がりなのである。
ボクはいつもかなり強めの塩でパスタを茹で上げるのは、塩化ナトリウムの作用で沸点が上昇してパスタがしっかり加熱されプリッと仕上がる上にキッチリ塩分がシミてその後の調味がほとんど不要であるメリットがあるからだ。いちおー心配なので仕上げのお味見はするが、たいていはちょうどいい塩梅で失敗は少ない。
冬のトマトはハウスものばかりなのでイマイチなものの、こうしてほうれん草と一緒に加熱してやると甘み風味共に増してイイ感じになる。おサイフにヨユーのある向きはドライトマト、あるいはオイル漬ドライトマトなどを使えばより美味しいパスタになってくれるだろう。
そんなトマトがしっかりほうれん草の旨みをアシストして、食べても食べてもまだ食べ続けたいパスタとなる。
健康上モンダイのないお方ならパンチェッタなど加えるとスープリームな料理として食す者から喝采を浴びるコト間違いなしなのだが…
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ラントマンさん
おはようございます! ちゃんとした富士宮焼そばを出してくれるのかが心配です(笑)
のっけからマイナス発言でごめんなさい。というのも全国で人気が出てしまっているので、看板だけ「富士宮焼そば」でナカミは違うじゃん!みたいなお店が急増しているのも事実でして…
NPOさんがプロデュースするイベントなら富士宮の麺と食材を使って富士宮の地元っ子が作るのでしょうから大丈夫だとは思うのですが。
でも、嬉しいコトですね♪ ぜひコチラの美味しい庶民食を楽しんでください(o^∀^o)
harukoさん
おはようございます! きゃ〜“自家製トマトソース”なんて〜(^з^)-☆
いや〜ボクもトマトソースはジブンで作りますけど、その都度作って残った分を真空冷凍しておく程度で… そりゃ瓶詰で量産出来たらサイコーでしょう\(o^∀^o)/ いいなぁ〜トマトがいただけるなんてさっ!
真っ赤なトマトソースに濃いグリーンのほうれん草は見た目もキョーレツなコントラストで美しいですし、ぜひチャレンジしてみて下さい。スパゲティーやリングイネ、フェットチーネも美味しいですが“ペンネ”もそうしたソースによく合うと思いますよ♪
しかしホントにトマトが高騰していて参ってしまいますね、オマケにネギもかなり(´Å`)
みいさん
おはようございます! 縮みあがったモノって以外に柔らかい?(爆)
“ちぢみほうれん草”は山梨県や静岡県から北日本エリアでよく栽培されているようですね。宮城県でもかなりチカラを入れているようですから目にする機会も多いのでしょう。柔らかで甘みもあって美味しい冬の味覚です。
このほうれん草と牡蛎…みいさんはニガテですけど(笑)…を組み合わせた料理を作ったら美味しいだろうなぁ〜♪ そうそう『ちぢみほうれん草と牡蛎のクリーム煮』なんてメチャ白ワインに合いそうだしさv(o^∀^o)v
静岡も昨日は降ったりやんだりの雨でしたが、今日は朝からシャバシャバと…
sadaさん
Bonjour! Monsieur Sada (^o^)/
ちぎって売っているなんて意外だなぁ、習慣の違いって面白いものですね!
上品なお浸しのように茎や葉の方向をそろえてまとめる…という料理の提供方法が存在せず、スープに入れる・炒めて混ぜる・ピューレにしてしまうなど料理のカテゴリが別なんですね。
テキトーに作ってもちょ〜美味しいパスタですからぜひ食してみて下さい♪
あ、やっぱりワインは良く冷やした白ですかね(笑)