完全地産地消の『富士宮やきそば』@なんぢゃもんぢゃ

ナニゲに夕刊の紙面にメを走らせていると“地場産100%「新麺」人気”という見出しにググッと引き寄せられた。おぉ〜コレは富士宮の話題ではないか、しかも例の富士宮やきそばに使う麺のハナシでもある。

サッと読み取れば要は地元産小麦粉を使った焼そば麺を作ったので従来のモノとの違いを確かめ楽しんでもらいたい…ということなのだな。お安い御用でごじゃる、翌日早速お家からクルマで10分足らずのJAマーケットに急いだエロおやぢなのであった。
早いものでこの施設もオープンして3年が経っていた。初期に一度アシを運んだことがあったが、なんだかいまいちサエないし価格もそう安くない、コレならいつもの農民市場のほうがいいや…と再び行く機会はなかった。
ところが今回行ってみると店舗の内容が一変していて、地元産にコダワった品ぞろえにはナカナカに見事なものがある。う〜む、ちょっとウカツだったなあとハンセーしつつ色々と見て回った。かなり使えそうな食材もあってこれからはメを離せなくなりそうだ。
さてその新麺とやらを探したのだがどうにも見当たらない。商品チェックをしていた職員男性に訊くと「発売予定は来月上旬だが、小麦の収穫に左右されるので発売日時とその供給量・価格はなんとも不安定要素が多く、お客様に確実なお約束を出来ずに困っている」とのことだった。そうか、その商品“小町むしめん”は未だ先のお楽しみなのね。
代りに同じ製麺所の焼そば麺を購入してきた。コチラも国内産小麦粉100%使用を謳っているので安心だし、製法からして独特のものがあるらしくワクワクしてしまうではないか。そのレポートはまた後日、ええとても美味しかったのよ。

代替品をテに入れたとはいえ少々落胆の色が見えるボクに職員男性が耳よりなハナシをしてくれた。マーケット「う宮ゃ〜な」に併設されている食事処…たいへんカタい正式名称は“都市農村交流促進施設”であって「なんぢゃもんぢゃ」と云うなんだか江戸の下町風なナマエがつけられているが…ソコでこの麺を使った富士宮焼そばが食べられるというコトだった。おぉ〜ソレは有難や♪なのであって、ちょうど昼めし時なので暖簾をくぐってみるのである。
しかしこのテの施設というのは税金補助やその他の基金によって設立運営されているものが多いが、なんともシュミの悪いナマエが多くていけない。たいていは「長生館」とか「いきいきナントカ…」など判で押したようなパターンで、いかにもヒマ老人のためのというカンジが匂ってつまらないのだな。おっとカンケーないハナシにまた脱線だ。
そうそうソコは地元産の食材を使い手造りの料理を提供する施設であって、メニューは手打ち蕎麦・うどん・焼そばなど…。ただし入口の券売機で購入してカウンターに提出し、あとは席の確保や水や茶の算段は全てセルフで行うという形式である。なんだかJAの“御上意識”みたいなものをチラ見してしまったようで残念である。
富士宮やきそばのお味はジツにトラディショナル、少々甘めのソースではあるが桜海老なども使われていて美味い。もちろんキャベツは富士宮産、肉かすは朝霧ヨーグル豚、だし粉と桜海老は蒲原、ソースは浜松のトリイソース…と素晴らしいラインナップだ。コレで紅生姜ではなくミカチャンならカンペキだったんだけどなあ。
それよりやはり特徴はその麺であった。平素食しているものに比べコシがより強く風味も明確だ、コレはイケてる麺だぜ! いや〜七月が楽しみなのであるぞ。


う宮〜なJA富士宮ファーマーズマーケット
http://umyana.ja-shizuoka.or.jp/





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