う〜ん、煮魚食べたい!『鯖の味噌煮』

このところ図らずもニクばかり食す結果となっていてナカナカに不快なのであった。もう少し暖かな季節であれば刺身で一杯♪とイキたいところであるが、この時期はやはり“煮魚”なのである。

丸々と肥え脂の乗った鯖を魚屋で入手してはブツリと筒切にしての調理が何と言っても一番にキマっているのは承知している。しかしなかなか思うようにさせてくれないのが人生というものであって、止むなく冷凍サバ…しかも朝食のオカズか弁当に添えるようなサイズの切身を持ちだすエロおやぢである。
こんなところで人生なんて持ちだして来るなよ!ではあるものの、コレもまた人生なのであってとにかくそうなのだ。シツコイか?いや、そんなコトはないだろう。
鯖の味噌煮の作り方は夫々に流儀をお持ちのことと思うが、ボクは近年このやり方が気に入って続けているのだな。そう、一旦素焼きにしてから煮る…というヤらしくそしてシャラッくさい調理方法である。和食の料理人が魚の切身に熱湯をふりかけてから煮たりするのと同様に、表面のヌメリや臭みを取ってくれるのは特に冷凍切り身の場合に有効な手法なのであって、表面が固まるので煮崩れしにくいと言うメリットも併せ持つ。
ただ新鮮な魚の場合はこの限りではなく、熱湯霜降り程度にとどめそのままサッと煮たモノの方が柔らかでジュウシイな身肉とトロトロの脂が楽しめるのは言うまでもないコトなのであって、この方法はどちらかというと保存食テキ色彩の強い料理だとも言えるのである。
まあそうは言っても出来たてを食せばソコソコ適度な弾力を保っていて美味いものだし、少々煮詰まり気味な味噌ダレがたまらなく酒によく合う。たっぷり生姜を利かせてその香りと辛味も楽しみたい。そしてコレに添える焼ネギなどの野菜がジツに嬉しい。そのままソレだけを食しても美味いが、甘辛味噌と鯖の身を一緒にクチに運べば至福の瞬間がやってくる。従って酒を飲り過ぎないようにセーブするのが非常に苦しい。人生はいろいろタイヘンなのである。




☆ でもやっぱり次は生のサバでイキたいですな、へへ♪とろとろ〜(^з^)-☆
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今朝の富士山
ちょっと霞んではいますが、ようやく復活しました

6:40AM




淡い紅の陽光が射す冠雪です

6:42AM, November 25. 2010. @Fujinomiya-City